本好きともなると、夜中に読んだ本が「徹夜本」で、気が付いたら明け方ということも間々あるかなと思います。
そんなとき、翌日に特に予定がなければ、日が昇ってからゆっくり睡眠をとればよいですが、予定ありの場合はそうもいきません。
眠い!でも寝たら絶対寝過ごす!
というようなピンチな場面。
個人的な解法は、睡眠カフェで寝過ごさない仮眠をとるのがオススメです。
睡眠カフェというのはネスカフェが主催する眠るためのカフェ。快適な仮眠環境を整えたスペースとなっています。
以下では東京の大井町に常設された「睡眠カフェ」なるものを紹介していきます。
よろしくお願いいたします。
目次
夜読書をする本好きにとって徹夜本は交通事故みたいなもの!一定確率で引いてしまう!
冒頭で出てきた「徹夜本」というワードの意味が分かっていないんだが?
という人もいると思うので、まずは徹夜本の話から入って行きます。
「徹夜本」という言葉は、読書界隈でまれに使われる言葉でざっくりした意味としては「あまりにも面白すぎて徹夜して一晩で読み切ってしまった本」のことを指します。
徹夜本かどうか、というのは読む前には分からないことが多く、読み始めてもしばらくはわからないこともあり、回避が難しいので本好きの悩みの種です。
例えば小説などの場合、最初のうちはキャラ紹介とかでゆったりとストーリーが進んでいて、「じゃあ、明日も予定あるし切りの良いところまで読んだら寝ようかな・・・」と思っていたら、急にストーリーが進み始めてどこで読むのを止めればいいのかわからないまま最後まで読んでしまった・・・
という体験が、一度や二度はある方も多いのではないでしょうか。
読むスピードにも読みますが、たいていは本を読み終えて時計を見ると、午前3時以降とかであることが多く、「しまった!今から寝たら寝過ごすかもしれない!」という状況まで追い込まれていることが多いです。
個人的には「徹夜本」を事前に見抜くことは難しいと考えていて、徹夜本をかわすことよりも、徹夜本を引いたときにどう対処するかが重要かなと思っています。
少しでも寝たい!でも仮眠が爆睡になりそうなリスク
そんな感じで、徹夜本を引いてしまい、寝たいけど寝たら寝過ごしそうで怖いから結局徹夜してしまった!という場面は自分の場合、ままあります。
一人暮らしだと、自分の寝起きに自信がないと強気の仮眠は取りづらいものなんです。
でも、徹夜明けのまま遊びに行ったりすると後半きつくなってくる!
何とか安全に仮眠が取れる空間はないものか、と思って探していたところ、行き着いたのが「睡眠カフェ」でした。
睡眠カフェは寝過ごさない!コーヒーで目覚めもすっきり
ではここからは「睡眠カフェ」とは何かという話と、そのメリットについて紹介していきます。
冒頭でも軽くお話ししましたが、睡眠カフェというのはネスカフェブランドを提供するネスレ社が主催する「睡眠のためのカフェ」となります。
元々、東京や大阪で不定期に開催されていたものが、大好評につき大井町に常設化されることになったんだそうです。
この睡眠カフェでは、アロマ、川のせせらぎBGM、高品質の寝具、寝入りと寝起きに最適化されたコーヒーなどにより、ゴージャスな仮眠環境を作り出していくというのがコンセプト。
マッサージ+温め機能付きのアイマスク、あるいはi-phone連動で眠りの深さを測れるアイマスクを貸してくれたり、寝入りにはノンカフェインのコーヒーを、寝起きにはカフェイン入りのコーヒーを出してくれて寝入りと目覚めをすっきりさせてくれたりします。
さらに、枕の高さ、布団の固さ、普段の寝入りの態勢などを、事前にアンケートを回答して自分にあった寝具環境が提供されるように配慮もされています。
そんな感じで、非常に質の高い睡眠環境を提供されるというのがウリの施設なのです。
コースは30分、1時間、2時間、3時間とかがあります。
最長でも3時間という短さですが、質の高い睡眠が提供されるので徹夜後の仮眠には最適です。
睡眠カフェ行ってみた感想!いい点と注意点をまとめた
で、この睡眠カフェ、近場だったこともあり実際に行ってみました。
以下ではその感想というかレビューを紹介していきます。
まず自分が体験したコースについてですが、2時間の「睡眠コース」となります。
値段は3300円で寝入りと寝起きにコーヒーが1杯ずつついてきます。
そしてコンディションとしては徹夜明けで来店したのですが、結論を言うと徹夜明けの眠さは2時間で8割消し飛びました!
実際に体験してみてのポイントは以下の通りかなと思っています。
・睡眠は超快適!2時間で徹夜明けが解消できる
・服装はそのままなのでスーツとかだとちょっと寝づらい
・口開く人は水分不足になることもあるので、水を買っていくとよいかも
・トイレは途中でも行ける
・予約より早くても入れることもある
それぞれを簡単に紹介していきます。
睡眠環境は超快適!2時間で徹夜明けが解消できる
まずは睡眠環境ですが、これめちゃくちゃよかったです。
受け付けを済ますと電気の落とされた暗い部屋を移動して自分のエリアに入って行きます。
エリアは厚いカーテンみたいなものできっちり区切られていて、川のせせらぎBGMもあるので他のエリアの人の動きはあまり気にならなかったです。
で、ベッドは固めか柔らかめかが選べて、自分は固めにしましたが要望通り、沈みすぎず寝やすかったです。
最初は「初めてのベッドで時間制限がある中、はたして寝られるんだろうか・・・」と思っていたんですが、ふつうに5分くらいで寝落ちしてました(笑)
睡眠カフェの注意点1:服装は寝やすい恰好を
ここからは睡眠カフェに行く場合の注意点です。
一つ目の注意点は服装です。
睡眠カフェでは基本的に睡眠環境を提供してくれるだけで、服装は来店時の恰好そのままになります。
なのでスーツとかで来店すると、ハンガーくらいはありますがパンツは脱げないので寝づらいかも。
コーヒーは出るけど水は出ない!のど渇く人は水を持っていくとよいかも
注意点その2は水分問題です。
睡眠カフェでは寝る前にコーヒーが出てきますが、水は出てこないです。
なので、寝ている間に口が開いて水分を失いがちな人は、別途ペットボトルの水とか、マスクとかを用意しておくとよいかなと思います。
その他のポイント1:トイレは行ける
続いては睡眠カフェのトイレ事情についてです。
睡眠カフェでは、トイレは受付の外にあるので入るときに「トイレ大丈夫ですか?」と聞かれます。
とはいえ、寝ているときにトイレに行きたくなることもあるかと思います。
そんなときは、ふつうに受け受けを一旦出てお手洗いに行くことは可能。
そんなに心配しなくて大丈夫です。
ちなみに寝入り時にコーヒーが出ますが、カフェインレスなのでここも利尿作用はそんなに気にしなくて問題ないはず!
その他のポイント2:予約時間より早くても開いてれば入れてくれる
最後は予約時間より早く来てしまったケースについて。
自分の場合、13:00~の予約で12:30くらいに受け付けに行ってみたのですが、ふつうに入れました。
予約が空いていれば全然前倒しは可能みたいなので、早く着いてしまった人はダメもとで聞いてみるとよいです。
終わりに
ここまで睡眠カフェについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
まだ常設のスペースとしては東京では大井町にしかないですが、もしかしたら今後増えていくかもしれないサービスです。
しまった!徹夜本だ!と思ったときは、睡眠カフェの予約を済ませて、読書に戻るというのもまた一興。
ぜひ試してみてください。
では今日はこの辺で。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。