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「あらしのよるに」シリーズのあらすじと読む順番まとめ【教科書の定番】

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国語の教科書でも使われている「あらしのよるにシリーズ」

狩る側と狩られる側であり、本来なら友達になるはずもないヤギとオオカミが、嵐の夜に暗闇の中で仲良くなり、友達になってしまうという物語

実は教科書で引用される部分以外にも続編があり、その後はお互いの群れからスパイになれと迫られたり、2人で逃げるもオオカミの群れが追いかけてくるというようなアドベンチャーがあったりします。

今日は、そんな「あらしのよるにシリーズ」の読む順番を紹介していきます。

 

「あらしのよるにシリーズ」のあらすじ【教科書の内容を振り返る】

まずは「あらしのよるにシリーズ」のあらすじを見ていきます。

国語の教科書で読んだ!という人もいるかと思いますが、振り返ると以下のようなお話です。

嵐の夜に同じ山小屋に居合わせたヤギのメイとオオカミのガブは、暗闇でお互いの姿が見えず、かつ風邪気味で鼻も効かなかったため、お互いが宿敵同士であると知らずい意気投合する

夜通し語り合った後、

「嵐の夜に」

という合言葉をもとに、翌日再び会うことを約束して別れる。

そして翌日、お互いがヤギ(食われるもの)とオオカミ(喰うもの)であることを知り・・・

という物語。結ばれてはいけないもの同士の関わりといういわゆるロミジュリ系ですね!

本記事の下の方で、詳しい話を書きますが、その後お互いの群れからプレッシャーをかけられて友情と種族の壁で苦しんだり、とかそんな感じの話が続きます。

「あらしのよるにシリーズ」の続編・読む順番

では続いては、「あらしのよるにシリーズ」の続編とその読む順番について紹介していきます。

絵本版と小説版が出ておりますので、それぞれ見ていきます。

絵本版あらしのよるにシリーズの読む順番(全7巻)

原作の絵本としては、全7巻構成で、累計300万部を超える売り上げを叩き出している超人気作です。


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順番は以下の通り。(リンクはAmazonに飛びます)

小説版あらしのよるにシリーズの読む順番

小説版あらしのよるにシリーズは全3巻構成です。

・あらしのよるにI(絵本版の1〜3巻)

 

・あらしのよるにII(絵本版の4〜5巻)

 

・あらしのよるにIII(絵本版の6〜7巻)

 

より少ない巻数で読みたい人はこちらのがオススメ。

【ネタバレあり】「あらしのよるにシリーズ」のざっくりした完結までのストーリー

では、読む順番の全体像がわかったところで、完結までのストーリーをざっくりと紹介します。

ネタバレありなので苦手な人は原作を読んでください。

流れとしては、かなり本格的な逃避行アドベンチャーとなっています。

まず前提として第1巻で山小屋で出会った2匹ですが、実はヤギのメイはその前に親をオオカミに食べられています。なのでオオカミへの憎しみは高いです。

翌日、「あらしのよるに」の合言葉をもとに再開した2人ですが、ここで種族の壁をこえ、友情を結ぶことを決めます。

やがて、その関係はお互いの群れにバレ、2匹はそれぞれの群れから、相手の群れの情報を自分の群れに流す「スパイ」として友情を利用するように命令を受けます。

結局、ガブとメイは群れの命令に背き、2匹で群れを抜け、逃亡することを決めます。

しかし、裏切り者の存在を許さないオオカミの群れは、2匹を追尾し、徐々に距離を詰めていきます。しかも、2人の間にも狩りをしないといきられないガブは、メイに隠れて夜間に狩りをしていることなどがわかり友情面でもすれ違いが起こったりもします。

最終的に、雪山でオオカミの群れに追いつかれそうになった2匹は、お互いが自分を犠牲にする策を提案するも、そこへ雪崩が起こり、オオカミの群れとガブを飲み込み、メイは結果的に一人でオオカミの追尾を巻くことになる。

冬を越えて春になり、ガブに再開したメイだったが、ガブは雪崩の影響で記憶を失っており、メイのことをただのエサとしてしか認識できない・・!

メイは食べられる寸前に「いっそあのあらしのよるに出会わなければ・・・」と言い、その言葉がきっかけでガブは記憶を取り戻し、2人は幸せに暮らす。

めでたしめでたし。

という感じ!本格ハリウッド映画とかにできそうなアドベンチャー感ですね!

「あらしのよるにシリーズ」のアニメ化・映画化情報

続いては、「あらしのよるにシリーズ」の映画化情報です。

実はこの作品、映像化がなされており、アニメ化と映画化がなされています。

タイトルは、『あらしのよるに 〜ひみつのともだち〜 シアターセレクション 〜出会い編〜』として2012年ごろに放送済み

ぜひどうぞ。

 

終わりに

ここまで「あらしのよるに」シリーズの読む順番とあらすじを紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

教科書ではさらっと嵐の夜のエピソードだけを紹介していますが、実は壮大なアドベンチャーストーリーなんです。

続きあったんかー!という人はぜひ読んでみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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