本記事では塩野七生を初めて読む人にオススメな作品を紹介します。
- 塩野七生ってどんな作家なんだろう?
- 初心者はまずどの作品から入るべき?
と言う悩みがある人はぜひ参考にしてください。
では始めていきます。
目次
塩野七生とはどんな作家?作風と魅力を解説
まずは概要です。
◆作風と魅力
彼女の一連の著作を通して、日本の中で古代ローマ史・イタリア史・イタリア文化に対する関心を高めたことは高く評価されている。
作風が近い作家としては、以下が挙げられています。
◆作風が近い作家
塩野七生本人が、「私は”おんな司馬遼太郎”になる!」と言っているので、司馬遼太郎がオススメ。
この作家が好きな人は迷わずGO!逆に、塩野七生を読み尽くしたあともこちらに飛んでいきましょう。
塩野七生の読む順番!初心者におすすめな作品はこれだ!
ここからは塩野七生を初めて読む人におすすめの作品を3冊紹介します。
ぜひ参考にしてください。
◆初心者におすすめな作品はこれだ!
- 1.ローマ人の物語 (1) — ローマは一日にして成らず(上)
(初心者におすすめな取っ付きやすい作品) - 2.ローマ人の物語 (2) — ローマは一日にして成らず(下)
(コアなファンが絶賛!超名作!) - 3.チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
(忘れちゃいけない作家の代表作!)
◆読む順番の注意点は?
ローマ人の物語はシリーズものなので、(1)から順番に読むのが望ましい。
それぞれ見ていきます。
1.ローマ人の物語 (1) — ローマは一日にして成らず(上)
まずは「ローマ人の物語 (1) — ローマは一日にして成らず(上)」です。
◆こんな作品!
「知力では、ギリシア人に劣り、体力では、ケルトやゲルマンの人々に劣り、技術力では、エトルリア人に劣り、経済力では、カルタゴ人に劣る」
と言われたローマ人がいかにして世界帝国を築き上げたのかを知ることができて楽しい。
2.ローマ人の物語 (2) — ローマは一日にして成らず(下)
続いては「ローマ人の物語 (2) — ローマは一日にして成らず(下)」です。
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◆こんな作品!
北から南からと常に危機にさらされるローマだが、一人のカリスマに頼るのではなく政治システムを以って各々が貢献していく体質こそが、危機を乗り越え拡大繁栄し継続する要因ではないかということが分かり楽しい。
3.チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
続いては「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」です。
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◆こんな作品!
チェーザレ・ボルジアの波乱に富んだ生涯が見事に描き出されている。そして、読後は静かな感動に包まれるので一読されることをお勧めしたい。
まとめ
塩野七生を初めて読む人にオススメな作品は以下の3冊です。
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
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