最近は紙の本+電子書籍の併用をしているたkるです。
紙の本と電子書籍を併用し始めてから「この本、紙と電子のどっちで買おう??」問題があります。
特に、手元に残しておきたい本を電子で買うか、紙で買うかがかなり難しいなと思っていて、その辺の話を考察しました。
紙の本だけのときは一期一会の出会いでよかった
まずは背景として、今まで紙の本だけを使っていたときはどうだったのか、というところを簡単に振り返ります。
自分は今まで紙の本のみを読んでいて、本との出会いに関しても
基本的に前情報なしで「面白そうな本を見つけては読み」
をしていました。
なので、選択肢としては、
- 本屋
- ブックオフ
- 図書館
みたいな感じだったので、見つけた場所で手に取ればいい!みたいなスタンスで楽だったんです。
で、手元に残すかどうかでいうと、新刊本とかブックオフで買えば自然と手元に残るし、図書館で読んだ本で何度も読みたいやつは別途購入すればいいだけ。
それが電子書籍というアイデアを得たことで事情は複雑になりました。
↓
電子書籍が加わることで生じる本の所持に関する問題
では電子書籍が選択肢に加わると何がめんどくさくなるのか?
というと、
- 電子書籍で買うか
- 紙の本で買うか
という問題です。
電子書籍を使わない人からしたら、
と思うかもですが、手元に残したい本=何度も読みたい本=いつも読みたい本と考えると、話がちょっと複雑になります。
というのも、何度も読みたい本をいつも持ち歩くのは大変なので、どこからでもアクセス可能な電子書籍に収めておくというのがかなり合理的だからです。
でも逆に、電子書籍には弱点もあり、それは本の質感とかそういう気分的なところ以外でも、電子書籍は究極的には所持できていないという点があります。
どういうことかというと、電子書籍はあくまでダウンロードして閲覧する権利を得ているだけで、所有権は配信側にあります。
なので、急に本の配信をやめました!みたいになっても読者は文句を言えない。
これが紙の本と大きく違う点です。
じゃあ、電子書籍を1000冊買ってもサービス終了で水の泡と化す砂上の楼閣にすぎないのか・・・?
というところの対策として、本の自炊という作戦も編み出されたりしています。
本の自炊は電子書籍の弱点を補ったハイブリッド蔵書
本の自炊というのは聞き慣れない人もいるかもですが、これは「紙の本を裁断してスキャンし、自分の手で電子書籍を作り出す」やり方を指します。
電子書籍はアクセスが便利な反面、急に本を取り上げられてしまうリスクもあるわけですが、紙の本をスキャンすることでこの課題を解決した手法となっています。
本の自炊の弱点としては、裁断やスキャンに必要なアイテムを揃えるのがやや高価である点と、裁断してスキャンするという手間が不便である点かなと思います。
仕組みが整えば強いけど、それまではやや大変!という上級者向けの手法です。
紙の本と電子書籍と自炊、どれが最強か問題
ここまでをまとめると、手元に置きたい本を買うやり方として、3つの方法がありました。
- 紙の本で買う
- 電子書籍で買う
- 紙の本で買って電子書籍を自炊する
以下では、それぞれのメリットとデメリットを比較してみました。(スクロールできます)
値段 | 持ち運び | 質感 | リスク | 面倒さ | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|
紙の本 | 新刊のみ:△
古本あり:○ |
× 重い |
◎ 質感ある |
○ | ○ | 本を売れる |
電子書籍 | 新刊のみ:○
読み放題あり:◎
|
○ | × 質感ない |
△ | ◎ 買いに行く手間なし |
読み放題が強い |
自炊 | 初期投資:× 裁断機高いその後:○ |
◎ ローカルや印刷も可 |
△ | ◎ バックアップとれる |
× 作るのめんどい |
ハイブリッド |
こんなイメージです。
で、良い悪いがそれぞれあると思っていて、その辺は使い分けかなと。
紙の本の個人的に最もデメリットだと思っているのが、部屋が本で溢れてしまう!という問題なので、溢れた分だけでも自炊する!みたいな落とし所もありかなと思う今日この頃。
そんな感じ。割と意見が分かれそうなところかなと思っている。
ではまた。良い読書ライフを!
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