大きめの本屋をうろうろしていると、荒俣宏さんの新刊「妖怪にされちゃったモノ事典」という本を発見。
自分は基本的に荒俣宏さんの新刊で辞典系が出ていたら即買うというルールがあるため、裏を見て三千円か地味に高いなとか言いつつも、気がついたら購入していました。
これまでの経験からして、全部読むと情報量が爆発してレビューを書けなくなるため、まだパラパラ見た限りですが、今のうちに一時まとめをしておきます。
荒俣宏さんの新刊「妖怪にされちゃったモノ事典」
まずは荒俣宏さんの新刊「妖怪にされちゃったモノ事典」の概要を紹介していきます。
この本では、主に妖怪の核となるアイデア、例えば枯葉が幽霊に見えた、とかジュゴンが人魚に見えた、とかそういうところの枯葉とかジュゴンとかについて語られる本。
荒俣宏さんは、なんでか色々な分野について知識がやばい方ですが、妖怪は特に専門領域とのことで、雑学的情報のオンパレードになることが期待されます。
ちなみにこれまでにもアラマタ大辞典みたいなタイトルでいくつか事典系が出ていて、それらがマイナー情報が豊富で良かったので、自分は荒俣宏、事典で新刊が出るとまあなんだかんだいって大体買います。
ただパッと読んだ感じでは本書は比較的マイルド気味。全然それでも情報量は多すぎるくらいですが、もっとマニアックなのを予想していたからちょっとだけ意外。
とか思いつつ、早速読み始めました!
荒俣宏さんの新刊「妖怪にされちゃったモノ事典」で面白かった点
まず読んでみての感想としては、全てが番外編のコラムのようだ、と感じました。
普通の本でも章と章の間にコラムとしてちょっとした雑学とかエピソードみたいなのが挟まることってあるじゃないですか。
この本だと全部がそれです。
つまり、雑学の宝庫。
今のところで面白いなと思ったのは、「鬼」の言葉のもとは「いない(存在しない)こと」を表す「穏(おぬ)」という言葉であるということと、ツチノコみたいに足がないトカゲ、あるいは足のある蛇みたいなのは世界ではそんなにレアではないという話。
前者については、「じゃあ、鬼ごっこって、実は鬼だと思っていたら逃げている方こそが鬼(おぬ)だったのか?前提が崩れるぞ!」と思ったり、
後者については、「これか!これが最近『ファクトフルネス』で言っていた文化によって常識が違う例なのか!?」と思ってタイムリーさを感じたりしました。
ちなみに中国にはずんぐりした胴体とめっちゃ短い手足のオオアジタトカゲというのがいて、それが本書で写真があるんですが、まさにツチノコでした。
ただ割とレアな生き物みたいでフリー素材とかなかったので鬼になる方は本書かトカゲ図鑑みたいなので確認ください。
終わりに
ここまでざっくり15分くらい読んだところでの感想をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
読み進めるにつれて、徐々に情報を付け足していこうかなと思ってます。
荒俣、図鑑、とか荒俣、事典は大体あたりといっても過言ではないので、どこかで見かけたらぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
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