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ラジオ初心者におすすめな本「いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本」のレビュー

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本記事はインプレス出版の実用書『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本 人気講師が教える新しいメディアの基礎』をレビューしていく内容となります。

新しく音声配信(ラジオなど)を始めようと思っている人におすすめの1冊です。

お疲れ様です、実は最近コツコツとラジオ配信の準備を進めていたたkるです。

ラジオ配信するかーと読書ブロガーメイツの知り合いと話をしてて、

  • どんなコンセプトが良いか
  • どのプラットフォームが良いか

とか議論してました。

そんな自分が調査していて思ったこととしては、まだウェブ上には音声配信についてまとまった情報が少ないなということでした。

たkる
たkる
stand.fmとかhimarayaとか個別プラットフォームの使い方とかはあるけど、業界全体を網羅したのはなかった

なので結構情報を集めるのが大変で、なんかいい本ないかなーと思っていたところで出会ったのが本書「いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本 人気講師が教える新しいメディアの基礎」でした。

たkる
たkる
良さそうやんけ・・!!

と思って読んだら、(予想よりさらに)よかったので今日はこの本について解説していきたいと思います。

「いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本」とは?プラットフォームを網羅的に解説したおすすめ本

まずは本書『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』にはどんな内容が書いてあるのか、という点について簡単に紹介します。

本書は、音声広告会社・株式会社オトナルの取締役の著者らが

音声配信業界全体の流れ

について解説した本になります。

内容としては、

  • (音声配信が盛んな)アメリカでの近年の同行
  • 日本における音声配信プラットフォームの種類と特徴
  • 配信設備や伸ばし方のポイント

などが書かれていて網羅的です。

たkる
たkる
特に各プラットフォームでの収益化方法の違いなど、詳しい点まで踏み込んでいるのが良いです。

どのプラットフォームがどの国発で、どんな特徴を持っているのか、みたいな話は本書を読むと大体わかるので、

  • 音声配信をしたいけどどこでやろうか迷っている
  • 音声配信業界の最近の動向を知りたい

みたいな人に本書はおすすめです。

たkる
たkる
本書の概要はこんな感じ!
タイトル 「いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本」
出版社 インプレス出版
刊行年月日 2020/12/21初版発行
作者 八木太亮、江口立哉
評価 ★★★★

では以下では本書を読んで個人的に学びだった点をいくつか紹介していきたいと思います。

本レビュー・音声配信ビジネスについて学ぶことができた点まとめ

というわけでここからは個人的に学んだ点をいくつか紹介します。

本書は図表で一覧比較されているケースが多いので、もし本記事を読んで学びを得た!と思った人は実際に手元に本書を置いておくのがおすすめです。

たkる
たkる
順に見ていきます

音声配信業界の流行

まずは近年の音声配信業界の伸びについて本書の序盤で知ることができました。

具体的には、

  • BBCの2019年の調査で、ポッドキャストリスナーの95%が「ながら聴き」をしている
  • アメリカでは12歳以上の国民の51%が一度はポッドキャストを聞いたことがある
  • 報道のピューリツァー賞に音声報道部門が新設された

などの点を知ることができました。

たkる
たkる
伸び率のグラフとかもあって、やはり右肩上がりで伸びてました。

Spotifyの勢い

音声配信プラットフォームに関してみると、Spotifyが勢いがあるなという印象でした。

特に買収が盛んで

  • 2019年にAnchor, GILMAT, Paracastを買収
  • 2020年にThe Ringer, Megaphoneを買収

と2年で630億円以上の費用をかけ、覇権を取りにきています。

たkる
たkる
Anchorはいろんな音声配信プラットフォームに一括で配信をできるやつで自分がたまたま知っていたのもあり、「え、それも買収したんだ、つよ!」と思いました。

音声広告の利点

あとこれは特にソースがあるわけでなく、チラッと書いてあっただけなんだけども、

音声広告は人に嫌がられにくい

そうです。

たkる
たkる
確かに画像でバン!!と出るよりは、話の中でサラッと混ぜ込まれた方がウザくないなと体感として思いました。

ヒアラブル端末という概念

本書では音声配信側だけでなく、それを視聴するヒアラブル端末についても比較がなされています。

具体的には、

AirPods, Pixel Buds, Echo Buds, Zenny

などがあるそうで、それぞれの特徴はこんな感じ!

  • AirPods・・・ノイズキャンセル、Siri操作できる(Apple)
  • Pixel Buds・・リアルタイム翻訳できる(Google)
  • Echo Buds・・・アレクサ連携できる(Amazon)
  • Zenny・・・メールやライン、カレンダー、天気などを読み上げてくれる
たkる
たkる
いろいろあるんだなぁと思いました

音声配信プラットフォームと特徴

あとはメインコンテンツの1つとして、音声配信プラットフォームが総まとめされていたのがすごく学びになりました。

しかも全体で比較するだけでなくそれぞれのプラットフォームごとに数ページずつ取ってあってかなり詳細でした。

ちょっとだけ紹介するとこんなイメージ!

  • voicy…審査制
  • radiotalk…投げ銭。エンタメ系
  • himaraya…中国では音声小説も人気。有料、サブスク、投げ銭
  • spoon…韓国発。最大2時間のライブ配信あり。LIVE、CAST(録音音声コンテンツ)への切り替えも可能。投げ銭。
  • stand.fm…レター機能。URL限定公開が可能。パートナープログラムと月額課金チャンネル
  • REC. …スマホで編集ができる。効果音など。
たkる
たkる
自分用メモを貼り付けただけなので適当ですみません。本書ではちゃんと表になっています。

終わりに。音声配信・ラジオスタートの準備に本書はめっちゃおすすめ

と、こんな感じが本書『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』のレビューでした。

音声配信について、多分2021年1月現在で最も網羅的にまとめられている本の1つだと思います。

  • これから音声配信を始めたい人
  • すでに始めていてさらに伸ばしたい人
  • 知識として音声配信業界の動向を知っておきたい人

に本書はおすすめです。ぜひ読んでみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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最後に自分の購入したおすすめのマイクとかアームを紹介します。

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