普通どうぶつの写真集は、ネコの写真集ならネコの写真のみ、イヌの写真集ならイヌの写真のみが集められるものです。
基本的にはその方がテーマに合うし、ネコ好き、イヌ好きといったようにターゲットを絞りやすいからですね。
しかし、これには一つ問題がありました。それはネコ科全般が好きで、ネコもライオンも同時に楽しみたい!というような種族横断型の需要は必ずしも満たせてはいないことです。
でも、大丈夫!
最近になって似た種族、具体的にはネコとライオン、そしてイヌとオオカミを同時に掲載した異色の写真集が発売されたからです。
これで科全般的にネコやイヌが好きという人も安心ですね。
今日は、そんな似た種族を比較して掲載した写真集本を紹介します。
猫科2種を同じ構図で撮影したネコライオン
まずはネコ本から紹介します。
ネコとライオンという猫科の2大有名生物を同時に掲載した作品が、こちらの『ネコライオン』になります。
本書では、ネコとライオンを敢えて同じ構図、同じポーズで撮影することにより、両社の類似点と相違点を割り出そうというコンセプトの本です。
実はよーく見ると、表紙もネコとライオンのハーフアンドハーフとなっています。
読んでみると、狩りをしているときのポーズとか、暑さでぐてーっとなっているときの顔とかが、ネコとライオンでまるっきり同じなことがわかって面白いです。
ネコは好きだけどライオンはちょっと怖い、という人や、ライオンはカッコいいから好きだけどネコはあんまりカッコよくないからそこまで好きじゃない、という人にオススメ!
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ワイルドなイヌ科大集合の1冊『オオカミと野生の犬』
続いてはイヌ本について紹介します。
オオカミとイヌを紹介した本としては、『オオカミと野生のイヌ』という本です。
やや大型の装丁の本書では、オオカミをはじめとしたイヌ科の野生生物たちがこれでもか!というくらいにまとめられています。
写真集本なので写真がメインですが、各ページに解説も書かれていて、これがなかなか勉強になります。
例えば、いまペットとして飼われているイヌの中で最もオオカミに近いのは柴犬だとか、オオカミはかつては人間の次くらいに世界中に生息していた生物だった、とかそういう雑学的な情報も盛りだくさんです。
また本書ではオオカミだけでなく、イヌ科のほかの生物、例えば、キツネやコヨーテ、南米に住むオオカミにもキツネにもならなかった「野生のイヌ」などについても紹介されています。
飼われている犬は対象外ですが、イヌ科の仲間たちについて知ることができるので、イヌ好きな人にオススメです。
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終わりに
似た生物をまとめた写真集本のオススメを2冊紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
2冊とも奇をてらったコンセプトかと思ったら、かなり写真に気合が入っていて内容も充実した良書でした。
イヌ好き、ネコ好きの人は楽しめるのではないかなと思います!
ぜひ読んでみてください。
ちなみに余談ですが、最近自分が読んだ写真集本では、ペンギンを中心とした南極生物をまとめた写真集である『世界で一番美しい ペンギン図鑑』もよかったです。
モノトーンな世界観で壮大な風景をバックにした写真が満載です。また、ペンギンのヒナが茶色なのとか、ゾウアザラシが本当にゾウそっくりなのとかを知ることもできました。
ペンギン好きにオススメ。
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という機会は本好きには多いかと。
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この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。