本屋をうろうろしていたところ、マーケティングのコーナーで見慣れない本を発見。
それが『SKAT.18』という本。
今日はこの本を紹介していきます。
目次
『SKAT.18』の概要!5555本のコピーを収録
本書では各企業のキャッチコピーを決める応募作品を掲載していくという内容の本。
ちらしとかポスターに実際に採用されたコピーの他、一次選考通過作品、2次選考通過作品というように、惜しくも日の目をみなかったけど、切り口が素晴らしい作品も多数あり、なんと収録コピー数は5555本!
しかも紙は薄い紙を使っているので、ボリューム以上に内容は多くて、かつ物理的な本の重さもけっこう軽いです。
体積は大きいですが、持ち運びも意外と楽!紙の本派にもうれしい作りとなっています。
以下では、その数(5555本)はあたまおかしい(いい意味で)と思った『SKAT.18』について、その使い方として自分がおすすめだと考えた使い方を簡単に紹介されてください。
『SKAT.18』の3つの使い方
本書を読んでいて、こんな使い方ができるんじゃないか!と考えた内容を共有します。
これいいんじゃないだろうか!と思った使い方は以下の3つ!
1.コピーに困った時のアイデア帳に
2.ポスターのイラストレイアウトの参考に
3.就活のネタ集めに
それぞれ簡単に説明します。
1.コピーに困った時のアイデア帳に
まず一つ目の使い方はコピーライディングや広告作成などを実際に行っている人のアイデア帳としての使い方です。
本書では5555本ものコピーが収録されているので、それをパラパラとみるだけでも、かなりアイデアを蓄積できます。
なので本書を読んで「よし、考えるか!」とやると自然といいコピーが浮かんでくるはず。
2.ポスターのイラストレイアウトの参考に
二つ目はポスターのレイアウトのコツについて学べることです。
本書では、文章としてのコピーだけでなく、実際にポスターの中に絵と文字を組み合わせて掲載した例なども多数記されていて、文章を効果的に見せるコツとか、商品と組み合わせてのレイアウトとかを学ぶことができます。
POP作りとかを任された!という人にも参考になるはずです。
3.就活のネタ集めに
最後は就活のネタ集めとしての使い方です。
本書では企業別に実際に募集して選考を通ったアイデアたちが掲載されており、1次審査通過作品とかをみると、企業のどの部分を押していくかというのが千差万別で、「え、そんなサービスあったの!?」というのも色々あります。
例えば京セラの広告では「おばあちゃんの膝は京セラ製です」というコピーがあり、えっ、そうなの?とふつうに驚きました。
なので就活で企業研究をしなくちゃという人で、いまいちテンションがあがらないなーという人は本書のキャッチーなフレーズで学んでいくというのは有効です。
ちなみにSKATシリーズは毎年発売らしい!
これは自分は初めて知ったんですが、SKATシリーズは毎年発売されているみたいですね。
毎年5555本ずつ最新コピーをアップデートしていったら最強な感じがしてワクワクしました!
2017年版↓
終わりに
ここまで『SKAT.18』の内容について簡単に紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
実際問題収録数5555本はかなりすごいと思うので、名作コピーを知りたい人や企業について知りたい人、アイデアの参考になる資料が欲しい人などにはお勧めです。
1冊おいておけば一生使えるような辞書みたいな感じなので、アイデアマンを目指す人はぜひどうぞ!
ではまた。よい読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。