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本レビュー『最強の自己紹介』一流の挨拶の型を学べる1冊

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自己紹介が得意!という人はあまりいないのではないでしょうか。

しかし自己紹介は環境が変わるたび、そして新しい人と出会うたびにしなくてはならない行為で、使用頻度はかなり高い技術。

にもかかわらず、自己紹介のコツについてはいままであまり学べる機会はありませんでした。

と思っていたら、自己紹介の本が出版されていました!

その名も『最強の自己紹介(たった30秒で人の心をつかむ)』!

本書では、選挙候補者の政策秘書として働き、勝率88%という結果を残したことで「勝たせ屋」と呼ばれているという著者が、良い自己紹介のコツを紹介する1冊。

政治家でなくても自己紹介は人生において100回くらいはすることがあると思うので、その能力を高めておくことは重要なのでぜひ読んでみてください。

 

以下では本書で学んだ内容を紹介していきたいと思います。

自己紹介にも一流2流がある!よい挨拶とわるい挨拶の違い

本書で学んだ内容として、まずは良い自己紹介と悪い自己紹介の違いです。

特に悪い自己紹介というのが斬新で学びになりました。

ダメな自己紹介としては、一つは情報量がなさすぎてその人の人間性がわからない自己紹介。これはインパクトがなくて弱いです。

ただ、最弱の自己紹介は自慢と言い訳で構成されているような自己紹介で、以下のような感じだといいます。

PTAのあいさつの場面にて↓

「●●の母です。夫が開業医をしておりまして家を開けることができないので、役員を引き受けることはできませんが、よろしくお願いします。」

・・・これすごくないですか、自慢、言い訳、人任せと3冠です。確実に嫌われますね!

よい自己紹介は30秒200文字

で、逆にどんな自己紹介がいいのか、という話についてですが、本書では長さとして30秒二百文字がよいとされています。

そのくらいが長すぎず短すぎずちょうどいいんだそうです。

そして、情報は多いほうがいいが、プラスの情報だけを盛りすぎると感じ悪い感じになるのでマイナスも入れることが大切とのこと。

具体的には以下の型が推奨されています。

ちょっと長い冠言葉+名前

過去の失敗(共感)

今の自分

未来のビジョン

ちょっと長い冠言葉+名前をふたたび。

冠言葉って何?と思うかもですが、これは「誰もがダイヤモンド!失敗から魅力を引き出す●●です」みたいな感じで、自分のキャッチフレーズみたいなのがよいとのこと。

枕詞はスパッと5文字以下とかにしたい感もありますが、ちょっと長めの方が自己紹介としては印象に残りやすくおすすめです。

話し方のコツとかカラーや服装など選挙ポスターのノウハウも。

本書では、単に自己紹介のコツだけでなく、著者の選挙秘書としての経験を踏まえた個人のブランディング全般についてのノウハウも書かれています。

例えば、服装やポスターに関しても、誰にどんなイメージで見られたいかを考えて、それに合わせた服装やカラーを選んでいくことが重要だそうで、緑色はこんなイメージだからこういう印象で行きたい人は緑がいいよ!とかを知ることができました。

終わりに

ここまで最強の自己紹介で学んできた内容についてまとめていましたが、いかがだったでしょうか。

自己紹介だけでなく色々と意外とためになる本でした。

自己紹介の機会が近いかもという人や、自己紹介力をあげたい人などにオススメ。

 

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