カナダ総督文学賞受賞を受賞した小説『侍女の物語』。
男性優位の近未来を描いた作品ですね。
その『侍女の物語』に続編が登場したというのです。
それが『誓願』という作品。
今日は第1作『侍女の物語』と第2作の『誓願』について紹介していきます。
第1作『侍女の物語』とは?男性優位なディストピア小説です。
まずは第1作『侍女の物語』について簡単に見ていきましょう。
舞台となるのは近未来の独裁国家『ギレアデ共和国』。この国では出生率が著しく低下し、子供を産むことができる女性が国家の資産となっている設定です。
これによって、その国の女性たちは「子供を産むこと」だけを強いられ、その他の自由を奪われています。
司令官の子を産める女性は侍女養成施設に収容されるんですが、ただ他の女性からは軽蔑の目で見られたり・・・とかその辺も作り込まれています。
ストーリーとしては侍女のオブフレッドは生き別れになった娘に会うため恋人と共に脱出しようとするが・・・
といった感じ。
第2作『誓願』について。『侍女の物語』の続編を解説!
続いては第2作『誓願(せいがん)』について解説します。
まずは刊行情報ですが、第1作と同じく早川書房から2020/10/1に発売されています。
作品のないの時系列としては『侍女の物語』から十数年後、
- 政治を操る立場にまでのぼり詰めたリディア小母
- 司令官の娘アグネス
- 古着屋の娘デイジー
の3人が語り手となります。
ギレアデで暮らす少女たちの生活ぶり、前作の関係者のその後などを知ることができます。
まだ自分も読めてないのですが、そのうち読みたい作品です。(文庫はまだ)
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』はWOWOWでドラマもある
ちなみにドラマも出ています。
どこで見られるのは今調査中なんですがWOWOWで読んだという人が多いので、とりあえずWOWOWでは見られるはず。
特に第1作は文章で読むとかなり混沌としているので挫折しそうな人はドラマで見るのもありですね。
※2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトで確認ください。
ではまた。良い読書ライフを!
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