『笑う警官』より始まる佐々木譲さんの小説『北海道警察・札幌大通署シリーズ』の読む順番とあらすじをまとめていきます。
\最新情報/
- 2024/2/1 「警官の酒場」発売(憂いなき街の後日談?)
- 2022年12月15日「樹林の罠」発売
- 2022年5月13日「雪に撃つ」文庫化!
- 2021年6月「雪に撃つ」が発売
- 2019年12月6日に最新刊「氷の轍」が発売
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では始めていきます。よろしくお願いいたします。
目次
佐々木譲著『北海道警察・札幌大通署シリーズ』とは
まずは『北海道警察・札幌大通署シリーズ』とはどのような物語なのかを簡単に紹介していきます。
『北海道警察・札幌大通署シリーズ』は、北海道警裏金事件という実在の汚職事件後の北海道警察を舞台に、北海道警察・札幌大通署の警察官たちを描いた作品です。
主に警察組織vs警察個々人の戦いを描いており、第1巻の『笑う警官』では、無実の罪を訴える同僚殺しの容疑者・津久井 卓をめぐり、同じく津久井の元同僚の佐伯 宏一(さえき こういち)らが、彼の身柄を秘密裏に確保します。
警察側は津久井に対し拳銃の発砲許可を出しており、津久井をかくまう有志メンバーは、警察側からの刺客の特殊部隊を回避しつつ、彼を24時間後の議会へ証人として送り届けようと画策するが・・・
というストーリー。
警察vs警察官というのが新しい切り口の作品ですね。
『北海道警察・札幌大通署シリーズ』の読む順番まとめ
では続いて『北海道警察・札幌大通署シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
1.うたう警官
(文庫版改題:笑う警官 (ハルキ文庫))
9.氷の轍
10.雪に撃つ
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11.樹林の罠(2022/12/15)
注意!刑事マルティン・ベックの『笑う警官』は別シリーズです。
ちなみに『笑う警官』というタイトルを聞いた人の中には、『刑事マルティン・ベック 笑う警官』をイメージした人も多いかと思います。
ただこれはまったく別作品です。
一応名前が同じ経緯として、角川春樹に「マルティン・ベックのような警察小説を書きませんか」と誘われたためタイトルを寄せたそうです。
第1作の元々タイトルである『うたう警官』は自白するという意味の隠語ですが、わかりにくいので文庫化の際に『笑う警官』となったとのこと。
意味は分かりやすくなりましたが、マルティンベックとは紛らわしくなっていますね!
『北海道警察』シリーズドラマ化情報
続いては『北海道警察』シリーズのドラマ化情報です。
本シリーズのドラマ化としてはTBSで2011年から2時間ドラマ「月曜ゴールデン」枠で4作が放送済み。
主なキャストは以下の通り。
小島 百合(こじま ゆり) 演 – 財前直見
佐伯 宏一(さえき こういち)演 – 鈴木一真
大塚 サキ(おおつか サキ)演 – 松本莉緒
ドラマでは原作のヒロイン・小島 百合が主人公となっています!
終わりに
ここまで『北海道警察』シリーズについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
警察組織vs警察個人という新しい切り口の戦いを描いた作品なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。