本記事では山田詠美を初めて読む人にオススメな作品を紹介します。
- 山田詠美ってどんな作家なんだろう?
- 初心者はまずどの作品から入るべき?
と言う悩みがある人はぜひ参考にしてください。
では始めていきます。
山田詠美とはどんな作家?作風と魅力を解説
まずは概要です。
思春期の女性から結婚をした中年の女性までの恋愛の描き方がとても素敵である。登場人物がいつも魅力的。
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初期は黒人男性との恋愛を描く当時としては斬新な小説が多かったのですが、近年は日本を舞台にしたむしろ純文学よりの小説が多いかなと思います。読むと彼女独特のワールドに引き寄せられます。
こんな作家です。ちなみに作風が近い作家としては、
村山由佳さん、林真理子
が挙げられています。
作風は違いますが、表現の仕方が上手いという点で、村山由佳さんがおすすめです。
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彼女と同時期に恋愛小説を描いていた林真理子さんが近いかなと思います。2人とも、女性の揺れ動く心情の描写が上手だと思います。
山田詠美の読む順番!初心者におすすめな作品はこれだ!
ここからは山田詠美を初めて読む人におすすめの作品を紹介します。
- 僕は勉強ができない
- 放課後の音符
- Soul Music, Lovers Only
- つみびと
ぜひ参考にしてください。
◆読む順番の注意点は?
出版された順に読んでいくといいです。年齢が上手くマッチします。
初期と近年で作風が異なるので、まず手に取って読んでみると良いかなと思います。
僕は勉強ができない
まずは「僕は勉強ができない」です。
◆こんな作品!
映画化にもなった作品です。青春時代の淡い恋を描いていて、40代になっても胸がキュンとなる恋愛小説です。
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映画化された作品です。ちょっとクールな男子高校生が周囲の人々の人生模様に触れあいつつ成長してゆく物語です。
放課後の音符
続いては「放課後の音符」です。
◆こんな作品!
私が一番初めに読んだ本がこれです。思春期の恋愛の切なさがすごくよく描かれていて、こんなにうまく表現できる人はいないと思いました。
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繊細な女子高生の青春小説です。読み返すといつも懐かしいあの頃を思い出す、ほろ苦くて甘く切ない作品です。
Soul Music, Lovers Only
続いては「Soul Music, Lovers Only」です。
◆こんな作品!
海外の恋愛小説を読んでいるかのような素敵な作品です。短編小説なので読みやすく、特にソウルミュージック好きの方ははまると思います。
つみびと
続いては「つみびと」です。
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◆こんな作品!
ある事件をきっかけに書かれた本ですが、やっぱり何度読んでもこの人の表現の仕方は素晴らしいと思わせてくれる本です。
まとめ
山田詠美を初めて読む人にオススメな作品は以下です。
- 僕は勉強ができない
- 放課後の音符
- Soul Music, Lovers Only
- つみびと
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
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