割と素直な読み手のたkるです。
自分、本わりと読む方なんですが、ミステリーとかも特に犯人を推理したりせずそのまま普通に読んでいるので、「あなたはきっと騙される!」という帯がある本とかでも、バッチリ100%騙されてます(笑)
そこで今日は、自分がこれまで騙された「大どんでん返し小説」をまとめていきます。
(鋭い人は見抜けてしまうかも)
3日間結末の意味を考えた『イニシエーション・ラブ』(乾 くるみ)
まずは乾 くるみさんの『イニシエーション・ラブ』です。
この本は映画で見た人とかはけっこう結末が分かってしまった人も多かったそうですね。
ストーリーとしては、若い男女のぐだぐだした遠距離恋愛の模様が描かれる作品で、自分は古本屋で適当に購入したため、特に予備知識なく読んでました。
で、「まあ、遠距離恋愛だとすれ違うこととかもあるわな―」とか思っていたら最後の一文で「?!?!?!」となりました。
意味深フレーズで終わるパターンの結末なんですが、その意味が分からなくて3日くらいしてはっとひらめいて、解説サイトを見て、「・・・なるほどな!」と。
いや、マジかー。完全に騙されたわーとなった本でした。
中盤で嘘やん!となった『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)
続いては『向日葵の咲かない夏』という本。
確かなんかの研修で同室だった人におすすめって言われて読んでみた流れだったと思う。
あらすじとかは聞かずに「あんまり本読まないんだけど、これは面白かったわ!」というアバウトな説明で読んでみたので、これも予備知識はゼロでした。
で、途中まではちょっと不気味な雰囲気はあるものの、そういう設定なのかなーと思って何となく読んでいたら、中盤で「!?!!!!?」となりました。
それからは途中で読むのやめたら後悔しそうな感じがして、ノンストップで読み切りました。
「せかいの ほうそくが みだれる」
って感じになりました。
二段落ちで二回ペテンにかかれる!『カラスの親指』(道尾秀介)
続いても道尾秀介さんの作品ですが『カラスの親指』という本です。
この本は以下のようなストーリー。
やさぐれた中年のペテン師・タケさんが、自殺しそうだった中年・テツと意気投合し、同居を始める。そこへスリ師の少女とその姉、さらにその姉の恋人も転がり込み一気ににぎやかに。
しかし、かつてタケやテツと因縁のあるヤクザ・ヒグチに見つかり・・・
という流れ。ヒグチを倒すべく、ペテンを仕掛けていく!というストーリーですが、オチが2段に構えられていてすっかり騙されました!
最近続編も出て、ばっちりそっちも騙されました(笑)
プロットとしては、同じくメフィスト賞の『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』に近い!
これもばっちり騙されました(笑)
ちなみに『クビキリサイクル』から始まる「戯言シリーズ」は1~3巻全部騙されましたね・・
終わりに
ここまで自分が騙された小説について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
そこまで騙されやすくない人は騙されないかもですが、騙されやすい人はきっと楽しめると思うのでぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。