正月ドラマの半沢直樹2エピソードゼロ・狙われたパスワードを視聴しました!
リアルタイム感想ってできるのかなと思って、やってみたら意外とできました!
ので以下に内容をまとめていきます。
目次
ネタバレなしあらすじ!スピンオフドラマの半沢直樹2エピソードゼロ・狙われたパスワードとは
2020年4月から始まる「半沢直樹2」への入りを描いた番外編が「エピソードゼロ・狙われたパスワード」です。
あらすじとしては、半沢直樹が出向した東京セントラル証券で、評判の悪かった株取引システムの切り替えに向けたコンペが行われることに。
そこに名乗りを上げたのが、SPIRALというIT会社です。
SPIRALの若手社員・高坂圭は、少し前に発生したシステム障害を解決したことで専務の信頼を得て新人ながらもプロジェクトリーダーに任命される。
しかし、SPIRALは証券取引システムの実績がない。逆に同じくコンペに出ていた外資企業・WORLD BIG DATAは、世界最速のNWを持つが日本語のサイトがない。
そこで両者を採用し、SPIRALとWORLD BIG DATAが組んでシステム開発に当たることになるが・・・
というのが序盤のあらすじ!
高坂圭は技術はピカイチだけど過去に闇がありそうな若者で、占いにハマっている真逆な性格の東京スパイラル証券・若手社員の浜村瞳やSPIRALのチームメンバーと関わりつつ開発を進めていく。
ネタバレあり注意!正月ドラマの半沢直樹2エピソードゼロ・狙われたパスワードのあらすじと展開
では続いてはネタバレありの感想について描いて行きたいと思います。
感想はこんな感じ。
基幹系システムの構築を6ヶ月で行うというブラック!
よくわからないけど多分すごい突貫なんだと思う。
だってみずほのシステム更改めっちゃ1年くらいかかってたし!
謎のパスワード不正アクセスが起こる
そんな折、半沢部長のIDを狙った不正アクセスが起こる!
ログインミスが2秒間隔で頻発していることから調査を行なった結果、攻撃を受けていることがわかり、対処を実施。
その後は攻撃を受けることはなかったが、セキュリティを強化した新システムの作成が急がれる・・・!
過去を知りそうな人物からの電話が・・
プロジェクトが本格してしばらくすると、黒木亮介を名乗る謎の人物からSPIRALに電話がかかってくる。
その電話を受けた高坂は「この件は上に報告しないでください」と言い残し、目の色を変えて出かけていく。
そして会社のエントランスで黒木と対峙した高坂は、「昔のことをバラされたくなければ、会社を辞めろ!犯罪者のくせに!」と脅される。
3ヶ月経ったとき高坂圭を中傷する匿名メールが届く
それでもプロジェクトは続き、少し遅れながらも開発が進む。
そして合同プロジェクトでとある匿名報告が入る。
「高坂圭は犯罪者である」
この報告で揺れるプロジェクトチーム。
「また、こうなってしまったか・・・」
と会社を辞めようとした高坂だったが、チームメンバーのベテラン社員から「お前がまだチームリーダーだ。最後まで責任を持て」と言われ、辞めることを思いとどまる。
完成間近のある日、事件が起こる
なんだかんだで上手くいきそうになッた完成間近のある日、事件が起こる。
新システムのサーバー内に、仕様変更が起こって採用されなくなったはずのファイルが何故か残っている。
不審に思ってそれを実行すると、それがウイルス(トロイの木馬)であることがわかる!
トロイの木馬とは?
何らかの方法で内部に入り込んで内側からのっとるウイルスのこと。USBとかで入るよ!
そのウイルスをなんとか止めることに成功した高坂らだったが、何故どこからウイルスが入るこんだのか、はわからないまま・・・!
しかもなぜ新システムを狙ったのか?などイマイチ不審な点もあり・・・。
World Big Dataにも怪しげな動きが見られる
ここで場面は移り、謎のバーで打ち合わせをする黒木とWorld Big Dataの担当者・来栖。
「金が欲しいなら次はしくじるなよ」
「大丈夫ですよ、海外までお送りしますよ。」
「海外に出向するのは俺と、もう一人」
そこでもう一人謎の人物のシルエットが!
出てきた人間は一体誰なのか・・・?それはわからないまま次の展開へ!
自宅謹慎となってしまう浜村!
そんな折、東京スパイラル証券の担当者・浜村がインサイダー取引疑惑で自宅謹慎となる。
反論しようとするが上司らに押し切られ、覚えのない株売買の取引により浜村から担当を外されてしまう・・・!
この出来事に違和感を感じた高坂だったが、考える間もなく答えが出ないままシステム移行の日が近づく・・・・!
新システムへの移行をタイミングが狙われている!?
考えてみて、浜村の言葉が思い出される。
「私が犯人なら、狙いやすい旧システムを狙いますけど」
その通りだ。
ではなぜ犯人は新システムへのトロイの木馬を仕掛けたのか、それは旧システムから新システムへの移行を急がせるためなのではないか?
そう考えた高坂らは一計を講じることにする。
「俺を信じてくれますか?」
と高坂は問いかける。
そして移行当日。。。
移行は成功したのかと思ったら、300億円の口座残高がみるみる減っていく!
そしてその実行者は「半沢直樹」のID名が・・・!
高坂らの逆転の一手はフィッシング!
と思ったら、残高が減っているように見えたシステムは実は高坂がフィッシングで作った偽画面!
大学時代に逮捕の原因となったフィッシング技術を正しく利用し、犯人チームの思い描いた展開になっているかのように見せかけることに成功!
そして、リモートログインの履歴などから、WORLD BIG DATA・来栖の協力者は東京スパイラル証券の部長・白崎であることがわかる!
さらに自宅謹慎となった浜村の件も、実も白崎の仕業であることがメール暴露によりわかってくる!
あとは恒例の詰め詰めタイム
とネタがとけたら後は半沢直樹シリーズ恒例の犯人詰め詰めタイムです。
半沢直樹は出てこないですが、そこは主人公の高坂圭が半沢直樹顔負けの口調で、犯人を詰めていく!
「お客様が信頼して預けてくれお金だ。それをお前のような汚い輩に・・・」
みたいな感じ。イントネーションまで若干半沢直樹感があって面白かった。
エピローグ!最後の最後で半沢直樹が出てくる!
高坂をSPIRALに呼び寄せた専務は、経営方針が社長と違っていたらしく、会社を辞めて新会社を興すことに。
そして舞台は変わり、バーで半沢直樹と渡真利忍(とまり しのぶ)が密談。
「東京スパイラル証券の件、大変だったみたいだな」
「ああ、だが若い者たちの力で解決できたよ」
この大物感。マネージャーかよ!
「なあ、半沢、銀行に戻ってくることはできないのか」
半沢出向後、大和田常務は態度を180度変え、役員として生き残っているらしい!しかし半沢直樹はいう。
「時代は変わったんだ。与えられた場所、セントラル証券ででかい仕事をするだけだ。」
そしてこう続ける。
「いつか、銀行を見返すために!」
面白かったです。
半沢直樹2スピンオフエピソードゼロの感想!
続いては感想についてです。思ったのは以下の3点!
半沢直樹全然出てこねえ!
まじで全然出てこないです。でも名前はちょいちょい出てくる。
「半沢部長が後押ししてくれた」とか「半沢部長ならこう言う」みたいな感じで伝言だけ伝わってくる。
BGMはめっちゃ半沢直樹!
ただBGMはめっちゃ半沢直樹ですので前作から見ていた人はその辺で懐かしさを感じるはず!
やられてもやり返さない若者たち
半沢直樹といえば「やられたらやり返す」が合言葉ですが、エピソードゼロの主人公である若者たちはそんなにやり返しません。
「やられたらやり返すってバカじゃないですか。もっとやられることになる。」
とか、会社が激務だったり人間関係で居づらくなったら、すぐに会社を辞めようとする若者に対し、やられたらやり返し出向になってもめげない半沢直樹という対比が印象的!
終わりに
という感じのエピソードゼロでした。従来の半沢直樹の展開に加えてミステリー要素もあってさらに面白さが増えてる印象!
本編は4月スタートとのことで、楽しみ!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。