柴田哲孝さんの小説「刑事・片倉康孝シリーズ」のあらすじと読む順番をまとめていきます。
ベテラン刑事が足で地道に捜査を進めていくという王道の警察ミステリーです。
派手さはないけど着実な捜査の進め方を学べるこのシリーズ、現在は第3巻まで刊行中!
ではまずは、本シリーズのあらすじから見ていきましょう!
目次
あらすじ!刑事・片倉康孝シリーズとは?柴田哲孝著の警察ミステリー!
まずは簡単に刑事・片倉康孝シリーズのあらすじを解説していきます。
「片倉康孝シリーズ」は定年間近の石神井署の刑事・片倉康孝を主人公にした警察ミステリー。
第1巻の「黄昏の光と影」では孤独死した老人の部屋で発見された謎のミイラ死体を捜査し、その人の生前の生き方をさかのぼっていきます。
刑事達が地道に足で捜査していくという淡々としつつもリアリティのある作品が魅力です。
またけっこう古い作品なので伊勢湾台風などの今は昔の出来事も振り返れます。
読む順番!刑事・片倉康孝シリーズの刊行作品一覧(光文社文庫)
続いては刑事・片倉康孝シリーズの読む順番を紹介していきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
※リンクはあらすじに飛びます。
それぞれ簡単に紹介していきます。
1.黄昏の光と影
まずはシリーズ第1巻の「黄昏の光と影」です。
定年間際の老刑事・片倉康孝が刑事課に配属されたばかりの新人刑事とコンビを組み、孤独死した老人の部屋から発見された白骨死体を調査していきます。
地道な捜査の末に徐々に真相がわかってきて・・・
というストーリー。
2.砂丘の蛙
続いてはシリーズ第2巻の「砂丘の蛙」です。
こちらでは殺人罪で主人公・片倉康孝に逮捕され、9年刑務所で服役していた男が満期で娑婆に戻ってきます。
しかし、その男は出所後すぐに殺害されてしまう。
男は片倉康孝に会いに行く途中だったという。
彼は何故殺されたのか、そして片倉康孝に会いに来た理由とは・・・?
というストーリー。
3.赤猫刑事・片倉康孝 只見線殺人事件
続いてはシリーズ第3巻の「赤猫刑事・片倉康孝 只見線殺人事件」です。
40年前に起きた火災と20年前の放火殺人事件に奇妙な繋がりに気付いた定年間近の刑事・片倉康孝。
2つの事件ではともに鮎子という女性がかかわっており・・・
というストーリー。
魅力!刑事・片倉康孝シリーズを読もう
最後に「刑事・片倉康孝シリーズ」の魅力を簡単に述べて終わろうかなと思います。
この「刑事・片倉康孝シリーズ」は、ベテラン刑事が地道な捜査でジワジワと真相に至っていくという泥臭さがウリの作品。
派手さはないですが、しっかりと昔ながらの警察の捜査手法を学ぶことができます。
警察の捜査を学びたい人はぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
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