半藤一利さんの昭和史三部作シリーズの読む順番について解説します。
結論から言うと作品内の歴史が若い順でOK。
- 昭和史 1926-1945
- 昭和史(戦後編)1945~1989
- 昭和史B面
これで終わりなんですが、オススメの本なので以下でもうちょい詳しく見ていきます。
幕末史とかもあります。
目次
半藤一利「昭和史三部作シリーズ」とは?
まずはそもそものところで半藤一利さんの昭和史三部作シリーズとはどのような作品なのかを解説していきます。
半藤一利(はんどうかずとし)さんは歴史学者で、昭和史シリーズとは文字通り昭和の歴史を書いた本になっています。
歴史書って教科書で学んだからええわ!という人も多いかと思いますが、教科書は比較的偏った内容(反戦寄り)です。
なのでそこだけだと見えてこない太平洋戦争への道(実際のところ)みたいなところが、この「昭和史」の中で語られます。
ストーリーになっていて面白い上、語り口はフラットなので、わりと取っつきやすい作品でおすすめ。
※調査もしっかりなされている印象あり。
ちなみに著者は1930年生まれで、実際に太平洋戦争を経験した人でもありその辺のリアリティもありです。
個人的ジャンル別オススメ本の歴史カテゴリーにノミネートしている作品でもあります。
半藤一利さんの昭和史シリーズの読む順番
ではそんな半藤一利さんの昭和史シリーズの順番について解説していきます。
三部作と呼ばれるのが
- 昭和史1926~1945
- 昭和史(戦後編)
- 昭和史B面
で、これらはこの順番で読むのがオススメです。(刊行順)
まずはここから↓
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というのは昭和史➔昭和史(戦後編)は歴史の流れ的につながりがあるのでこの順番のほうが理解しやすいためで、
昭和史B面は昭和史(A面)を読まないとイマイチB面の意味が理解しづらいため。
なので、
昭和史➔昭和史B面➔昭和史(戦後編)
でもいいっちゃいいんですが、戦前ばっかり学んでも飽きるかなと思ったのでこの順番としました。
ちなみにB面って何?というと、一般民衆の関心事とかそんな感じです。
あとは「世界史のなかの昭和史」って言うのもあって、これも併せて読むとなお理解が深まりそう(自分は未読ですがこっちを三部作の完結編に入れるという説もある)
もう一回まとめるとポイントとこうです↓
- 昭和史1926~1945
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(2024/11/30 14:28:51時点 Amazon調べ-詳細) - 昭和史(戦後編)
- 昭和史B面
で読もう。
半藤一利さんのその他歴史本のおすすめ
ちなみに半藤一利さんは得意分野は昭和かなと思っているんですが、それ以外の時代についてもいくつか本を出しています。
この辺も興味があったらぜひ読んでみていただきたいのでまとめます。
- 別の時代を学ぶ
- 戦中を詳しく学ぶ
大きくこの2つがあるかなと思っています。
別の時代を学ぶ
別の時代の本としては幕末史とか、オールタイムの名言集とかが出ています。
幕末史 (新潮文庫)
・・・幕末史は昭和史同様かなりしっかり目に書かれています。ペリー来航から西南戦争までです。
名言で楽しむ日本史
・・・あとはオールタイムな歴史読み物として、歴史上の人物の名言をもとにそのエピソードを解説していくという作品もでています。こっちはわりと軽め。
戦中を詳しく学ぶ
戦中の各場面を掘り下げた本もいくつか出ています。
- ソ連が満洲に侵攻した夏
- ノモンハンの夏
- 日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日
こんな感じ。夏ばっかりじゃねえか!
と思うかもですが、なぜかそうなんです。でも夏に至るまでの経緯とかも書かれるから冬に読んでも大丈夫です。
確かこの辺はKindleUnlimitedにも入っていたはず?(2020年8月現在)
ぜひ探してみてください。
終わりに。歴史書は意外と新しい知識が得られるから乱読派の人もぜひどうぞ!
こんな感じが半藤一利さんの昭和史シリーズ他まとめでした。
最後に、これは自分自身の話なんですが、乱読派なのに何故か歴史書だけ避けて通っていたことがあったんです。
教科書で習ったし歴史はいいや。(新しい知識増えなそう)
と。
ただ、実際には歴史ジャンルの本を読むと、
- 自己啓発な学び
- 知っていると思っていたあらすじは浅すぎた
とかが意外にも豊富に得られます。
食わず嫌いしてたわ・・という人はぜひ半藤一利さんの昭和史だけでも読んでみてはいかがでしょうか。
ちょっとだけ価値観が変わるかもです。(自分は歴史書もええな!って思いました。)
そんな感じ。ではまた。良い読書ライフを!
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という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。