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小野 不由美「営繕かるかや怪異譚」シリーズの読む順番と新刊情報まとめ! その参

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小野 不由美 「営繕かるかや怪異譚」シリーズの読む順番と新刊情報をまとめます。

最新情報

2022.8.26 第3巻単行本発売

小野 不由美「営繕かるかや怪異譚」シリーズとは?

まずは概要です。

タイトル 「営繕かるかや怪異譚」
作者 小野 不由美
出版社 KADOKAWA
既刊 3巻(2022/8現在)
メディア化

十二国記シリーズなどで知られる小野 不由美さんによる怪談小説です。

実は小野不由美さんは「ゴーストハント」シリーズなどもあり、怪談系も得意。

ストーリーとしては、土地の怪異についての怪談をまとめた短編集で、営繕(建造物の新築と修繕)と言う通り、家に付く系が多いのも特徴です。

そこまで暗すぎもしないのでホラー初心者にもおすすめ。

「営繕かるかや怪異譚」シリーズの読む順番と新刊情報まとめ

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続いては読む順番です。

現在の刊行情報は以下の通り。

ショップ付き一覧↓

1~最新巻を開く

1.営繕かるかや怪異譚

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KADOKAWA
¥660
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2.営繕かるかや怪異譚 その弐

3.営繕かるかや怪異譚 その参【2022/8/26New】

 

タイトルのみ一覧↓

  • 1.営繕かるかや怪異譚
  • 2.営繕かるかや怪異譚 その弐
  • 3.営繕かるかや怪異譚 その参【2022/8/26New】

1.営繕かるかや怪異譚

まずは第1巻の「営繕かるかや怪異譚」です。

全6編です。

単行本

文庫

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◎亡くなった叔母から受け継いだ町屋。あるとき一人暮らしの私は気がつく。ふだんまったく使わない奥座敷に通じる障子が、何度閉めても――開いている。(「奥庭より」)

◎古色蒼然とした武家屋敷に住む母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」。最初は息子も嫁も孫娘も見えなかった。しかし……。(「屋根裏に」)

◎袋小路の奥に建つ古屋を祖母から受け継いだ。ある雨の日、鈴の音とともに喪服姿の女性が隣家の玄関先に立っているのを見掛けた。一目で、見てはいけないものだと分かった。(「雨の鈴」)

◎亡くなった祖父の会計事務所を継ぐため、家族で郷里に帰った父。思春期真っ只中の真菜香は、何もかもが嫌だった。あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)

 

2.営繕かるかや怪異譚 その弐

続いては第2巻です。その弐とついています。

文庫も2022/6に出ました。

単行本

 

文庫

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営繕屋は 死者の声を聴き、修繕する。 人々の繋がる思いに涙する魂の物語

両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。貴樹が書斎として定めた部屋はかつて弟が使っていた部屋だった。何気なく、書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があった。そしてその向こうに芸妓のような三味線を抱えて座るはかなげな着物姿の人影が見えた。その女と弟の死には関係があるかもしれないと探すうちに、貴樹がその女を見ずにはいられなくなり――。(「芙蓉忌」より)
他、「関守」「まつとし聞かば」「魂やどりて」「水の声」「まさくに」の全6篇を収録。
解説は織守きょうや氏。 2019年、第10回 山田風太郎賞最終候補作。

3.営繕かるかや怪異譚 その参【2022/8/26New】

続いては第3巻です。2022/8に単行本が出ています。

これぞ怪談文芸の最高峰!
怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい。
建物にまつわる怪現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。
我が家は安心……だから危うい。

恐怖と郷愁を精緻に描いた全6編を収録。

「待ち伏せの岩」
渓谷で起きた水難事故で若者が亡くなる。彼は事故の直前、崖上に建つ洋館の窓から若い女に手招きされていた。一方、洋館に住む多実は、窓の外に妖しい人影を見る。

「火焔」
イビリに耐えて長年介護してきた順子には、死後も姑の罵詈雑言が聞こえる。幻聴だと思っても、姑の携帯番号から着信を受け、誰もいない家の階段で肩をつかまれ……。

「歪む家」
温かい家庭を知らない弥生は、幸せな家族を人形で再現しようとする。しかしドールハウスを作り込むうちに些細なきっかけで「歪み」が生じ、やがて異変が起こる。

「誰が袖」
典利は戸建てを新築し、第一子の出産を控えた妻と母親が暮らしている。以前に住んでいた屋敷には幽霊がいた。当時を思い返した典利はふと、あることに気付く。

「骸の浜」
河口付近の家にひとりで暮らす真琴。荒れ果てた庭の向こうには、低い垣根越しに海が見える。この街の沖で水難に遭った死体は、靄と共にこの庭にやってくるのだ。

「茨姫」
死んだ姉を偏愛していた母親が他界し、響子にとって辛い思い出が募る実家が残った。荒れ果てた家を整理するため、ツルバラで覆われた庭の小屋に入ると……。

owarini

簡単ですが「営繕かるかや怪異譚」シリーズの解説でした。

ぜひ読んでみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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