世界的なYouTuberである著者が自身のやって来た内容をまとめた『そろそろ、大好きなことで生きていこうよ!』という本。
世界のYoutuberは論理的な起業家みたいな人も多くて、本を読むとそのビジョンとか熱意とかが知れて面白いです。
で、その中の一節として「最初はすごくジェントルに始める」という言葉があり、これがなかなか渋いなと思ったので本書の内容と合わせて紹介していきます。
では始めていきます。
目次
『そろそろ、大好きなことで生きていこうよ!』の内容
まずは『そろそろ、好きなことで生きていこうよ』の内容を簡単に紹介していきます。
本書ではYoutubeチャンネル「クリスの部屋」を運営し、チャンネル登録数30万人、計1500万回再生を誇る著者が、好きなことをしていきていくことのメリット、デメリットと、それを実現するための方法について紹介していくという内容です。
具体的にはYotuberになるためのマインドとか、どんな風にして自分の好きなことを見つければいいのか、そしてそれが見つかった後はどのように自分の好きを育てればいいのか、といった内容が語れます。
Youtuberとかのクリエイターの本って日本人作のやつだと自分が成功したことを後から振り返っただけ、みたいな本が多いんですが、本書はかなり論理的に分析されているので再現性はたかそう。
読んでいてこれは本物だなと思って即購入した、そんな1冊でした。
『そろそろ、好きなことで生きていこうよ』のレビュー
本書を読んで面白かった内容をまとめていきます。
最初はすごくジェントルに行こう
まず面白いなと思ったが「最初はすごくジェントル(穏やか)に行こう」というフレーズ。
これはどういうことかというと、一言で言えばスモールスタートせよということ。
なにか新しいことを始める時に、ビッグマウスで大きく始めたがる人は多い。
例えば起業するという時に、いきなり会社を辞めようとしたり、周りに宣言したりとかそんな感じ。
ただ、それはやはりリスクが高いので、最初はジェントル(穏やか)に始めて、次第に目処がついて来てから周りに話す!というのが良いと著者は言う。
怪しげなビジネス書でよくいうドリームキラーではないが、親とか周りの人は新しいことを止めがち。
なので、完全に振り切ってから伝える方が良い。
好きの見つけ方
また本書で語られていた「自分の本当に好きなことの見つけ方」も面白いなと思いました。
本書によれば自分に適した好きを見つける方法は簡単で、「リラックスして幸せを感じているときに色々掘り起こすこと」だという。
このリラックスして、幸せを感じている状態というのが重要で、これがないとアイデアは浮かんでこない。
なのでうつ気味の時は調子の良い時を見つけてこの好きを見つけるワークをすると良い。
やり方は本書に書いてある。
二人の新卒・石田くんと青木くんの例
本書では、適さない仕事についてしまった場合の長期的な不利益について書かれていて、これがすごく腑に落ちる。
エクセル入力に強い石田くんと、そういうのが苦手な青木くんの二人の例を挙げた簡単なショートショートだけど、これを読むと、向かない仕事を続けてもスキルは付かずできるようにもならないということがよくわかる
新社会人必読!
丸でも×でもない第3勢力三角を忘れないこと
後本書で面白いなと思ったのは、三角を忘れないという概念。
これはどういうことかというと、例えば新しい企画案などがあった時に、誰もがいいという案(丸)と誰もがダメという案(×)の他に、これどっちだろうか?ポテンシャルは感じるけどネックも多そう、みたいな三角が来ることがある。
で、この三角を理由をつけて否定しないことが重要で、ブルーオーシャンはいつも、三角を抜けた先にある。
日本人は傾向として●か×の二元論で考えがちなので、この視点はさらに武器になる。
個人的のおすすめな海外Youtuber本「ゲイリーの稼ぎ方」
個人的におすすめな海外Youtuber本としては2019年の4月くらいに読んだ「ゲイリーの稼ぎ方」というのがめっちゃ良かった。
ライフスタイルそのものが憧れになれば強いとか、世界的に成功した熱量の動画への込め方とか、SNS7種類の使い分けとか、いろいろ知れます。
おすすめ。
終わりに
ここまで「そろそろ好きなことでいきていこうよ」の内容と個人的に面白かった内容をまとめて来ましたが、いかがだったでしょうか。
かなり面白かった1冊でした。
自分の好きなことで生きていきたい人は、この本を読むとなんとなくマインドが具体化されるのでおすすめ。
自分は最近Youtuberを始めたところだったので非常に参考になりました。
同じくYoutuberデビューを考えている人は是非読んでみてください。きっと学びを得られるはずです。
ではまた。良い読書ライフを!
https://nico-read.jp/kakujitu-kakusan-book/
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。