本好きの人の中には、「出かけるときは常に数冊以上の本を鞄に携帯し、本で鞄が重くなっている!」という人もいるかと思います。
かくいう自分もそのクチで、肩掛けのショルダーバッグの重量は10㎏を超えていることもしばしば。
ただ、この鞄の重さは、本の入れ方や鞄の持ち方などちょっとした工夫でけっこう体感が変わってくるものでもあります。
そこで今日は、本の大量に入った鞄の重さを少しでも軽くするための、ちょっとした小ネタを紹介していきます。
紙の本大量携帯派の人の肩こり緩和の助けになれば幸いです。
持っていく本は減らせない
まず、本題に入る前にちょっとだけ前置きをさせてください。
これは何度も言われたことです。
いや、でもそうではないねんな!と自分は言いたい。
- 「ちょっとした待ち時間にもしも本が切れてしまったら」
- 「もし読みたい本の気分と持って行った本のジャンルが合わなかったら」
そう考えると、自然と本が増えてしまうわけです。
活字中毒の本切れは、ヘビースモーカーがタバコを切らすようなものなので、どうしても減らすことはできないのです。
と、言い訳をしたところで実際に本の冊数自体は減らさずに、少しでもバッグを軽くするコツを紹介していきます。
本の入ったカバンを軽くする3つのコツ
では、ここから本がたくさん入ったカバンの重さを少しでも軽くするためのコツを3つ紹介していきます。
コツは以下の通り。
- 1.鞄のひもを太くする
- 2.きっちり整理して鞄の重心を安定させる
- 3.重い本を一部電子書籍化する
それぞれ説明していきます。
1.鞄のひもを太くする
まず一つ目のコツとしては、鞄のひもを太くするというのは簡単でかつ効果的な方法です。
というのも、バッグを肩に背負ったときの体感の重さは、肩とバッグの触れる面積によるからです。
具体的には、
肩にかかる重さ=バッグの重量÷肩の設置面積
となるため、ショルダーバッグの場合、バッグのひもを太くすることで、肩の設置面積を増やし、肩にかかる重さを分散する事が可能となります。
原理的にはリュックサックのように両肩で受け止めれば片方の肩当たりの重さは半減するし、あるいは四つん這いになって背中に鞄を乗せればさらに軽くなるはずです。
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2.きっちり整理して重心を安定させる
鞄の体感重量を減らす第2の方法としては、重心を安定させることが挙げられます。
これはどういうことかというと、「重心が上にあるほど軽く感じる」という法則を利用していこうということです。
イメージ図↓
重心が上にあり、かつ体に近い位置にあるものほど、重心の下に体を入れやすく、楽に持つことができます。
なので鞄と本の話でいうと、ごちゃっと適当に本を詰めて丸く膨らんだバッグよりも、きっちり縦に整理して入れた縦長でペチャっとしたバッグのほうが軽くなるということです。
なので本をキッチリ整理して、なるべくバッグが含まらないようにしましょう!
具体的なテクニックとしては、雑誌やムックなどの大型本を1冊入れて形を整えるのが有効。
3.重い本を電子書籍でもつ
鞄の体感重量を軽くする第3の方法としては、重い本を持ち歩かないことです。
そういってしまうと元も子もないのですが、例えば500ページくらいある技術書などで、とにかく重いけど絶対必要!みたいな本は、思い切って電子書籍で購入してしまうのも手です。
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本の重さは、それぞれの本に依存するところがあり、一番重たい本を電子書籍化するだけで、バッグ全体の重さはかなり軽くなります。
文庫本10冊+電子書籍リーダーとかなら、大型本3冊とかと同じ程度の重さだったりもするので、より多くの本を持ち歩きたい!という人は、全てではなくても重たい本だけでも電子書籍にするというのは有効です。
ちなみに最近の電子書籍リーダーは結構軽くて、文庫本1~2冊程度の重さ(200g)とかのものも多いので、電子書籍それ自体が重いということも心配ありません。
終わりに。最近では本を減らす方向も検討中!
ここまで本をいれたバッグを少しでも軽くするためのコツを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
本好きの人で、普段バッグが重すぎて肩こりに悩まされている!みたいな人の参考になっていたら幸いです。
紙の本派は重さとの戦いみたいな面は否めないですが、少しでも体感重量を下げて、快適な読書ライフを送っていきましょう!
ちなみに最近では現地調達という手法を新たに取り入れ、より軽量化を測っています。
そんな感じ!ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
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