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坂木司さんの作品読む順番、初心者にオススメの小説はこれだ!

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本記事では、坂木司さんの小説作品のおすすめと読む順番などを解説します。

「和菓子のアン」シリーズが有名ですが、それ以外にも本格ミステリー系「青空の卵」とかもあります。

本記事でわかること

✔︎坂木司とはどんな作家なのか?(作風や魅力)

✔︎坂木司作品どれから読めば良いのか?(初心者向けオススメ)

✔︎坂木司さんが好きな人が好きになるであろう作品(似た作家+作品)

以下ではまず作風の特徴から見ていきましょう。

坂木司とは?作風や魅力を解説。

まずは坂木司さんとはどんな作家なのかを簡単に紹介します。

特徴は以下の3点。

お仕事ストーリーが多い

お仕事ストーリーが多いです。

1人称で語られることも多いとお思います。キャラクターが魅力的。

一生懸命で不器用なキャラクターにぐいぐい引っ張られます!

日常の気づきを描く作品も多い

どこにでもいる人々の日常の気づきを描きます。

親しみやすく時にミステリー風で飽きさせない。

作風の幅は作者の力量だと思います。

・・いわゆる日常の謎をテーマしたミステリですが、お仕事ものであるとか、青春ものの要素もあり、物語として純粋に面白い作品が多いです。

そしてハイレベルな飯テロ

あとは和菓子のアンシリーズなどがそうなのですが、飯テロ小説が多いのも特徴と言えるでしょう。

・・読んだらお腹が減る作家として、夏バテ気味な時などにもおすすめです。

坂木司さん作品の読む順番!初心者におすすめの小説はこれだ!

続いては読む順番についてです。

好きな人のコメントは以下の通り。

どれからでも乱読で構わないと思いますが、お仕事小説の中でも初々しい「和菓子のアン」シリーズが入りやすいかもです。

ーー

和菓子のアンシリーズを読むのも良いし、お仕事ストーリー系を読むと楽しいです。違うシリーズは若干暗い印象があるので、あらすじを見て選ぶといいと思います。アンソロジー系も読みやすいです。

ーー

いくつかシリーズがあるので、シリーズものは発刊順に読まないと内容がわからないところがあると思います。

それぞれ見ていきましょう。

和菓子のアン(一番人気)

まずは一番人気であった和菓子系お仕事小説「和菓子のアン」です。

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「和菓子のアン」たぶん甘いものは多くの人に受け入れられる思わず選んでしまうテーマだからです。和菓子店のスタッフ、お客様とも個性豊かでひきつけられる。謎解きと共にアンちゃんの売り子としての成長も見ものです。

ーー

「和菓子のアン」が読みやすいと思います。デパ地下の和菓子店で働き始めた女の子の話です。個性的な周囲のスタッフに囲まれて主人公が成長していくお仕事ストーリーです。デパ地下の話なので想像しやすくて、エピソードも面白いです。おいしそうなものが出てくる話も多いので楽しく読めます。

ーー

「和菓子のアン」が好きです。お仕事ものとしても、和菓子屋のことがいろいろわかり興味深いし、絶対に和菓子が食べたくなります。と同時に日常ものミステリとしても秀逸です。

シリーズで続編も出ています。

>>坂木司『和菓子のアンシリーズ』の続編,読む順番,番外編情報まとめ!【第3巻「アンと愛情」発売】

「シンデレラ・ティース」

続いては歯科医を描いたお仕事+恋愛小説「シンデレラ・ティース」です。

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歯科医院が舞台の小説がなかなかなく、裏話的なくだりが興味深く面白かったです。これも謎解き要素満載で、淡く恋愛風味もあり。ちょうど歯科医に興味があったので個人的ヒットでした。

「ホリデー・イン」

続いては元ヤンホストの転身小説「ホリデー・イン」です。

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「ホリデー・イン」が好きです。元ヤンキー・ホストの主人公が、突然現れた息子のために生活が一変します。宅配便業者に転身しますが、二人の生活は波乱万丈の連続です。ぐいぐい読まされるストーリーです。周囲の人たちも独特で、力が入って読んでしまいます。人情&お仕事ストーリーです。読後感がさわやかです。

 

「青空の卵」

続いてはミステリーの「青空の卵」です。

「青空の卵」がお勧め。同じ舞台と登場人物による連作短編なので、とても読みやすいし、坂木さんらしい繊細さがよく出ている作品です。

『青空の卵』シリーズは、その後続編がいくつか出ているので、最初に読んだほうが良いです。

こちらはシリーズ作品です。

>>青空の卵から始まる引きこもり探偵シリーズの読む順番

坂木司さんが好きな人におすすめな似た作風の作家と作品

最後に似たテイストの作家と作品のおすすめをいくつか紹介します。

この辺が好きな人は刺さる率大ですね。

垣谷美雨「農ガール、農ライフ」

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どれを読んでも外れなしの作家、垣谷美雨さんの農業お仕事小説。作品よりも作者をプッシュです。

三浦しおんの「愛なき世界」

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三浦しおんの「愛なき世界」が意外にお仕事というか、専門家のストーリーで面白いです。お仕事+人情物語でおすすめです。読みやすいです。

北村薫「空飛ぶ馬」

北村薫「空飛ぶ馬」がお勧めです。坂木さん同様に日常の謎を主体としたミステリで、主人公の成長物語でもあり、坂木さんが好きなら面白いと感じると思います。

似鳥鶏「動物園シリーズ」

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似鳥鶏さん。同じような時期に同じような日常の謎を書いていた。ただ似鳥さんはかなり刊行ペースが早く、シリーズも多い。そしてどんどん日常の謎から離れ、いろんなチャレンジングな作品を書かれている。

ここまでは好きだけどこの作品は苦手だった、というのがわかりやすい方。坂木司さんに一番雰囲気が近かったのは、動物園シリーズだと思うので、まずはそれから読んでみるといいかもしれない。

近藤史恵

近い作家としては近藤史恵さんの名前も挙がりました。

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同じくミステリー作家で、小さな謎を得意としています。特に、元警察犬シャルロットが出て来るシリーズは、警察犬なのに臆病なシャルロットと、不妊治療を諦めて犬を飼い始めた主人公が登場するので、弱さや傷、挫折を抱えながら生きていく人を描いた坂木司の本と親和性が高いと思います。

***

以上が坂木司さんのおすすめでした。

かなり読みやすい文章で、かつジャンルも多いので、ぜひ自分に合った1冊を探してみてください。

筆者のオススメは代表作シリーズの「和菓子のアン」です。

高卒で百貨店の和菓子コーナーに就職した主人公(ちょいぽちゃ)が成長していく飯テロお仕事小説です。

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ではまた。良い読書ライフを!

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