赤川次郎さんの1989年の小説「ふたり」に続編が登場したようです。
タイトルは「いもうと」。
前編の「11年後の世界観」とのこと。
以下で本書のあらすじを紹介していきます。
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赤川次郎「ふたり」の振り返り
まずは赤川次郎さんの「ふたり」を振り返っていきましょう。
「ふたり」は1989年に発行された赤川次郎さんの代表作で、本人も「名刺がわりの一冊」と述べている、そんな作品です。
ストーリーとしては、しっかり者で成績優秀な姉・千津子と、姉に頼ってばかりだった妹・実加の物語で、姉の千津子が事故死してしまうが、なぜか妹・実加には姉の声が頭のなかに聞こえてくるようになり・・・
というのがあらすじです。
姉のアドバイスを受けつつ、実加が奮闘し、姉の死や迫り来る数々の課題を乗り越えていく・・・!
という感動ストーリー。
ドラマ化や映画化、舞台化もなされており、どこかで見たことがある!という人も多いかと。
で、そんな「ふたり」に続編が登場したというのです。
「ふたり」続編「いもうと」のあらすじ
ではここからは本題に入りまして、「ふたり」続編の「いもうと」という作品について紹介していきます。
2019/10/18に「ふたり」の続編「いもうと」が発行されました。
ふたりの発行は1989年なので、30年ぶりの続編となりますね。
この「いもうと」では、前作の11年後の世界が描かれます。前作では高校生だった実加も本作では27歳、OLとなっています。
会社では上司から面倒な仕事を押し付けられたり、父親を始めダメな男が寄ってきたりしていますが、しっかりまっすぐ育った実加がそれをなんとか乗り越えていく!というストーリーです。
タイトルの「いもうと」というのは、父の不倫相手の異母妹が登場してくるところから!
前作では妹だった実加が、今度は妹を持つ姉となるという展開です。
詳しくは本書をどうぞ。リアリティがないという意見もありますが、まあその辺は世界観に上手く入り込めるかどうかかなと思います。(赤川次郎さんの作品はリアリティ志向ではない感はある)
終わりに
ここまで「ふたり」とその続編「いもうと」について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
「ふたり」は2003年の時点で累計発行部数が230万部という超人気作です。
前作を読んだという人はぜひ、続編も読んでみてはいかがでしょうか。
ではまた。良い読書ライフを!
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