献本をいただいたのでそれをレビューして行きます。
お疲れ様です、ニコイチ読書管理人のたkるです。
実は本サイトでは細々と献本の募集なども行っており、たまーに献本をいただくこともあります。
今回は著者自らの問い合わせ(出版社経由とかが多い)で『経営者図鑑』という本をいただきました。
以下でこの本についてレビューを行っていきます。
この本↓
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目次
『経営者図鑑』とは?超有名な近代の社長が揃った入門書
まずは概要から見ていきましょう。
書誌情報
書誌情報は以下の通り。
タイトル | 伝説の経営者たちの成功と失敗から学ぶ 経営者図鑑 |
---|---|
作者 | 鈴木博毅 |
出版社 | かんき出版 |
出版年 | 2021/6/9 |
メディア化 | なし |
失敗や空気に関する著作の多い鈴木博毅さんの作ですね。一応シリーズ2作目です。(前作を読んでなくても大丈夫)
第1巻『戦略図鑑』→第2巻:本書
第1巻↓
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内容
内容としては図解付きで有名な経営者(産業革命くらい〜現代)を紹介していくというもの。
- どんな会社を作ったのか
- 成功のポイントはどこだったのか
- その経営者に関する雑学
の三本立てとなっており、ターゲット層は初心者向けとなります。
ポイント
ポイントとしては、とにかく有名すぎるほどに有名な経営者のみが集められているという点かなと思います。
ビジネス書とかをよく読む人だと全員知ってるくらい有名な人ばかりなので、逆に友達とかと話してて
「孫さんがさー」「孫さんって誰?」「・・・」
みたいな冷たい反応をされがちという人は本書で勉強するのがおすすめ!
本レビュー『経営者図鑑』はこんな人にオススメ
では本書の内容をもう少し深く見て行きましょう。
伝説の経営者ってどのレベルなの?
まずはピックアップされる経営者の一覧です。
- アンドリュー・カーネギー
- ジョン・ロックフェラー
- 渋沢栄一
- ヘンリー・フォード
- 豊田喜一郎
- ウォルト・ディズニー
- 本田宗一郎
- 松下幸之助
- 伊深大アンド盛田昭夫
- レイ・クロック
- 稲盛和夫
- ジャック・ウェルチ
- ハワード・シュルツ
- ビル・ゲイツ
- スティーブ・ジョブズ
- 孫正義
- 柳井正
- ジェフ・ベゾス
- ジャック・マー
- ラリー・ペイジ&セルゲイ・プリン
- イーロン・マスク
- マーク・ザッカーバーグ
- チャド・ハーリー
等
本当に誰一人知らないでは済まされないレベルの有名経営者ばかりですね。
なので、もし知らない人結構いたわ・・・という人は本書を読んで勉強するのはありです。
知っていないと困ることもある超有名経営者のみがピックアップされている
内容はかなり基礎的!でも雑学は大人も熱い
内容については、
- 経歴
- ポイント
- 雑学
の3本立てとなっています。
経歴は割と一般に知られていることを解説した内容で新規性は多くないです。なので、すでにその経営者を知っている人だと、ふーんくらいで終わるかも。
2つ目のポイントもなぜそれが重要か、などのエピソードはあまり深くなくさらっとポイントだけ書かれた感じ。
この2つはポイントがまとまっているので初めての人はここを重点的に読むのが大事ですが、すでに経営者を知っている人は流し読みで良いと思います。
ただ3つ目の雑学コラムに関してはかなりマニアックな内容が語られます。
例えば、ウォルトディズニーがスタジオをこだわりすぎて配管がうまくいかず部屋で窒息死しそうになった話や、部屋にサーバーをおいたため灼熱地獄に苦しむビルゲイツなどです。
このコラムはすでにその経営者を知っている人でも知らないことが多々あるはずなので、経験者はこっちを重点的に読むと面白いと思います。
なのでもしお子さんがいる家庭なので、中学生の勉強用に!みたいに買っても、実は両親(や兄や姉がいても)はこの本を楽しむことが可能です。
経営者に詳しい人と詳しくない人の両方が楽しめる構成が魅力です
参考文献が最後にある!
とはいえ本書を実際に読み進めてみるとわかるのですが、気になった経営者がいて、その人について知りたい!と思ったとき、本書の内容だけだと満足できないこともあるかと思います。
そんなときは本書の最後にある参考文献一覧を見ましょう。
すると、その経営者の自伝や評伝などより詳しく知ることができる本がまとめられているのです。
なので、気にならない経営者については本書で軽く学び、より深く知りたくなった経営者については参考文献を続けて読むというという使い方がおすすめ!
本書で伝説の経営者を軽く知り、深く知りたいお気に入りは参考文献で深掘り!
終わりに。小中学生の課題本などとしてもあり
本書はかなり初心者向けの内容ですが、
- 経営者について基本を知りたい小・中学生(あるいはそれを教えたい親)
- 経営者に詳しくないという大人
に本書はおすすめです。
図解については正直、その図もうちょいわかりやすくできるのでは??と思うところも多かったですが、文字文字していないという点で活字が苦手な人にも手に取りやすい1冊です。
ぜひ読んでみてください。ではまた。良い読書ライフを!
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という機会は本好きには多いかと。
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この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。