本記事では柚月裕子「朽ちないサクラ」シリーズについて解説します。実は続編が2021年に出ています。
お疲れ様です、ニコイチ読書管理人のたkるです。
今日は、柚月裕子「朽ちないサクラ」シリーズについて見ていきます。
実は続編も出ているこのシリーズについて以下で詳しく解説していきたいと思います。
柚月裕子「朽ちないサクラ」シリーズとは?
まずはシリーズの概要について見ていきます。
シリーズ名 | 朽ちないサクラ |
---|---|
作者 | 柚月裕子 |
出版社 | 徳間文庫 |
既刊 | 2巻 |
受賞 | なし |
作者は
などで知られる柚月裕子さん。硬派な警察小説に定評のある著者ですね。
ただ本シリーズは、設定は重たいもののどちらかというとエンタメ寄りのスピード感のある内容となります。
Amazonのあらすじはこんな感じ↓
警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。(解説:村上貴史)
シリーズを通して(まだ2巻ですが)、内部の裏切り者が登場するのが特徴となります。
評価としては、スピード感はあるが犯人の心理描写が雑、警察サイドの封じ込め作戦が謎、などがよくある感じです。
グリグリなミステリーファンより、スピード感のある展開を読みたい人におすすめ。
朽ちないサクラシリーズの読む順番!続編第2巻:「月下のサクラ」発売
続いてはそんな朽ちないサクラシリーズの読む順番を解説します。
シリーズは2021年現在で2巻まで刊行中です。
- 1.朽ちないサクラ
- 2.月下のサクラ
1.朽ちないサクラ
まずは先ほども紹介したのですが、第1巻の「朽ちないサクラ」です。
こちらのあらすじは以下の通り。
警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。(解説:村上貴史)
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2.月下のサクラ
続いてはシリーズ第2巻の「月下のサクラ」です。
こちらは2021年5月の発売で文庫はまだ出ていません。
主人公が部署異動となった先でまたも事件が発生し・・というストーリー。
事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。
森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。
自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。
終わりに。柚月裕子さんのその他シリーズ本
最後に柚月裕子さんの本シリーズ以外のおすすめ本を紹介します。
◆柚月 裕子(ゆづき ゆうこ)
・「佐方貞人シリーズ」
…刑事を辞めて刑事事件専門の弁護士をしている主人公の物語!
・「孤狼の血シリーズ」
…暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う。ハードボイルドな作品です。映画化。
ぜひ読んでみてください。
では今日はこの辺で。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。