「新年あけまして、今年の目標を立てていきたい!でもどうやって立てればいいかわからない!」という人もいるかと思います。
せっかく目標を立てようと思っても、ざっくりとしか目標を落とし込めていないと、結局は企画倒れになってしまうことも。
そうならないようにするには、目標からタスクまでが厳密に体系立てて積みあがっていることが重要で、そのための本もいろいろ出ています。
そこで、今日は新年の抱負、目標作成に最適な、目標のリスト化厳密化におすすめの本を紹介していきたいと思います。
新年のスタートダッシュの助けになれば幸いです。よろしくお願いいたします。
マインドマップ
まずは、思考を広げていきましょう。そのためのオススメ本としては『マインドマップ』がよいです。
マインドマップというのは、ある事柄に付随する内容を連想し、放射状に広げていくという手法で、アイデアを出すときに有効とされています。
そしてそのマインドマップを学ぶのがこちらの1冊『マインドマップ超入門』。マインドマップの生みの親であるトニー・ブザンの著作で、マインドマップのやり方やポイントについて書かれています。
本書を読めば、ありきたりな目標ではなく、自分が本当にしたいことは何なのかという点をひねり出すことができます。
シンプルリスト
続いて、出てきたアイデアをリスト化する上で重要なのが『シンプルリスト』という本です。
この本では、シンプルライフの体現者として有名なドミニック・ローホーが、「本当の自分に出会うためのリスト」、「感情的にならないためのリスト」といったように様々なリストを作ってまとめたもの。
このリストはローホー自身のものではありますが、このリストの選び方や表現が秀逸で、リスト化するイメージが湧いてきます。
自分も何度も読み返している本で、圧倒的に名著なのでリスト化するときにオススメ。
オープンウィンドウ
目標達成の手法としては、単純にリスト化するだけでなく、やりたいこと、達成したいことを8×8のマスに書いてそれを順次達成していくという方法もあります。
それがオープンウィンドウ64という手法で、この方法では、まず一番達成したい目標を一つ真ん中に書き、次にそのために必要だと思うこと(中目標)を周りの8マスに書いていきます。
さらにその周りの8マスの中目標を達成するのに必要だと思うことをその外側の8マスに書いていき、計64マスが埋まったら、あとはそれらを淡々と仕上げていけば、結果として真ん中に挙げた目標が叶う!というやり方です。
野球の大谷選手なども高校時代にこの手法を使って、ドラフト1位指名8球団から!という目標を立てていたそうです。
こんな感じ↓
とにかく達成したい大きな目標が一つに絞れている人にオススメ。
倒れない計画術
リストまたはオープンウィンドウ64で目標を具体化したあとは、計画が現実的なものかどうかをチェックしましょう。
そのためにオススメなのがメンタリストDaiGoの『倒れない計画術』という本です。
この本では、企画倒れになりやすい注意点とか、計画を淡々と遅れなく進めていくためのコツなどを心理学的なアプローチで解説してくれています。
高すぎる目標を立ててひとつきでダウン!みたいにならぬよう本書で計画の最終チェックをしましょう。
マイブック
最後に立てた目標を日々振り返るためのノートとしてマイブックがオススメ。
マイブックというのは新潮文庫から出ている変わり種の本で、中は日付だけ書かれていてあとは白紙です。
毎年なんとなく買ってしまう本。とりあえず1ページ目だけ書いた。 pic.twitter.com/DV6Q9z9ma8
— たkる@読書(外食)垢? (@takeru00022) December 29, 2018
えー詐欺やん、と思うかもですが、自らが本を作るというコンセプトになっており、日記帳として最適。
この本を開いているときに友人に「今何読んでるの?」と声を掛けられたら、「読んでるんじゃなくて、書いているんだ!」と返せるのもちょっとカッコよさげで利点かなと思います。
終わりに
新年の抱負を作るのにオススメの本をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
新年はエネルギーの高い季節なので、ぜひこのチャンスにきっちり目標を立てて有意義な1年を送っていきましょう。
という機会は本好きには多いかと。
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この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。