最近、起業のための本を読み漁り気味なたkるです。
いつものように本屋をうろついていて、ふと思ったのが以下の考え。
「起業本って大抵はおんなじことが書いてあるんだよなあ」
まあその通りで、そりゃあみんな重要なところを書くから似通った部分が出てくるわけで、あとは基本を押さえたら事例が豊富かどうか、著者自身の考えが書かれていてそれがクリエイティブかどうか、みたいなところがポイントな気がしています。
で、そんなことを思いながら読んだのが、「起業のための儲けの教科書」。
正直、なんとなくパラパラと読んでいたわけなんですが、一気に引き込まれました。
なぜかというと事例が豊富すぎたため。
以下は読んだ時の自分の感想↓
「起業の本ってだいたいどれも同じこと書いてあるんだよなぁ」パラパラ
「ん?めっちゃ事例が多いぞ!なにそんな収益化のは方法が!?くそぅ、買わざるを得ねぇ!」ってなって買った。-1400円(税別)。#起業のための儲けの教科書 pic.twitter.com/GYB6lSW83x— たkる@読書(外食)垢? (@takeru00022) August 24, 2019
今日はそんな事例満載の1冊を紹介していきます。
動画版作りました↓
目次
「起業のための儲けの教科書」の内容?起業の実例とアイデアのブラッシュアップ方法が書いてある
まず簡単にこの本の概要を紹介していきます。
この本は、起業をしたいと考える人に向けて、著者が様々なビジネスモデルを紹介していくという内容。
とにかく事例の数が多いのと取り上げられているものが斬新なビジネスモデルのものが多いので、飽きずに、というかグイグイ読めました。
では、本書で書いてある内容を端的にざっくり紹介します。
「この本は読むための本ではない」
…なるほどね。日経CM風
じゃあ何の本かというと
「あなたが今持ってる起業のアイデアをアップグレードするための本」
…なるほどね。(購入)
というわけで、企業のアイデアになりそうな事例がいっぱい書かれています。
事例がけっこう面白くて、例えば銀座まるかん堂の創業者が斎藤一人さんである話は本書で初めて知りました。(無知)
本書では、「自己啓発書の世界では有名な人ですね」と書かれていて、「…いや、知らへんなぁ。ん?斎藤一人さん!?むしろ銀座まるかん堂の創業者なの!?」となったりしました。
他にもアイデアが書かれているだけでなく、
・そのアイデアの尖らせ方として、「第1の軸を尖らせる。そこにない軸を加える」といったポイントがまとめられていたり、
・良いアイデアのポイントとして、「安心感と新規性のバランス」が重要といって事例が挙げられていたり、
・フローチャートにしてわかりやすく無駄を省いていくプロセスが書かれていたり、
とかもしています。本書を読むと無限にアイデアが浮かんでくる、そんな1冊です。
「儲けの教科書」の事例1:弁護士.comのスムーズ循環モデル
本書の事例を一つ紹介すると、「弁護士.com」というサービスのビジネスモデルが最初の方で取り上げられています。
このサービスは弁護士が時事問題を解説するというサイトなんですが、このサービスの優秀なところは
・ビジネス全体で差別化できている
・ビジネス全体が循環している
という2点だと言います。
どういうことかというと、ビジネスモデルのポイントは真似できないことが重要ですが、この「弁護士.com」の例だと、弁護士が独自の視点で時事ネタを解説というモデルなので、少なくとも弁護士以外は入ってこれない参入障壁がある点が強い!
そういう資格的なものがなくても、大体一度モデルを作ってしまえば権威性により参入障壁になりますが、あとから参入する場合はまだない差別化が重要!
さらに、このサービスでは時事問題に弁護士視点で解説するというスタイルだからネタは尽きないし、ただ記事が尽きないだけでなく、記事を書く→問い合わせでビジネスがいい感じに循環している。
時事ネタがある⇨記事を書く⇨問い合わせ来る⇨時事問題あるからネタ切れしない!また記事書く!⇨・・・
みたいなループです。
サイトは集客だけできればいいかというとそうではなくて、しっかり循環することまで考えたモデル作りが大切なのだと学びました。
どんだけ事例多いねん!?と思って、「起業のための儲けの教科書」の事例列挙して見た。
本書はとにかく事例が多いです。
「どんだけ事例多いねん!?」ということを伝えるために、本書の事例列挙して見ました。
内容まで全部書くと怒られそうなので、敢えてタイトルだけでお送りします。
- ・レンタル墓
- ・無料タクシー
- ・お試し転職
- ・弁護士.com
- ・ラブホ出張(仕事でラブホに泊まれる)
- ・TSUTAYAブックアラートメント
- ・無料カーシェアリングマンション
- ・遺言書作成ソフト(難点は一人一度しか使えないこと!)
- ・入場料あり本屋「文喫」1500円読み放題
- ・vtuber店員
- ・お寺婚活
- ・受験サプリ
- ・睡眠の質に特化したホテル「レム」
- ・空港まで配送!airporter
- ・質に特化!ブルーボトルコーヒー
- ・発売前原稿net gallery
- ・AI契約代行AIICON
- ・お出迎え代行ベルサポ
- ・睡眠研修のiee biz
- ・レトロゲームセンター・ゲーセンミカド
- ・排泄予測ウエラブルDFree
- ・短時間ビジネスマッチング
- ・求職者と社長のマッチング
- ・スマホ保険
- ・終活情報サイト
こんな感じ!3つくらい興味あるビジネスモデルがある人は本書を買うと良いかも!
終わりに。きになるアイデアが3つくらいある人は買いだ!
ここまで「起業のための儲けの教科書」に付いて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
実は自分もまだ読み込んでいる最中なんですが(なにぶん事例が多い上、無限にアイデアが浮かんで全然進まない笑)、とにかく事例が多いということはおわかりいただけたのではないかなと思います。
起業のアイデアとか実例を知りたかったんだわ!という人は是非読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
動画版も良ければどうぞ!
という機会は本好きには多いかと。
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