マクドナルドというとマニュアル化された丁寧な接客と、どこでも安定したサービスを提供することで有名なハンバーガーチェーンですね。
料理のオペレーションもさることながら、場所取りのうまさから、マクドナルドは「不動産屋」である、という人もいるほどです。
今日はそのマクドナルドに関する本を2冊読んだので、その比較紹介をしていきます。
マクドナルドマニュアルを学ぶおすすめ本2冊の比較レビュー!
今回読んだマクドナルド本は以下の通りです。
- 1.35歳になったらマクドナルドでバイトしろ
- 2.マニュアルを超える31の方法
ではそれぞれ見ていきましょう。
「35歳になったらマクドナルドでバイトしろ」
まずは「35歳になったらマクドナルドでバイトしろ」という本です。
この本では、ストーリー仕立てでマクドナルドのリーダーシップを学べます。
ストーリーとしては、大手広告会社に勤める主人公が、35歳の誕生日に上司から通告を受ける所から物語がスタート。
「お前、明日からマクドナルドでバイトしてこい」
わけもわからず、マクドナルドでバイトをする中で、主人公はマクドナルドが大切にする価値観やリーダーシップを学んでいくという本です。
本書を読むと、マクドナルドがなにを大切にしている考え方から、リーダーシップを発揮するためには何が大切なのかを学ぶことができます。
リーダーシップを学びたい人や小説が好きな人にオススメです!
「マニュアルを超える31の方法」
こちらはビジネス書方式です。
マクドナルドで重視している具体的な方策、タスクの細分化や基準の定量化による効率化などを学ぶことができます。
なので、すでにマクドナルドのマネジメントに興味を持っていて深いところを知りたいという人はこちらがオススメです!
例えば、マクドナルドの厨房では一連のオペレーションが流れ作業になるように調理器具の位置を決定します。
また、定量化に関しても一歩先を行っています。もしビックマックのソースが10gと決まっていれば、レバーを1回転させるだけで10gが出る装置を開発する。
このように作業をシンプルにすることで誰でも間違いなく作業を遂行することができるようにします。
また、教育に関してもハンバーガー大学という教育機関を作り、スキルアップを図れるようにしたり、アルバイトもファミリーの一員として扱うなど、先進的です。
マクドナルド幹部の経歴書には、「私のマクドナルドでの経歴はグリルマンから始まった」というようにアルバイトのときの経歴から書かれるというのも驚きです。
本の感想!マクドナルドはマニュアルだけではない!
マクドナルドではマニュアルが重要だと思われがちですが、マニュアルそのものではなく、マニュアルを使いこなす従業員のマネジメントや教育ポリシーなどがより重要であることがわかります。
特に「相手がしてほしいことをする」という価値観のプラチナルールを共有することが大切だといいます。
マクドナルドで重要視している法則は他の環境でもチームで仕事をする上では絶対大切なことばかりなので、ぜひ読んでみてください。
また、さらにマクドナルドのルーツを知りたいという方には、マクドナルド創始者の著作『成功はゴミがこの中に』がオススメです!
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世界的名著なのでぜひ読んでみてください。ではまた。良い読書ライフを!
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