本記事では、櫻井千姫さんの「天国までの49日間シリーズ」の読む順番を解説します。
今回ご紹介する作品は、櫻井千姫さんが日本ケータイ小説対象で対象を受賞した作品のシリーズです。
このシリーズでの主人公や登場人物は、いじめや、ある出来事のせいで命を落としてしまいます。
そんな中、小説の中で主人公や死んだ登場人物は49日間で
- 天国に行くのか
- 地獄に行くのか
の決断を迫られていくという物語です。
新刊情報
2023/5/19 天国までの49日間 絶対に忘れない、君との約束
2021/12/28 天国までの49日間~ファーストラブ~ (スターツ出版文庫)
いじめ問題や命について考える作品として読書感想文としてよく読まれていることでも有名ですね。
中高生などを中心に読まれていますが、大人や保護者が読んでも色々なことを考えさせてくれる本です。
では以下でそんな「天国までの49日間シリーズ」の読む順番を解説します。
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目次
天国までの49日間シリーズの読む順番と新刊情報まとめ
国までの49日間は全3シリーズとなっています。
以下が出版された順番と概要ですので、最初にどれを読んでいいか分からない人は参考にしてみてください。
ではそれぞれの概要を見ていきましょう。
1.天国までの49日間
「天国までの49日間」。これは著者、櫻井千姫さんが最初に執筆した作品です。
2008年に書き上げられ、第5回ケータイ小説大賞にて大賞を受賞しています。
主人公は14歳の女の子、折原安音で、クラスメイトからのいじめに苦しみます。彼女はついに飛び降り自殺を図ってしまい、死んだ直後目を覚ますとそこには天使がいました。
その天使は天国に行くか、地獄に行くか49日間の間に自分で決めるよう言い残し、彼女は自分の心と向き合っていきます。
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2.天国までの49日間~アナザーストーリー~
今回の主人公は高校2年生の「芹澤心菜」です。彼女は東高で一番目立ち、不良でもある及川聖と付き合っています。
そんな二人はある日覆面の男に襲われ、聖は命を落としてしまいます。
聖の前にも天使が現れ、49日間で天国に行くか、地獄に行くか決めるよう告げられます。
生き残った心菜と少年榊、幽霊の姿で現世に戻る聖、3人は犯人を探し始めます。
聖の死の真相とは?感動のラストに注目。
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3.天国までの49日間~ラストサマー~
霊感がある稜歩はそのことをコンプレックスとして生きてきました。
そんな女の子が主人公の物語。
高校に入ると同じグループの友達がいじめを始めてしまいますが、止めることができません。そんな中、いじめにあっていた梢は電車に飛び込み自殺してしまいます。
いじめを止めることができず、責任を感じて悩む稜歩の前に幽霊として現れた梢。
なんと梢は自殺ではなく、他殺だと言います。二人は犯人を探し始めます。
いじめの加害者と被害者という関係が変わっていく様子に注目。
4.天国までの49日間〜ファーストラブ〜
2021/12/28に第4巻も発売!あらすじは以下の通り。
霊感があり生きづらさを感じていた高2の稜歩は、同じ力をもつ榊と出会い、自信を少しずつ取り戻していた。でも榊への淡い恋心は一向に進展せず・・・。そんな中、ファンをかばって事故で死んだイケメン俳優・夏樹が稜歩の前に現れる。彼は唯一の未練だという「初恋の人」に会いたいという。少しチャラくて強引な夏樹に押されて、彼の初恋の後悔を一緒に取り戻すことに。しかし、その恋には、ある切ない秘密が隠されていて――。死んで初めて気づく、大切な想いに涙する。
5.天国までの49日間 絶対に忘れない、君との約束
続いては「天国までの49日間 絶対に忘れない、君との約束」です。
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「天国までの49日間」シリーズの映画化、ドラマ化情報は?まだなし
ちなみに本作については元々が携帯小説、そして紙媒体も発売され、シリーズ化も成功した。
となれば次はドラマ化、映画化では??と考える人もいるかと思います。
結論から言うと、本シリーズは映画化、ドラマ化はなされていません。(2021/9現在)
ただ企画がポシャったみたいな話も聞かないのでそのうち来るんじゃないかなと思っています。
「天国までの49日間」シリーズが好きな人におすすめしたい本3選
最後にこのシリーズが好きな人へ、次に読むべき3冊を紹介します。
いじめ 心の中が覗けたらー漫画 明日が来る
朝日中高生新聞で連載され、多くの中高生から寄せられた投稿を基にした漫画です。
いじめに悩んでいる人、いじめを辞められない人、止められない人。様々な人たちの本音を知ることができ、多くの人の悩みを解決する手助けになると思います。
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明日死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問
ひすいこうたろうさんの本、「明日死ぬかもよ?」は、命について考えたい人はぜひ読んでいただきたい本の一つです。
今までに大切にできてなかったもの、大切にしたいもの、これからどう生きていきたいか、死ぬ前に何を自分は後悔しそうなのか。様々な質問を投げかけてくれます。
子供から大人まで、誰が読んでも命について向き合わせてくれるおすすめの本です。
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余命1ヶ月の花嫁
映画化もされた「余命1ヶ月の花嫁」は、24歳の女性が送った乳がんと戦った闘病生活を題材とした実話の本です。
「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」というTBS系列の報道番組でドキュメンタリーとして取材されたものですが、彼女の最大の夢である「ウエディングドレスを着ること」を叶えるためのストーリーは何度読んでも泣けます。
実話であるからこそ、響くものもあります。
こちらも命について考えたい人におすすめした本です。
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今回は「天国までの49日間」シリーズをご紹介しました。
ふとした時に命と向き合わせてくれる本を読むことは自分にとって大切な時間になると思います。ぜひ読んでみてくださいね。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。