葉室麟さんの小説『羽根藩シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
併せてその他藩シリーズ
- 「秋月藩シリーズ」
- 「黒島藩シリーズ」
- 「扇野藩シリーズ」
についても読む順番をまとめました!
\最新情報/
2020年9月に「草笛物語」が文庫化しました!
よろしくお願いいたします。
葉室麟さんの小説『羽根藩シリーズ』とは
まずは、葉室麟さんの小説『羽根藩シリーズ』とはどんなお話しなのかを簡単に紹介していきます。
『羽根藩シリーズ』は『蜩ノ記』(ひぐらしのき)から始める一連の時代小説です。
『小説NON』(祥伝社)で連載され、その後文庫化された作品となります。
第146回直木三十五賞受賞作でもあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ストーリーとしては、城内でとある事件がきっかけで切腹を命じられた主人公・檀野庄三郎(だんの しょうざぶろう)が、家老の恩情により切腹は免れたものの僻村・向山村へ異動となるところから物語がスタートします。
そこで同じく7年前にとある事件がきっかけで島流しになり、向山村に幽閉されている戸田秋谷(とだ しゅうこく)の監視を命じられる。
監視を行ううちに秋谷の人柄を目のあたりにし、彼が無実ではないかと思うようになり・・・
というお話です。
葉室麟『羽根藩シリーズ』の読む順番
では続きまして、葉室麟『羽根藩シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
刊行中の作品は以下の通り。
1.『蜩ノ記』(祥伝社 2011年10月 / 祥伝社文庫 2013年11月)
2.『潮鳴り』(祥伝社 2013年10月 / 祥伝社文庫 2016年5月)
3.『春雷』(祥伝社 2015年3月 / 祥伝社文庫 2017年9月)
4.『秋霜』(祥伝社 2016年5月 / 祥伝社文庫 2019年4月)
5.『草笛物語』(KADOKAWA 2017年9月)
文庫↓
第5巻では一気に20年後に飛びますが、これは作者が病床であったため話をたたみに行ったのかもです。
葉室麟のその他藩シリーズの読む順番
ちなみに葉室麟さんの作品として、「羽根藩シリーズ」以外にも、「秋月藩シリーズ」、「黒島藩シリーズ」、「扇野藩シリーズ」といった別の藩シリーズも出版されています。
せっかくなので、それらの藩シリーズの読む順番についてもまとめておきました。
「秋月藩シリーズ」の読む順番
まずは筑前の小藩・秋月藩での藩政治にまつわる陰謀を描いた「秋月藩シリーズ」です。
「秋月藩シリーズ」は以下の2巻が刊行されています。
1.『秋月記』
2.『蒼天見ゆ』
黒島藩シリーズの読む順番
続いては、若くして執政の座に昇った桐谷主水を主人公にした「黒島藩シリーズ」です。こちらは全3巻が刊行されています。
1.『陽炎の門』
2.『紫匂う』
3.『山月庵茶会記』
扇野藩シリーズの読む順番
最後は弓上手な扇野藩重臣有川家の長女・伊也を主人公にした扇野藩シリーズです。
こちらは全4巻が刊行中です。
1.『さわらびの譜』
2.『散り椿』
3.『はだれ雪』
4.『青嵐の坂』
終わりに
ここまで葉室麟さんの小説『羽根藩シリーズ』の読む順番をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
作者逝去に伴い急ぎ足で完結となってしまった作品ではありますが、最終作は作者の遺作にもなるまとめの1冊となっています。
是非読んでみてください。ではまた。よい読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。