「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。
本記事では、ジョジョマニア10人にどこから読めば良いか、どこが魅力かなどを聞いてきました。
ジョジョマニアは流派がいろいろありますので、自分にあった人の意見を取り入れていきましょう。
では参ります。
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目次
荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズとは?
まずは概要です。
タイトル | 「ジョジョの奇妙な冒険」 |
---|---|
作者 | 荒木飛呂彦 |
出版社 | ジャンプコミックス(集英社) |
既刊 | 『ジョジョの奇妙な冒険』(全63巻) 『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』(全17巻) 『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン』(全24巻) 『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』(全27巻)→単行本換算(上)だと計131巻!! |
メディア化 | アニメ化 |
こんな感じです。
ストーリー等はなんとなくどこかで聞いたことがあると思うので、以下ではこのシリーズが好きなマニアの人たちも「コメント」を掲載しました。
◆ジョジョシリーズのどこが好き??
とにかく個性的です。絵柄、ポージング(通称ジョジョ立ち)、台詞回し等々、似ている漫画はないと思います。
第1部から8部まで、ジョースターの血筋や運命としては繋がっているものの、それぞれが独立した話であるので何部からでも面白く読めるのも良い点です。しかし過去作も読んでいると2倍面白い、みたいな書き込みも深いです。 バトルは超能力系で、基本的に頭脳戦ばかりなので、勝てっこないと思った相手にも「そう来たか!」と胸が熱くなる勝ち方をするのも魅力です。その一方味方が負けて亡くなることも珍しくないので、えこひいきなしのドキドキ感が常にあります。 |
バトル漫画でありながら頭脳戦が特徴で出し抜いたりするところが読んでいて最高に気持ちが良いです。キャラクターも敵も味方も個性が光っていて脇役なんか存在しない荒木飛呂彦ワールドを堪能できます。名セリフも多く、大人になった今でも感動する作品です。 |
圧倒的な画力で描かれる強烈な個性のキャラクターたちが魅力です。そしてそれらのキャラクターが自由に動き回る、ストーリー構成力も際立っている作品です。 |
1部?現在8部まで、それぞれに全く異なるストーリーがあり、魅力的なキャラクターが沢山登場します。名言・迷言も数々あり、過去にあった誤植も含めて愛おしいです。画風も芸術的で、最初こそは少し苦手意識がありましたが、読めば読むほど好きになりました。 |
バトル漫画なのにスタンド能力自体は戦闘向きじゃないものがいたりとキャラクター一人一人が個性的です
戦闘向きの能力じゃないのに発想力で戦っていくキャラクターがいるのも魅力です |
キャラのポージングや服装が独特な世界観を生み出す芸術性の高い作画と、シリーズを一貫して描かれる人間讃歌、スタンドと呼ばれる特殊能力を駆使した心理戦が魅力です。 |
このシリーズの面白いところは、ジョースター家という一つの「血」を巡ってさまざまな出会いやバトルといった人間模様が描かれていくところです。前の部で出てきたキャラクターのその後が描かれたりするのも、魅力の一つではないかと思います。 |
開始からずっと「ジョジョの奇妙な冒険」のタイトルで連載していますが、章の完結ごとに主人公が変わり新たなジョジョと次なる物語へと繋がっていくところは、この漫画以外にない独創的な点だと思います。 |
章ごとで主人公が変化するのも特徴の1つです。(それによりどの章が好き?みたいなのはジョジョラー同士でよくある会話の1つ)
漫画「ジョジョ」はどこから読むべき?順番のおすすめ
続いては読む順番です。
大きく第1部〜第8部に分かれており、基本的には刊行順は一から読んでいくことになります。
ただそうすると全131巻を読破しなくてはならず大変です。
なので、おすすめのところから読み始めるなどの奇策もありと言えます。
前述した通り、ジョジョシリーズはその章ごとに主人公が変わります。
そのため、最低限重要な設定(スタンドなど)を押さえておけば飛び飛びで読んでも大丈夫なんです。
・・と言う前置きからいくつかここから始めよ!と言うアイデアを紹介します。
順当に刊行順で第1部から読む派
まずは順当に第一部から読む派です。
オーソドックスにいくならこれがオススメ。
どうせ全部読むんだしどこからでも良くね?という意見や、繋がりを重視する派などがいる一方、面白いのは第3部くらいからなので、ハマる確率を増やすように飛ばしたい派などもいます。
◆第一部から読む派の意見
大まかに1~6部と7~8部はわけて見ても差し支えないですが、順当に1部から順番に見て行ったほうが良いです。
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第1部から順に読んでいくのが最良です。登場キャラクターの成長を感じ、物語の繋がりや壮大さを感じることができます。
—
途中の部からでも楽しめるとは思いますが、どの部も後々の設定に重要な箇所があるので、1部から順番に読んでいくことをおすすめします。
—
どこから読んでも楽しめますが、やはり1部から順に読まないと理解できない事もあるため1部から読むことをお勧めします
イギリス貴族ジョースター家の一人息子・ジョナサン。紳士となることを目指し不自由ない暮らしを送っていた。だがその生活は「侵略者」ディオ・ブランドーの出現で一変。事あるごとにジョジョを陥れるディオの傍らには、石仮面が不気味にたたずみ……。
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スタンドの出る第3部から読む派の意見
続いては第3部から読む派の意見です。
第3部から読む派の意見としては、第3部が名作である点、スタンドという後に引き継がれる設定が初登場した点、などがノミネートされています。
また、アニメ化もなされているため、そちらから入るという意見もあります。
◆第3部から読む派
順番通り読むのが良いと思いますが、とりあえずジョジョ作品に触れてみたいと思っている人はまず3部を読むと良いのではないでしょうか。興味を持てばそこからさかのぼっても良いし、関連のある4,5,6部を読んでみても良いかもしれません。
—
絵柄に拒否反応を示す方が多いので、アニメから入った方が楽しめる気がします。
3部からスタンドというものが出てくるので、最低限3部は読んだうえで4部以降に行くといいと思います。
ある日承太郎の母ホリィが原因不明の病におかされるが、その原因は100年前に倒されたと思っていたDIOが復活したからでした。DIOは承太郎の先祖である第一部の主人公ジョナサン・ジョースターの宿敵で、100年前に海洋上の船で倒したはずでした。しかし現代になった今、DIOは生きており、さらにスタンド能力を手に入れた。DIOの肉体はジョナサンの身体を乗っ取ったものです。そのため子孫にも魂の電気信号のようにスタンド能力が影響しますが、子孫のホリィだけは闘争心も持たない人物であったためスタンド能力がうまく発言できず、ツタのスタンド象が発現しますが高熱をだして命の危険にさらされます。母を救うべく承太郎達はDIOを倒すためにエジプトへと向かいます。
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日本が舞台の第4部から入る派
続いては日本人が感情移入しやすいよう、舞台が日本の第4部から入ろう派の意見です。
第1部などはアメリカが舞台で時代設定もやや古いため、海外を知らない人はこのやり方もありですね。
◆第4部から読む派の意見
4部から始めるのがオススメです。完全に日本が舞台であるのは4と8だけで、8は4のオマージュであるので、4が先の方がわかりやすいです。日本が舞台で単発の話が多いのでとっかかりやすく、ジョジョ初心者さんは是非4部から読んでほしいです。
そのあとは、6部で大きな動きがあるので、1か2か3か5の中から気になった順に読めばいいと思います。5まで全部読んだら、あとは6、7、8と時系列を辿るのが無難だと思います。
“仙台市杜王町という日本の町が舞台です。主人公で高校生の東方仗助は一見ただの不良ですが、実は第2部の主人公ジョセフ・ジョースターの隠し子で、彼のことを調査しに来たジョセフの孫であり3部の主人公である空条承太郎と出会うところから物語は始まります。
3部の登場人物に引き続き、仗助もまたスタンドという精神パワーの特殊な能力を使うことができ、仗助の場合は治療・復旧の能力です。仗助はその能力を戦闘での攻撃にも応用し、杜王町で起きる数々の事件との戦いに身を投じることになります。
その中で虹村億泰や岸辺露伴といった敵とも和解し味方につけ、最後に出会う大きな事件と犯人に立ち向かっていきます。”
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スピンオフ小説『岸辺露伴は動かない』の読む順番は?
ちなみに本編はマンガですが番外編のノベライズとして『岸辺露伴は動かない』シリーズが出ています。
この刊行作品が以下の通り。
- 1.『岸辺露伴は叫ばない』(2018/6/19)
- 2.『岸辺露伴は戯れない』(2018/7/19)
順番もこのままでOKです。(短編集なのでぶっちゃけどっちでもよい)
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ちなみに集英社の小説アプリTanZakにも収録。待てば無料で読めます。(あと5部の後日談『恥知らずのパープルヘイズ』も来てる)
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ジョジョシリーズのおすすめの章は?
また、おすすめの章はどこかについて聞いてきました。
3部〜5部が人気でした!ここはややネタバレがあるので、読んでないひとは読んでから帰ってきてください。(気にする人は)
第3部「スターダストクルセイダース」
第3部のスターダストクルセイダース。今までの主人公は波紋という能力で戦ってきましたが、この第3部から初めてスタンドという能力が登場しました。
これは主人公の承太郎だけじゃなく仲間も敵もこの能力者であり、個々に能力やスタンド本体の姿が違うので、戦い方のバリエーションが増えて今までの頭脳戦がより味わい深くなったので好きです。
また敵キャラも憎めないキャラが多く、ボインゴオインゴ兄弟やホルホースなどちょっとドジなところがあり、人間味があふれる姿が惹かれるといったところもあります。
ーー
“第3部です。
ジョースター家とディオとの因縁が決着する部で、第1部・2部のキャラクターが年齢を重ねた姿で登場し、物語がずっと続いてきたことを実感する内容になっているところが好きです。一つの大きな区切りとなるこの第3部の完結は、感動すら覚えます。”
この章を読み直す↓
第4部「ダイヤモンドは砕けない」
“どれも本当に面白くて選べないぐらいなんですが、強いて言うなら4部としておきます。ジョジョシリーズにしては珍しく味方の死亡が少なく、全体的に明るい印象の部です。ラスボスが関わってくるまでは日常の中のバトルみたいな単発の話もあり、楽しく読めます。
そしてそのラスボスがまた魅力的なのも4部だと思います。彼の目的は平和に暮らしたいだけで、なかなかクセの強いラスボスです。スタンドのデザインと能力と名前がめちゃくちゃかっこいいのも4部のラスボスです。”
ーー
“4部
他の部と比べると日常的な設定でとても読みやすく、泣ける話やギャグ回も多いところが大好きです。
色々好きな話はありますが、特に好きなのが「イタリア料理を食べに行こう」の回で、トニオの料理を食べた億泰が語彙力豊かに料理について語り出すところです。”
ーー
“4部
戦闘能力の高い承太郎や仗助ではなく、相手の動きを封じるデバフタイプの康一が最後の最後に活躍したシーンは胸アツ展開でした”
ーー
“第4部 ダイヤモンドは砕けない
杜王町という狭い範囲内で話が展開していく、特殊能力を持った者たちの過ごす日常という非現実的なファンタジーが近くもあり遠くも感じられる世界観が独特。”
この章を読み返す↓
第5部「黄金の旋風」
私がいちばん好きな部は5部『黄金の旋風』です。5部のいちばんの魅力は、出会って数日の主人公たちが、結局ほんの数日で死に別れたりしてしまうわけですが、その短い間に友情を深め、運命に立ち向かって戦っていく姿だと思います。
また、暗殺者チームなどの適役の側にもドラマがあり、魅力的に描かれているのが面白さを増していると思います。
ーー
第2部と5部
共通して言えるのは主人公の能力が決して強くはない所です。正面から戦ったら絶対に勝てない相手に対し、有利に運ぶためにどうやって策を弄するかが超絶面白いです。5部は最後にチート成長しますが、そこまでの覚悟を決めた漢たちの闘いが熱いので僕は敬意を表しますッ!
第5部を読み返す↓
ジョジョシリーズと似た作品、合わせておすすめしたい漫画は?
最後にジョジョシリーズが好きな人に合わせてオススメな作品をジョジョマニアたちに伺いました。
ゴールデンカムイ
まずは北海道開拓者たちがバトルするゴールデンカムイです。
似てはいないかもしれませんが、ジョジョがジョースターの時代劇みたいな感じで、ゴールデンカムイも歴史になぞらえて描かれているので楽しめるかもしれません。
バトルは超能力系と武闘系と違っていますが、男の戦いで胸熱展開なのは共通していると思います。
(あと、ジョジョパロディもほんの少しあります。というか、主人公の杉元佐一のデザインがちょっと承太郎に似ています。)”
封神演義
続いては古代中国を舞台にした能力バトル漫画「封神演義」です。
バトル漫画で能力系が好きな方は「封神演義」という漫画がおすすめです。宝貝(パオペエ)という武器、または道具の力によって能力が使えるのですが見ごたえあります。
中国の神話や実話が題材であり、中には残忍な描写もあるのですが、バトル漫画としては考えさせられる漫画であります。
あと妲己がとても可愛いので一度は是非読んでもらいたいです。
暗い話も多いですが、その分明るいギャグ要素も満載なのでテンポがとても良いです。
大事なことなのでもう一度話しますが、悪女に騙されたいというМな男性読者さんには、是非妲己ちゃんを見てもらいたいです。自分の人生観が変わります。傾国の美女とはいったい何なのかというのを妲己ちゃんと物語を通じで堪能できます。
覚悟のススメ
続いては「覚悟のススメ」です。
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ジョジョの絵柄とキャラが受け入れられる人なら大丈夫だと思うので。こちらも覚悟のできた漢たちが多数登場します。
なんか小さくてかわいいやつ
続いては「なんか小さくてかわいいやつ」です。
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作風や画風は全くことなるが、ジョジョのような独特なセリフもあり、ストーリーもとても奇妙であるから。
レベルE
続いては「レベルE」です。
第四部が好きな方にオススメ。
実は地球には異星人が人間に紛れて生活しているという日常の中に潜む非現実、性格最悪な王子に振り回される心理戦にも似た攻防が面白い。
『血界戦線』
続いては『血界戦線』です。
『血界戦線』をおすすめします。ジョジョと似てチームで戦っている感じで、どのキャラクターも個性的な力を持っていて面白い作品です。
「うしおととら」
続いては「うしおととら」です。
“藤田和日郎「うしおととら」をお勧めします。
この作品も、最大最後の目的を果たすために進む物語の中で、様々な登場人物と時間軸が絡み合う緻密な展開が面白さを生み出していると思います。
主人公のうしお・とらと最大の武器である獣の槍の真実が分かる時は、身震いすると思います。”
簡単ですがジョジョシリーズの解説でした。
絵柄が独特ですがクセになる面白さがあります。ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。