お疲れ様です、シリーズ本ブロガーのたkるです。
今日はあさのあつこさんによる大人気時代小説「針と剣シリーズ」について、
- あらすじ
- 読む順番
を解説していきます。縫箔屋の一人娘おちえと剣を捨てて職人になりたい一居を描いた江戸時代ものです。
では、参ります。
最新情報
2022.12.08 第2巻『風を結う』の文庫版発売
目次
あさのあつこ「針と剣シリーズ」とは?江戸時代を描いた風変わりな設定の小説です。
まずは概要を簡単に解説します。
「針と剣シリーズ」は、あさのあつこさんによる作品で、ジャンルは時代小説。江戸時代における、
- 剣に興味を持つ縫箔屋の一人娘おちえ
- 剣を捨てて職人になりたい一居
を描きます。
士農工商がきっちり分かれていた時代にして職業選択の自由を問う作品と言えますね!
で、この2人の周りで殺人事件が起きたりするのでそれを解決したりしつつ徐々に絆を深めていく・・・
というストーリーになります。
- 読みやすいけど、面白い
- 一見突拍子もない設定にもちゃんと根拠がある
などさすがはあさのあつこさんとの評価が高く、特に同著者の「弥勒シリーズ」と合わせて評価されることの多い作品です。
もし本シリーズを読んでハマった人は弥勒シリーズも是非どうぞ!
あさのあつこ「針と剣シリーズ」の読む順番と新刊情報
続いてはあさのあつこ「針と剣シリーズ」の読む順番です。
現在刊行中の作品は以下の通り。
- 1.風を繡う 針と剣 縫箔屋事件帖
- 2.風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖
今の所はこの2巻です。第2巻は2020年7月に発売されました!
是非読んでみてください。
では、それぞれの簡単なあらすじを紹介します。
1.風を繡う 針と剣 縫箔屋事件帖
まずは第1巻の「風を繡う 針と剣 縫箔屋事件帖」です。
こちらでは、着物へ刺繍や箔付けをする縫箔屋を舞台に、一人娘だが細かい作業が苦手で道場通いが趣味な「おちえ」と縫箔屋に弟子入り希望の浪人「一居」の2人が登場します。
本来の職業と真逆を目指し修行を積む2人の周りで、殺人事件が発生し・・・
というミステリー仕様な新時代小説、スタートです。
2.風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖
続いては第2巻の「風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖」です。
こちらでは、町医者の宗徳が登場します。
この宗徳、丸仙で一居の姿を目にした途端、「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、その直後に謎の死を遂げてしまいます・・・
果たして宗徳は一居の過去を知っていたのか、それとも他人の空似だったのか・・・謎を抱えたままに進む第2巻。新発売です。
2022年12月に文庫も出ました↓
終わりに
そんな感じが針と剣シリーズでした。
あさのあつこさん、最近時代小説にはまっているんでしょうか。面白いので全然良いんですが、個人的なイメージはバッテリーとかの青春スポーツ物だったので意外でした。
いずれにしても、作者特有の瑞々しい人物描写や設定が魅力のシリーズです。是非読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。