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本レビュー・サラタメ著『シン・サラリーマン』はオールインワンの必読書すぎておすすめ。

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本記事では、サラタメ著『シン・サラリーマン』をレビューします。

結論から言うと現代の社会人にとって重要なノウハウが詰まった「オールインワンの必読書」感がありました。

たkる
たkる
行きつけのコワーキングスペースの本棚で見つけて読みました。ビジネス系Youtuberの書でこんなに内容濃いのは初めて。そして(本の)物理的にも厚みありました!

以下で詳しく解説します。

いきなり本を見る

人生100年時代が到来。
「安定」の意味が180度変わった。

「大企業での出世」が
安定を意味しなくなった今、
あなたに真の安定をもたらすのは、
「3つの武器」を持つこと。

リーマン力 副業力 マネー力
これら3つの武器を持つ
シン・サラリーマンになることだ。

300冊以上の名著と、
ビジネス現場での実践から導き出した
実践ガイドは圧巻の600ページ超え。

サラリーマンの悩み、
この一冊で丸ごと
解決します!

サラタメ著『シン・サラリーマン』とは?概要とあらすじを解説

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まずは概要を見ていきましょう。

書誌情報

書誌情報はこんな感じ。

タイトル 真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン――名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法
著者 サラタメ
出版社 ダイヤモンド社
発売年月日 2021/12/7
ページ数 643ページ
著者サイト サラタメのホワイト転職

ビジネス系Youtuberのサラタメさんの初著作。

たkる
たkる
ビジネス系Youtuberの本だからふわっとした感じかなーと思ったらめっちゃ濃かった。

どんな本

内容としては

サラリーマンが安定して生きるための全ノウハウまとめ

といった感じ。

  • 「リーマン力」
  • 「副業力」
  • 「マネー力」

を3本の矢として、それぞれを細分化してコツを解説する内容。

特徴

特徴は、とにかく厚いことです。内容も見た目も両方とも。

そしてわかりやすい。

本書の中でも論理的に課題を細分化するとか、結論から伝えるやり方とかはあるのですが、それらのノウハウが本書の文章や構成にも活かされているので超読みやすいです。

なので厚いし濃いんだけど意外とするする30分くらいで読めます。(ここはやや感想)

サラタメ著『シン・サラリーマン』の感想レビュー!オールインワンでよかった

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以下では本書で学んだノウハウや感想を書いていきます。

本書での学びは個人的には本業系が多かったです。(多分そこが弱かったため。マネー力も弱いけど本書では割とサラッとだったので本業力の学びが多くなった)

ではそれぞれ見ていきます。

割と多いけど本書にはもっと多くのことが書かれているからぜひ本書を読んで欲しいところ。

3本柱の例えが上手いなと思った

本書では、本業も結果を出しつつ副業もできるといいよねっていう立場で、身につけるべき能力を以下の3つの力に分けています。

◆現代のサラリーマンが身につけるべくトライフォース

  • リーマン力(筋力)
  • 副業力(刀)
  • マネー力(盾)

で、この○○力の中の括弧が例えになるのですがこれが上手いなと思いました。

と言うのは、例えば副業でガツンと伸びて月収が本業くらいになっても、本業がダメダメだと結局良い刀をたまたま手に入れただけ感は拭えなかったからです。

逆に本業はバリバリで筋肉ムキムキになっても、会社が倒れれば無力。

あとはそこそこ稼ぐと資産運用系も効力が高まるので、このバランスかなと。

最近読んだ本で言うと『お金の大学』なども同じように力をいくつかに分けていたのですが、本書の筋力、刀、盾が自分にとってはもっともわかりやすい例えに感じました。

たkる
たkる
ちなみに自分は筋力と盾が貧弱です。

ライフシフト読まねばと思った

本書では著者が得た本の学びを転用(引用)している場面も多く、特に『ライフシフト』の例が何度か使われます。

「1998年生まれの場合、給与の25%を貯金しなくてならない。」(『ライフシフト』より)

・・これとかマジで!?と思って衝撃を受けました。

(1世代前の人は4%でよかったそう)

この『ライフシフト』と言う本、超ベストセラーで本屋とか行くと必ず平積みされているのですが、実は自分未読でした。

自分は書評ブロガーとしてちょっと調子に乗っていたなと思ってちゃんと読まねばと思いました。

たkる
たkる
最近続編の『ライフシフト2』も出た!

1巻↓

2巻↓

たkる
たkる
隠れた名作を探すのと並行で、ベストセラーは一応全部読むようにしようと思いました。

思考のピラミッドを改めて学んだ

本書ではビジネスマンがまあどの業界でも必要だよね!と言うスキルについて満遍なく書かれていてよかったのですが、

中でも思考のピラミッドの話はべらぼうにわかりやすかったので必見です。

(イシューを揃える)→結論を出す→結論を理由で支える→理由を根拠で支える

という流れで、これだけできていれば上司とかに怒られる率はかなり減りそうな感じがしました。(新入社員とか来たときにこれだけ教えたら良さそうと思って心にストックした)

あとブログとかもこの流れで書く方が読みやすい気がしたので意識しようと思いました。

たkる
たkる
自分は割と文章や思考がぐにゃぐにゃ(曲がりがち)です

そして括弧で囲んだイシューを揃えるみたいなのも地味に大事な気がしてて、ここを間違えた会議がどっかに飛んでいく率が高いのでここも意識したい。

  • イシューはスケール感がちょうど良いように
  • 理由は3つでmeceに
  • 根拠には体感をプラス
たkる
たkる
体感をプラスしていきたい。

会議の終了条件を決めておく

これわかってたつもりだったんだけど、(副業系で)結論でないまま終わる会議が多かったので今後や以下をしようとおもいました。

  • 最初に終了条件を決めておく
  • 決まったことを曖昧にしない
たkる
たkる
決めるだけで終わる答えのある会議は簡単なんだけど、新規事業どうするか、みたいな答えを誰も持っていないやつが難しい気してる。(其々がちゃんと準備しないとダメ説)

ホウレンソウは2、5、8割

報告、連絡、相談を略してホウレンソウっていいます。

これのタイミングが

完成度2割、5割、8割

が良いと言うのも学びでした。

自分は0割、3割、7割とかでやってて、ただそうすると、

  • (0割だと)全体像が見えないままイメージを詰めようとしてしまったり
  • (3割だと)完成形が伝わらなかったり
  • (7割だと)終盤で大きめの修正が入って(お互いに)キレたり

とかをすることがたまにありました。

なので今後は2、5、8割やってみようと思いました。

たkる
たkる
筋で覚えた。(麻雀ブロガーの側面持つもの並感)

ビジネス書はゲームの攻略本という例え

これ嫉妬しました。

ビジネス書は必要なところだけで良いと言うのはよく言われてるし、自分もそうだと思うのですが、それを端的に一言でまとめたこの言葉、すごいなと思いました

攻略本(今だと攻略サイト)を一から十まで全部読む人ってほとんどいないな確かにと。

しかもちょっと読んだらやってみるよねと思って、今後どっかでこれ使おうと思いました。

たkる
たkる
こういうどっかで使おうリストを貯めておくとどっかで使える。
  • 悩みに合わせて本を選ぶ
  • 攻略したい部分だけ読む
  • 試す

仕事はやらないが一番早い

笑った。そして確かにその通りだなと思いました。

やらないを選択肢に入れるの良いなと。

本書では

  • 断る
  • 即打ち返す
  • todoにいれる

の3択とのことで、本業とかでさまざまなしがらみにより「断る」が使えない場合は別として、副業とかでは「断る(やらない)」をしようかなと思いました。

あと、「朝に時間割を作る。」は忙しい日にやってみようと思いました。

たkる
たkる
朝弱くて大体起きてから1時間くらいはゾンビ状態なんだけど、なんとか頑張っていきたい。

転職の流れやステップに詳しくなった

転職の話がかなり詳細で勉強になりました。

転職の本とかって何冊か読んでみたんですが、どうも上滑りで実感が湧かないみたいなところがあって、本書でそれが解消されました。

特に自己PRの流れとかがなるほどなと思って、転職するとき使おうと思って、転職の時に使うリストに入れました。

  • 職種を固定し、業界だけずらすと給料が上がりやすい
  • 再現性と継続性を企業は見ている
  • PRは自分の軸、志望企業の魅力、マッチングで締める

時代の空気感を切り取った世界観は強い

これは強いだろうなと思った。

いわゆる意見が分かれるところ、新しく生まれた価値観のところ、になるから伸びが半端なさそう

ただ老害系アンチとの戦いに巻き込まれて消耗しそうな感じもややする。

たkる
たkる
幕末とかの世界観の情景浮かびました。

副業は最低でも週15時間は割けないと苦しい

やる気だけはあります!みたいな人が次に来たらこれ言おうと思ってストックした。

誰でも稼げるは基本罠もそうだなと思ってて、自分にもできそうだからブログやる、とかもダメだと思う。(そのジャンルだったらYoutubeやれやって思う時多い)

企業案件は跳ねるは確かにそうだなと思った。(行政、自治体案件とか取れたらさらに跳ねそう)

たkる
たkる
やる気あります!と言う人のブログみて3ヶ月後に更新止まってるのみると「は?????????」って思うなど。(稀によくある)

終わりに。若手ビジネスマン、仕事できない〜普通くらいに特におすすめ

本書すごくよかったです。

正直ビジネス系Youtuberの本って微妙(半分ファンブックみたい)なのが多い印象だったんですが、本書は違って一気に読みんでしまいました

  1. 行きつけのコワーキングスペースで何となく手に取る
  2. 何だこの本めっちゃ厚いぞ!?
  3. (読み始めて)何だこの本めっちゃ熱いぞ!
  4. 記事を書く(←今ここ)

こんな流れで、ギャップが大きかったと言うのもあるかもですが、オールインワンで社会人ノウハウがまとまっている本はなかなかないのでかなりおすすめです。

特に若手のビジネスマン(20代〜30代くらい)で、そこまで出世コースというわけでもないくらいの人に読んで欲しい1冊だと思っています。

最後にサラタメさんのYoutube載せて終わりにします。

ではまた。良い読書ライフを!

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