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P・G・ウッドハウスのおすすめ本まとめ【英国紳士なミステリー】

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全世界で百年以上も読まれつづけるイギリスの小説家、P・G・ウッドハウスのおすすめ本をまとめていきます。

美智子様も愛読しているというノーブルな作家です。

ウッドハウスの代表作『ジーヴズの事件簿シリーズ』

まずはウッドハウスの代表作である『ジーヴズの事件簿シリーズ』です。

イギリス紳士の社交場には必ずジーヴズシリーズが置かれていると言われるほどの作品で、内容としてはとんち男の召使いジーヴスが、若旦那のしりぬぐいをしてく!というスタイルのミステリー小説となっています。

訳が複数あって紛らわしいですが、個人的には『ジーヴズの事件簿シリーズ』のほうが読みやすいかなと思っています。

 

より硬派な短編集『ドローンズ・クラブの英傑伝』

続いてはドローンズ・クラブの英傑伝です。

ストーリーとしては、ジーヴズのご主人も会員であるロンドンの名門クラブ、“ドローンズ・クラブ”で起こった奇妙な事件とかをユーモラスに綴っていくという内容です。

こちらはジーヴズシリーズに比べるとより淡々と進む短編ミステリー集かなと思います。

 

一族皆自由すぎ『マリナー氏の冒険譚』

続いては『マリナー氏の冒険譚』という作品。

内容としては、謎の紳士ミスター・マリナーの一族にかかわる面白話を集めた!みたいな内容で、主人公をはじめ、一族みんな好き勝手やっています。

ウッドハウス自身いちばん楽しんでこのシリーズを書いていたという話もあるみたいで、笑いのポイントは一番多いかなと個人的にも思っています。

とにかくクスリと笑いたい人にオススメ。

 

ウッドハウス唯一のスポーツ小説『P・G・ウッドハウスの笑うゴルファー』

続いてはウッドハウス作品の中で異例のスポーツジャンルである『P・G・ウッドハウスの笑うゴルファー』です。

ストーリーとしては、ゴルフにまつわる男女の短編集で、ゴルフを愛する人々のちょっとおかしな日常を描くという作品。

この作品でもウッドハウス特有のキャラの濃い登場人物たちによるユーモアは健在で、それに加えて100年前のゴルフのルールとか、ゴルフ魂とかそういうのも知ることができます。

終わりに

ここまでウッドハウスのオススメ本をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

最近リバイバル気味にブームが来ている作品で、新訳版とかが本屋でも置かれています。

ぜひチェックしてみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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