一人暮らしを初めて早3年ほど。
ここらで一度初心に戻るのもよいのではないかと思い読んだのがこちらの1冊『ひとり暮らしスタートブック』。
復習のつもりで読んだ本でしたが、これがかなりいい本でした。
一人暮らし本って大抵は、理想の暮らし方について書かれているか、あるいは一人暮らしを始めるにあたっての注意点か、どちらかしか書いてない本が多い中、本書は「ひとり暮らしのやるべきことが網羅されてる上、イラストで視覚的に理想の住まいのアイデアが浮かんでくる」という両方どりです。
では、以下に本書で個人的に良いと思った内容をまとめていきます。
目次
一人暮らし本で学んだ洗濯のコツとおすすめ
自炊力の低い自分としては、洗濯機不可のモノだけ避けて、あとはまとめて洗濯機にポイでよいのかと思っていたのですが、それ以外にも実はいろいろと洗濯のコツがあるということを本書で学びました。
例えば、ワイシャツの襟の部分の汚れなどは洗面所で先に部分手洗いをしてから洗濯機に入れると汚れが落ちるとか、同じくワイシャツの袖を胸のボタンで止めると絡まないとか。
他にももし血が付いてしまった場合の落とし方として、血はタンパク質で熱で固まるので、住宅用洗剤を使って水でもみ洗いがよいとか、洗濯表示の見方なども一覧化されていてありがたかったです。
あと洗濯後の干しについても、自分の場合、「部屋干しは匂いが出るから雨が降ったら洗濯ものは干せないな」と思っていたのですが、部屋干し用洗剤!というものがあるそうですね。
何その画期的なアイテムと思ってAmazonでポチりました。
一人暮らし本で学んだ料理と金銭感覚のコツとおすすめ
続いては料理屋金銭感覚のコツについてです。
料理でも、卵は尖った方が下(基本が少なくなるよう)とか、残った豆腐の保存の仕方など色々とコツを知ることができました。
また、本書では手取りに対するお金の使い道の目安についても書かれており、それがなかなか厳密です。
本書によると、家賃の目安は手取りの2〜3割が適切。
水道ガス電気は5〜6%、プロバイダ代も携帯込みで5〜6%とする。
食費は13〜15%、その他の出費(衣類、雑費、交際費など)をそれぞれ3〜5%程度に収め、手取りの10%は貯金したい!
とのこと。そのほかにも結構細かく分かれていたのですが、本書の通りにしたら確かにフィナンシャル力上がりそう。
余談ですが、年収別のおすすめ本まとめました!
一人暮らし本で学んだ虫対策!ゴキブリの倒し方のコツ
お家トラブルの窮地といえばGの出現。
本書ではふいに発生したゴキブリの倒し方と予防に仕方についても書かれています。
ゴキブリに有効な武器としては、沸騰したお湯、洗剤原液、殺虫剤など。お風呂ならシャンプーも効果的だそうです。
また、侵入経路としての排水溝は使わないときは蓋をしておくのが吉とのこと。
ベランダや廊下、ゴミ捨て場などの共用スペースにゴキブリ駆除剤を置くのも、部屋に入ってくる前にシャットアウトできるのでよいです。
一人暮らし本で学んだストーカー対策のコツ(女性におすすめ)
本書では主に女性向けな面もあり、ストーカー対策についてもかなり詳しく書かれています。
例えば、部屋が特定されるのを避けるために家に帰ってすぐ電気をつけないこと、エレベーターは非常ボタンを押せる位置に立ち相手に背を向けないこと、郵便物は個人情報を消してから捨てることなどのノウハウが書かれています。
全部やったらなんかスパイみたいな生活になりそうですね(笑)
終わりに!初めての一人暮らしにおすすめな本です!
本書では、巻末にオススメの部屋リストみたいなのがあり、それだけでも一見の価値があります。
一人暮らしの準備のコツとか、一人暮らしを始めたら用意すべきものとかもわかり、かつ理想のレイアウトのイメージも湧く、というオールインワンの1冊。
一人暮らしを考えている人にオススメです。ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
P.S.一人暮らしで外食だけ生活を健康的に送りたい人のためのサイトを作りました。よければ参考にしていただけると!
ちなみに一人暮らしのご飯に特化した番外編も出ています!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。