サイトのSEO使用と思ったときに、何だかんだで一番重要なのが「キーワード選定」ですね。
SEOの基礎的な要素がわかり、「じゃあ、上位検索されそうなキーワードで記事を作ってみるか」と思っても、実際どうやってよいキーワードを見つければいいのかわからない、、ということもままあるかなと思います。
自分は、そうでした。
よっしゃ、じゃあ本読むか!と思って探してみると、SEO対策の本は数多くあれどもキーワード選定についての本は意外と少ない。
そして何とか見つけ出したキーワード検索の本は名著揃いで、著者自身の実際の事例などを踏まえて具体的なキーワード抽出方法を再現可能な形で書かれています。
今日は、そんなキーワード選定のオススメ本を紹介していきたいと思います。
目次
まずはこれ!ロングテールアフィリエイトの極意
キーワード選定のオススメ本として、絶対に抑えておきたい1冊がこちらの『ロングテールアフィリエイトの極意』です。
この本では、売り上げをグラフにしたときの「しっぽの部分」を伸ばすための方法について書かれています。
具体的にはねらい目なニッチキーワードの探し方(検索ボリューム10~1000を狙い、競合が強くないところをとる)などの基礎的なところから、ビッグキーワードをとるためにはどのくらいの作業量が必要なのかの実例まで、キーワード選定の方法を余すことなく紹介されています。
「理論上は記事を書けば書くだけPV数が増えるはずなのに、そうなっていない」というビギナーの方や、これからブログを始めようという人にオススメ。ブログを始める前に読んでおけば、訪問者ゼロの期間を短くできる、そんな1冊です。
Amazon:安定収入が欲しくてたまらない人のためのロングテールアフィリエイトの極意
楽天:安定収入が欲しくてたまらない人のためのロングテールアフィリエイトの極意 [ 村田翔 ]
初心者にオススメ!アフィリエイトで年3000万稼ぐ人シリーズ
次にお勧めしたいのは株式会社プラスウェブの中村貞文氏の著作『アフィリエイトで3000万稼ぐ人の~』シリーズです。
具体的には
・『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』
・『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の広告主が書けない検索キーワード発想法』
の2冊となります。
Amazon:アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の広告主が書けない検索キーワード発想法
楽天:アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の広告主が書けない検索キーワード発想法【電子書籍】[ 中村貞文 ]
内容としては、どちらの本もキーワード選定の基礎的な内容について書かれており、ブログを書く上でのメンタル的な話とか、ユーザ目線でのキーワード選定の方法とかがわかりやすく書かれています。
例えば引っ越しであれば、「引っ越し、1K」というように複数キーワードで狙いをつけることの重要性とか、めんどくさがらずに競合を分析していくこととかが書かれています。
著者は、競合がアフィリブログなら、商品バナーがどのASPに飛ぶかまで調査するそうです。
キーワード選定に関しては、『キーワードの法則』のほうで書かれている「キーワード選定8つのコツ」はかなり参考になります。
キーワード選定8つのコツ
せっかくなのでキーワード選定8つのコツを紹介しておきます。
1.願望系キーワード
→若く見られる服装
→安全な水が飲みたい
2.悩み系キーワード
→私服がダサい
→水道水が怖い
3.季節系キーワード
→夏祭りにあうファッション
→サーバー夏の電気代
4.ジャンル系キーワード
→人気のカジュアルファッション
→ウォーターサーバRO水
5.ブランドメーカー、商品系キーワード
→アバクロンビー&フィッチの通販
→アクアクララのキャンペーン
6.トレンド系
→●●が着用していたジャケット
→ミネラルウォーター放射能基準値
7.日付型番系
→2013年に流行した服装
8.シチュエーション
→婚活パーティーにオススメの服
→出産後にウォーターサーバを設置したい
これらを複合させてキーワードを選定。
キーワードプランナーなどと合わせて使えば、効率よくニッチキーワードを狙えます。
本書ではどちらかというと初心者向けなので、キーワード選定のイロハを学びたい人にオススメ。
Amazon:アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則
楽天:アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則【電子書籍】[ 株式会社プラスウェブ 中村貞文 ]
その他のブログ本でのキーワード選定に関する記述
主にキーワード選定に特化して書かれているのは上記の3冊ですが、その他のブログ本、SEO本でもキーワード選定に関してちらっと書かれていることはよくあります。
個人的に面白いな、と思ったものをいくつか紹介していきます。
ローラー作戦で手あたり次第!20記事ミニサイト
20記事程度のミニサイトを量産し、当たったものをリライトしたり複製していくスタイルを紹介した本書では、検索キーワード選定に関してもあまり時間をかけず、ローラー作戦で手あたり次第広げていきます。
具体的には、ビッグキーワードを一つ上げたら、あとはそれに関する検索キーワードをあ、い、う、え、お、…と順に入れていき、関連ワードとして出てきたモノを順に書いていくというのです。
あたるかどうか考えてる時間に充てるくらいなら、どんどん作っていけ!というスタイルなので、作業量に自信ありのがむしゃら派の人にオススメ。
Amazon:素人でもできる! たった20記事のミニサイトで月10万アクセスを集める方法
楽天:素人でもできる!たった20記事のミニサイトで月10万アクセスを集める方法/中嶋茂夫【1000円以上送料無料】
王道パターンを量産する!3行で儲かるアフィリエイト
同じくぺらサイトを量産していくスタイルを推奨する本書では、本腰をいれた大型サイトを作るのは、「毎日サイトを作り続け、とりあえず100サイト作ってから」というほどの徹底ぶりです。
確かに初めはよくわからないので、まずはサイト作りとライティングの基礎を徹底的に叩き込む、というのは一つの真理だなと思います。
本書では、バレンタインデーとか、ハロウィンといったようなイベントに合わせて「イベント名+商品名+●●」という検索キーワードを狙っていきます。
なので、効率的なキーワードはある種固定されていて「送料無料」とか「甘さ控えめ」そういうキーワードで、商品名を変えてガンガン作っていきます。
日記風で最後にちょこっと商品を書くだけの手法なので、タイトル通り確かに売り込みは3行でよいというロジック。
初心者を挫折させないための配慮がかなり多いので、挫折しそうかも、という人にもオススメの1冊です。
Amazon:3行で儲かるアフィリエイト
楽天:3行で儲かるアフィリエイト [ 込山剛史 ]
ブレインストーミングで検索キーワードを選ぶ!ブログ飯
著者が、会社員をしつつ副業ブログライターとなり、やがて専業になるも支出が収入を上回りピンチに。
暗闇の中を走り続け、何とか成功していくまでの軌跡を描いた「ブログ飯」。
かなりアツい本で自分もお気に入りですが、この本の中でもキーワード選定(というかネタ出し)について書かれています。
本書で著者はネタはなくなるもの、としたうえで「日常からネタを見つけ出すことが重要」と言います。
具体的にはアレックス・F・オズボーンが提唱したブレインストーミングの手法なども有効です。
アレックス・F・オズボーンのブレインストーミング理論
1.他の使い方はないか?
2.過去に似たような成功例はないか?
3.過去の成功例の何かを変えられないか?
4.拡大してみる
5.縮小してみる
6.代用してみる
7.並び替えてみる
8.反対にしてみる
9.組み合わせてみる
他にも検索者の立場になってのキーワード選定も重要といっており、例えば芸人の「杉ちゃん」を検索する人は、「ジージャン、だじぇ」とかで検索することもあるなどの実例が挙げられています。
…ジージャン、だじぇ、という発想はまったくなくて初めて読んだとき衝撃を受けました。
Amazon:ブログ飯 個性を収入に変える生き方
楽天:ブログ飯 個性を収入に変える生き方【電子書籍】[ 染谷 昌利 ]
終わりに
キーワード選定を学ぶオススメ本を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
「SEOは検索キーワードさえよければ、文章力とかはいまいちでもとりあえず結果が出る」といわれるほどキーワードが重要です。
ぜひキーワード選定の基礎を学び、PV数を増やしていきましょう!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。