フランスの作家・ピエール・ルメートルさんのミステリー小説「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」
邦訳もされていて『その女アレックス』などで有名ですね。
今日はその「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」の読む順番とあらすじを紹介していきます。
目次
カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズとは?
まずはカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズとはどのような物語なのかを簡単に紹介していきます。
ストーリーとしては、パリ警視庁のカミーユ・ヴェルーヴェン警部が連続殺人犯を追い求めていくという警察ミステリー。
正確でカラフルな場面描写、エピソードの構成のウマさ、サスペンスの臨場感とかがウリの作品となっています。
カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの読む順番と各巻あらすじ
続いてはカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの読む順番を紹介します。
注意点は日本での刊行順で読むと順番が入れ替わってしまうという点。(その女アレックスは第2作)
現在刊行中の作品の正しい読む順番は以下の通りです。
1.悲しみのイレーヌ
2.その女アレックス
3.傷だらけのカミーユ
ではそれぞれのあらすじについて簡単に紹介していきます。
1.悲しみのイレーヌのあらすじ
まずは第1作の「悲しみのイレーヌ」です。
こちらでは、異常な方法での連続事件が発生し、それを主人公のカミーユ・ヴェルーヴェン警部らが調査していきます。
そして調査のさなか、連続殺人犯の次のターゲットと目されているのはカミーユの良く知る人物で・・・
という流れ。第1部と第2部に分かれていて、その落差のプロットが面白い作品です。
2.その女アレックスのあらすじ
続いては第2作の「その女アレックス」です。
こちらでは、30歳の女性・アレックスが何者かに拉致監禁を受ける場面から物語がスタート。
誘拐には目撃者もおり、カミーユ・ヴェルーヴェン警部らが調査を開始します。
その調査の途中で、明らかになったアレックスの素顔とは・・・?
というストーリー。
3.傷だらけのカミーユのあらすじ
最後は三部作の完結編である「傷だらけのカミーユ」です。
こちらではたまたま強盗現場に居合わせてしまい、一命はとりとめたものの、その後何者かに命を狙われるようになったアンヌという女性が登場。
この女性に関わる事件を、カミーユ警部が担当していきます。
番外編:わが母なるロージー(中編)
続いては番外編情報です。
番外編としては「わが母なるロージー」という中編が出ています。
ストーリーとしては、パリのあちこちに七つの爆弾が仕掛けられたと出頭した犯人はが告げ、その調査をカミーユ警部らが行っていくという内容。
時系列的には2巻と3巻の間となります。シリーズファンはぜひチェックしていきましょう。
終わりに
ここまで簡単にではありますが、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの読む順番とあらすじを紹介させていただきました。
いかがだったでしょうか。
このシリーズは「その女アレックス」が第1作です!みたいな顔をしていますが、実はスタートは「悲しみのイレーヌ」ですので間違えないようにしましょう!
ではまた。良い読書ライフを!
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