『十二国記シリーズ』の読む順番は、刊行順がおすすめです。0巻の『魔性の子』は飛ばして良いです。
本記事では小野不由美さんの小説『十二国記シリーズ』の読む順番を様々な方法で解説します。
- ✔︎最初は刊行順がおすすめ
- ✔︎読むなら新潮文庫完全版
- ✔︎魔性の子はどっちでも良い
これが刊行順(あらすじに飛びます)↓
- 0.『魔性の子』(刊行順1巻目)
- 1.『月の影 影の海』
- 2.『風の海 迷宮の岸』
- 3.『東の海神(わだつみ) 西の滄海』
- 4.『風の万里 黎明の空』
- 5.『丕緒の鳥 (ひしょのとり)』
- 6.『図南の翼 (となんのつばさ)』
- 7.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ)』
- 8.『黄昏の岸 暁の天』
- 9.『白銀の墟 玄の月』
・・初めての人はまずこれで読んでみよう!
◆その他の読み方
小野不由美さんの小説『十二国記シリーズ』といえば、古代中国っぽい世界観の、「麒麟」が統治する7つの国を行き来する一大ファンタジーですね!
ただ、その読む順番は意外と難しいと言われています。
そこで今日はそんな十二国記シリーズのあらすじと読む順番などを紹介していきます。
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では参ります。
目次
『十二国記』の読む順番は時系列より公式刊行順がおすすめ!【初心者向け】
ではここからは十二国記シリーズの読む順番をまとめていきます。
まず刊行順と作品内の時系列で違いがあるのですが、まあ伏線とかもあるので最初は刊行順がオススメです。
なのでとりあえずの結論として、オーソドックスな刊行順が良いでしょう。
これが刊行順↓
- 1.『魔性の子』
- 2.『月の影 影の海』
- 3.『風の海 迷宮の岸』
- 4.『東の海神(わだつみ) 西の滄海』
- 5.『風の万里 黎明の空』
- 6.『丕緒の鳥 (ひしょのとり)』
- 7.『図南の翼 (となんのつばさ)』
- 8.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ)』
- 9.『黄昏の岸 暁の天』
- 10.『白銀の墟 玄の月』
ただ補足すると、0巻『魔性の子』だけは舞台が日本だしホラーテイストで異質なので、飛ばすのもアリです。
あとは十二国記の短編集を飛ばす読み方も、最速で最新刊に到達できる読み方としてはありです。
まとめるとこんな感じ!
◆読み方まとめ
◆その他よくある質問
※クリックすると該当部分へ飛びます
順番一覧表作りました↓
タイトル | 刊行順 | 刊行 日時 |
作品内 時系列 |
登場国 |
---|---|---|---|---|
魔性の子 | 0 | 1991/9/25 | – | 日本 |
月の影 影の海(上) | 1-1 | 1992/6/20 | 4-1 | 巧、雁、慶 |
月の影 影の海(下) | 1-2 | 1992/7/20 | 4-2 | 巧、雁、慶 |
風の海 迷宮の岸(上) | 2-1 | 1993/3/20 | 3-1 | 黄海、戴 |
風の海 迷宮の岸(下) | 2-2 | 1993/4/20 | 3-2 | 黄海、戴 |
東の海神 西の滄海 | 3 | 1994/6/5 | 1 | 雁 |
風の万里 黎明の空(上) | 4-1 | 1994/8/5 | 5-1 | 慶、恭、芳、才 |
風の万里 黎明の空(下) | 4-2 | 1994/9/5 | 5-2 | 慶、恭、芳、才 |
図南の翼 | 5 | 1996/2/5 | 2 | 黄海、恭、奏 |
黄昏の岸 暁の天(上) | 6-1 | 2001/5/15 | 6-1 | 黄海、慶、雁、戴、範、漣 |
黄昏の岸 暁の天(下) | 6-2 | 2001/5/15 | 6-2 | 黄海、慶、雁、戴、範、漣 |
華胥の幽夢 | 7 | 2001/9/5 | -(短編集でバラバラ) | 才、戴、漣、慶、雁、柳、奏、芳、恭 |
丕緒の鳥 | 8 | 2013/7/1 | 7 | 慶、柳、雁 |
白銀の墟 玄の月(第一巻) | 8-1 | 2019/10/12 | 8-1 | 戴 |
白銀の墟 玄の月(第二巻) | 8-2 | 2019/10/12 | 8-2 | 戴 |
白銀の墟 玄の月(第三巻) | 8-3 | 2019/11/9 | 8-3 | 戴 |
白銀の墟 玄の月(第四巻) | 8-4 | 2019/11/9 | 7-4 | 戴 |
魔性の子に関しては流れ的にはどっちでも良いです。とりあえず読んでみてダメなら飛ばすがおすすめ。
刊行順で読む(初心者向け)
十二国記シリーズを刊行順で読む順番は以下の通り。
0.『魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)』(日本を舞台にしたホラー小説。新潮文庫)1991年
1-1.『月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)』
1-2.『月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)』
(登場国:巧、雁、慶)1992年
2.『風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)』
(麒麟の物語。登場国:黄海、戴)1993年
3.『東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫)』
(登場国:雁)1994年
4-1.『風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)』
4-2.『風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)』
(登場国:慶、恭、芳、才)1994年
5.『丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)』【短編】2001年
※出版順では『図南の翼』の後だがナンバリングは5巻。短編なので順番はどこでもよいです。
6.『図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)』
(登場国:黄海、恭、奏)1996年
外伝1.『漂舶』(『ドラマCD 東の海神 西の滄海』付録)(登場国:雁)1997年
7.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)』
(かしょのゆめ、短編集)2001年
8.『黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)(そら)』
(登場国:黄海、慶、雁、戴、範、漣)2001年
9-1.『白銀の墟 玄の月 第1巻』(2019/10/12)
9-2.『白銀の墟 玄の月 第2巻』(2019/10/12)
9-3.『白銀の墟 玄の月 第3巻』(2019/11/9)
9-4.『白銀の墟 玄の月 第4巻』(2019/11/9)
タイトルのみ(本屋で買う人用)↓
- 0.『魔性の子』
- 1.『月の影 影の海』(2巻)
- 2.『風の海 迷宮の岸』
- 3.『東の海神(わだつみ) 西の滄海』
- 4.『風の万里 黎明の空』(2巻)
- 5.『丕緒の鳥 (ひしょのとり)』
- 6.『図南の翼 (となんのつばさ)』
- 7.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ)』
- 8.『黄昏の岸 暁の天』
- 9.『白銀の墟 玄の月』(4巻)
たまに上下巻のやつがあったりもします。
この読み方の1巻目↓
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時系列順で読む(上級者向け)
続いては上級編ですが、作品内の時系列順で読む場合の順番です。
- 1.『東の海神 西の滄海』(1994年)
- 2.『漂舶』(1997年)
- 3.『図南の翼』(1996年)
- 4.『華胥』(2001年)
- 5.『風の海 迷宮の岸』(1993年)
- 6.『冬栄』(2001年)
- 7.『風信』(2013年)
- 8.『月の影 影の海』(1992年)
- 9.『丕緒の鳥』(2008年)
- 10.『書簡』(1993年)
- 11.『風の万里 黎明の空』(1994年)
- 12.『乗月』(1995年)
- 13.『帰山』(1998年)
- 14.『落照の獄』(2009年)
- 15.『黄昏の岸 曉の天』
エピソードごとなのでちょっとごちゃごちゃしていますが、この順番です。
一度読み終えた後の再読では時系列順も面白いかも!
ここからスタート↓
本編だけ読む順番(急ぎの人向け)
ちなみにこれは番外編というかかなり特殊な読み方ですが、以下のような人にオススメの読み方です。
そんな人は短編集や番外編を飛ばし、以下の5冊(9巻は4冊ありますが・・)のみを読んでいくのもありです。
◆本編だけ読む
- 1.月の影 影の海
- 2.風の海 迷宮の岸
- 4.風の万里 黎明の空
- 8.黄昏の岸 暁の天
- 9.白銀の墟 玄の月
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全巻を見る↓
載国のエピソードだけを読む順番(超急ぎの人向け)
さらに絞るなら最新刊の舞台となる載国のエピソードだけを読むやり方として、
◆載国のエピソードだけを読む
- 2.風の海 迷宮の岸
- 8.黄昏の岸 暁の天
- 9.白銀の墟 玄の月
もあります。(0.魔性の子も載ですが、これは特殊なので飛ばしがおすすめ)
ここからスタート↓
全巻を見る↓
2.風の海 迷宮の岸
8.黄昏の岸 暁の天
9.白銀の墟 玄の月
私見ですが、十二国記シリーズはハマる人はどこから読んでもすぐに世界観に入って行けるし、一方で、重ね読みすることで徐々に世界観への理解が深まりより面白くなっていく作品です。
なので、なんならいきなり9巻から読むのもありだし、ランダムに読んでもハマる人はハマるはずです。
「面白い本はどうせ何回も読むんだし!」という人は順番は気にしなくてもいいのかなと思います。それくらいのパワーがあります。
十二国記の出版情報!新潮文庫と講談社の違いなど、よくある質問まとめました!
続いては十二国記についてのよくある質問集です。
順番というほどでもないけど引っかかりがちポイントなので注意しましょう。
Kindle(電子書籍)ないの?ないです。
電子書籍派なんだけど・・・
と言う人もいると思います。しかし十二国記シリーズの電子版はありません。
ちなみに小野さんの作品は十二国記に限らずなぜかKindle化されないのが通例みたいです。
なので紙で読んでいきましょう。
※オーディブル版もないです。アニメドラマCDはある
講談社文庫と新潮文庫完全版の違い
ちなみに紙の本でいうと、いくつかの出版社から出ています。
- 講談社X文庫ホワイトハート版・・・絶版
- 講談社文庫版・・・絶版
- 新潮文庫完全版・・・最新刊まで!魔性の子が出るのは新潮文庫だけ!
こんな感じなので、これから読む人は新潮文庫完全版で揃えていきましょう。
完結してるの?まだです。泰国のその後は新刊へ…
完結はしていないです。
とはいえ最新9巻「白銀の墟 玄の月」が出るまでに10年以上待たされたので次もいつになることやら・・・。
8巻の終わりは超中途半端だったので地獄でしたが、9巻はまだ区切りがよいのでマシですね。気長に待ちましょう!
『十二国記シリーズ』とは?小野不由美さんの代表作、中華風ファンタジー小説です。
続いては、まだ読んだことがないよーという人に向けて、小野不由美さんの小説『十二国記シリーズ』とはどんな物語なのかを簡単に紹介していきます。
どんなお話なの?ざっくりあらすじ紹介。
十二国記のジャンルは古代中国ファンタジーです。
※0巻目の『魔性の子』を除く
ストーリーとしては、仙人や妖魔が存在する中国を舞台に、麒麟によってえらばれた十二人の王が支配する12の国が描かれます。(いまだすべての国は描かれず、全体像が見えない奥深さあり)
世界観はファンタジーですが、作品の内容はリアリティが高く、生きることの難しさを感じることのできる作品です。
ちなみに最近本屋でやけにピックアップされているのは、12年ぶりに最新刊が出ると発表されたのが原因です。
麒麟と王が一心同体で政治を行う世界観
ここからはまだ迷っている人のために、十二国記シリーズの世界観と魅力を紹介します。
十二国記の世界観では、麒麟が重要な役割を果たします。
麒麟は慈悲深く、争いを好まない生きもので、寿命は無限ですが汚れによって病んで死ぬという設定。
麒麟が王の資質のある人間を選びますが、この王が天の道から外れた行いをすると麒麟が病み、悔い改めずに悪行が続けば麒麟が死にます。
そして王と麒麟は一心同体で、麒麟が死ねば王もしに、また新たな麒麟が生まれ、王を選ぶというシステムです。
王は半不老不死みたいな能力を与えられ、武器などで殺されることはあっても、老衰では死ぬことはなく、良い王であれば数百年統治が続くことも。
古代中国風だけども、王は世襲ではないという点がこの物語の最大の特徴です。
麒麟のツンデレ塩対応にキャラ魅力あり
十二国記の魅力の一つとして、「泰麒の塩対応」があるといわれています。
塩対応とは?
冷たい対応のこと。ツンデレのツン。
泰麒がどのくらい塩対応かというと、50音すべてにセリフを当てはめられるほど!
実際に何人もの方が塩対応をまとめてくれています(笑)
あ: あなた方は何より、自分達を罰するべきです。
い: 徒に黙して退くとお思いですか。
う: 譫言を聞きに来た訳ではないのですが。
え: 婉曲な言い回しは不要です。
お: 王宮に私の目が届かぬ所があるとでも?
か: 可及的速やかに対処してください。
き: 麒麟だから…何か?引用元:https://twitter.com/Monmon_kokki/status/1206543538843877377
2↓
大変興奮するタグでした。夢おじがいりきたってしまいそう。塩泰麒って本当に色っぽい。白圭宮すべてが性癖にめざめてしまう。
#泰麒の塩対応50音引用元:https://twitter.com/usausa_12_bare/status/1206533129323704321
・・・50音すべてをイメージできるほどコアなファンが多いことがうかがえますね!
2021/4追記:十二国記の壁ドン
十二国記シリーズは第0巻「魔性の子」が女子高生の異世界ものとして知られています。
しかし、壁ドンの仕方については通常の少女漫画とは一線を画すとうー(@HiakiWoo)さんは指摘する。
https://twitter.com/HiakiWoo/status/1378726826667696134
タイプは違いますが、女子高生異世界転生ものを読みたい人は「彼方から」もおすすめ。
各巻のあらすじ!既刊第10巻『白銀の墟 玄の月』まで
どこまで読んだかわからない人に向けて、各巻のあらすじをまとめました!
刊行順です。
0.『魔性の子』
1.『月の影 影の海』
2.『風の海 迷宮の岸』
3.『東の海神(わだつみ) 西の滄海』
4.『風の万里 黎明の空』
5.『丕緒の鳥 (ひしょのとり】』
6.『図南の翼 (となんのつばさ】』
7.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ】』
8.『黄昏の岸 暁の天』
9.『白銀の墟 玄の月』
0.『魔性の子』(刊行順1巻目)
まずは第1巻(0巻という人もいう)の『魔性の子』です。こちらだけ異世界転生系なのが特徴。
どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。
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1.『月の影 影の海』
続いては第2巻の『月の影 影の海』です。ここから読んでもOK、上下巻です。
「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。
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2.『風の海 迷宮の岸』
続いては第3巻の『風の海 迷宮の岸』です。
幼(いとけな)き麒麟に迫り来る決断の時──神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国(たいこく)麒麟の泰麒(たいき)は、天地を揺るがす〈蝕(しょく)〉で蓬莱(ほうらい)に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国(くに)へと戻されるも、役割を理解できぬ麒麟の葛藤が始まる。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。
3.『東の海神(わだつみ) 西の滄海』
続いてはシリーズ第4巻(魔性の子を除くと3巻目)の『東の海神(わだつみ) 西の滄海』です。
国が欲しいか。ならば一国をやる。延王(えんおう)尚隆(しょうりゅう)と延麒(えんき)六太(ろくた)が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪(さんだつ)か──二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧(やすらぎ)に導くのか。そして、血の穢(けが)れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。
4.『風の万里 黎明の空』
続いてはシリーズ第5巻(魔性の子を除くと4巻目)の『風の万里 黎明の空』です。
人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者(さんだつしゃ)に殺され、平穏な暮らしを失くし哭(な)いていた。そして鈴は、蓬莱(ほうらい)から辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難(くるしみ)を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福(しあわせ)を信じて歩き出すのだが──。
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5.『丕緒の鳥 (ひしょのとり)』
続いてはシリーズ第6巻(魔性の子を除くと5巻目)の『丕緒の鳥 (ひしょのとり)』です。
「絶望」から「希望」を信じた男がいた。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「たいしや大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮する。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか──表題作「丕緒の鳥」ほか、己の役割を全うすべく、走り煩悶する、名も無き男たちの清廉なる生き様を描く短編4編を収録。
6.『図南の翼 (となんのつばさ)』
続いてはシリーズ第7巻(魔性の子を除くと6巻目)の『図南の翼 (となんのつばさ)』です。
この国の王になるのは、あたし! 恭国(きようこく)は先王が斃(たお)れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔までも徘徊(はいかい)していた。首都連檣(れんしよう)に住む少女珠晶(しゆしよう)は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしと教育を与えられ、闊達な娘に育つ。だが、混迷深まる国を憂えた珠晶はついに決断する。「大人が行かないのなら、あたしが蓬山(ほうざん)を目指す」と──12歳の少女は、神獣麒麟(きりん)によって、王として選ばれるのか。
7.『華胥の幽夢 (かしょのゆめ)』
続いてはシリーズ第8巻(魔性の子を除くと7巻目)の『華胥の幽夢 (かしょのゆめ』です。こちらは短編集です。
王は夢を叶えてくれると信じた。だが。 才国(さいこく)の宝重である華胥華朶(かしょかだ)を枕辺に眠れば、理想の国を夢に見せてくれるという。しかし、采麟(さいりん)が病に伏すいま、麒麟が斃(たお)れることは国の終焉を意味する国の命運は──「華胥」。雪深い戴国(たいこく)の王が、麒麟の泰麒(たいき)を旅立たせ、見せた世界は──「冬栄」。そして、景王(けいおう)陽子(ようこ)が親友楽俊(らくしゅん)への手紙に認(したた)めた希(ねが)いとは──「書簡」。王たちの理想と葛藤を描く全5編。
8.『黄昏の岸 暁の天』
続いてはシリーズ第9巻(魔性の子を除くと8巻目)の『黄昏の岸 暁の天』です。
王と麒麟が還らぬ国。その命運は!? 驍宗(ぎようそう)が玉座に就いて半年、戴国(たいこく)は疾風の勢いで再興に向かった。しかし、文州(ぶんしゆう)の反乱鎮圧に赴(おもむ)いたまま王は戻らず。ようやく届いた悲報に衝撃を受けた泰麒(たいき)もまた忽然(こつぜん)と姿を消した。王と麒麟を失い荒廃する国を案じる女将軍は、援護を求めて慶国を訪れるのだが、王が国境を越えれば天の摂理に触れる世界──景王陽子が希望に導くことはできるのか。
・・・この巻発売後、17年の月日を待たされました笑
9.『白銀の墟 玄の月』
続いてはシリーズ第10巻(魔性の子を除くと9巻目)の『白銀の墟 玄の月』です。
こちらは1〜4巻構成です。
十二国記シリーズの番外編情報!アニメ、ゲーム、イラストなどもあります。
続いてはメディアミックス情報を解説します。
「十二国記」30周年記念ガイドブック(2022年8月25日)
2022年8月25日に「「十二国記」30周年記念ガイドブック」が出る模様。
内容としては、以下の通り。
歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」の30年史を辿る!
1991年に新潮文庫の一作として発表された『魔性の子』は、その後、「十二国記」シリーズの「はじまりの物語」となり未来に繋がる————。30年の時を経て、初版3万部で始まった一冊が、《完全版》全10点15冊の累計1280万部を超える大作となった今、改めて作品世界を振り返り、様々な視点から「十二国記」の30年史を辿る、シリーズ初の「ガイドブック」。引用元:Amazon
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テレビアニメ『十二国記シリーズ』の観る順番
十二国記シリーズは2002年から2003年にかけてアニメ化もされています。
基本的には原作に忠実に進みますが、アニメでは主人公の陽子のほかに、同じく現代から飛ばされた2人の人物が登場。この3者の対比を描きつつ物語が進行していきます。
アニメオリジナルストーリーもあるので、原作派の人もぜひどうぞ!
韓国、中国、アメリカなどでも放送されているので外国語の教材にもなりますね。
アニメ版として放送された範囲と順番は以下の通り。
- 1.『月の影 影の海』
- 2.『風の海 迷宮の岸』
- 3.『東の海神 西の滄海』
- 4.『風の万里 黎明の空』
※アニメ版は『風の万里 黎明の空』の放送が先
※『華胥の幽夢』収録の数話も放送されている
※本ページの内容は2020/10/28現在のものです。最新の情報は上記サイト内で確認ください。
イラスト集「久遠の庭 「十二国記」 画集」
ちなみに十二国記シリーズは画集も出ています。
それがこちらの『久遠の庭 「十二国記」 画集』
<第一集>は一九九一年から二〇〇六年までの初期作品に描き下ろしを加えた全九五点を収録とのこと。
ほかにもポストカードブックなども出ています。
ゲーム版「十二国記 赫々たる王道 紅緑の羽化」
十二国記シリーズはゲーム化もなされています。
それがこちらの「十二国記 – 紅蓮の標 黄塵の路 –」と『十二国記 -赫々たる王道 紅緑の羽化-』です。
ともにコナミの制作で、「紅蓮の標 黄塵の路」は小説「月の影 影の海」のアナザーストーリー、『十二国記 -赫々たる王道 紅緑の羽化-』は、小説『風の万里 黎明の空』をモチーフにしたRPGゲームとなっています。
十二国記シリーズのおすすめの巻はどれ?みんなで選ぶ人気ランキング投票!
十二国記を読んだ人の中で「全部面白いけど強いて言えばどの巻が最高か」と言うのはよくある話題ですね。
そこでこの章では十二国記の既刊の中でどれがおすすめなのかの投票を始めました!
全巻読破したぜ!と言う人はぜひ投票していっていただけると幸いです。
一番好きなシリーズを選びVoteボタンを押してください。
あとシリーズ通しての感想が書けるコーナーも作りました↓
□総合評価
みんなのコメント!
世界観が作り込まれていてとても面白いです。国毎に物語が会って、いろんな人を応援したくなります。近年、十数年ぶりに新刊が発売されたのが嬉しいです。
異世界に飛ばされた現代女子高校生が一国の王になっていく話なのだが、「異世界に一人」という孤独や葛藤の描き方が絶妙で最高。
若い頃に読んでいたときは、この先がどうなるのか気になって仕方なく、とても面白く感じていた。
ねずみの獣人や、生命の誕生のシステムなど、想像するのも楽しかった。
十年以上待ってようやく新刊が発売されてワクワクして買って読んだが、あれ?こんなに暗い話だったっけ?と思うほど凄惨で、救いがない物語になっていて、読んでいて疲れてしまった。
とにかくおもしろいです。独特な世界観ですが、夢中になって読み進めることができます。異世界ファンタジーですが、歴史小説のようでもあり、読み応えもあります。
終わりに。十二国記以外の小野不由美さんの別作品は「ゴーストハントシリーズ」が有名。
ここまで十二国記シリーズの読む順番をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
ついに最新刊が出るとのことで、最近さらに人気が出ている作品です。
要チェック!
なお、作者の小野不由美さんの別作品シリーズとしては、ひょんなことから幽霊調査会社に協力することになってしまった女子高生と会社の変人ゴーストバスターたちの関わりを描く「ゴーストハントシリーズ」などが有名。
こちらもぜひチェックしていきましょう!
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。