あさのあつこさんの時代小説『弥勒シリーズ』のあらすじと読む順番をまとめていきます。表紙がかなりきれいなので単行本と文庫それぞれで紹介しました。
あさのあつこさん初の時代小説!文庫版の表紙がめっちゃカッコいいです!
結論から言うと順番はこんな感じ。(クリックで該当部分へ飛びます)
- 1.弥勒の月(2008/8/20)
- 2.夜叉桜
- 3.木練柿(こねりがき)
- 4.東雲の途(しののめのみち)
- 5.冬天の昴
- 6.地に巣くう
- 7.花を呑む
- 8.雲の果(くものはたて)
- 9.鬼を待つ
- 10.花下(かか)に舞う
(単行本2021/3、文庫2022/9/13) - 11.乱鴉の空
(単行本2022/8/24、文庫2023/9/13)
最新情報
- 第11巻「乱鴉の空」の文庫が2023/9/13発売予定
- 第10巻「花下に舞う」の文庫版が2022/9/13発売
- 第11巻「乱鴉の空」の単行本が2022/8/24発売
- 最新10巻「花下に舞う」の単行本が2021.3.27発売!
- 人気投票(好きな巻)も始めました!ぜひ投票していってください!
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最新刊(文庫10)↓
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目次
あさのあつこ『弥勒シリーズ』とは
『弥勒シリーズ』について紹介していきます。
弥勒シリーズは、あさのあつこさんによる時代小説で、光文社より発売中の作品となります。
ストーリーとしては、小間物問屋遠野屋の若おかみ・おりんの水死体が発見され、同心・木暮信次郎がその事件の調査に乗り出していくという物語。
人物描写が多彩で、人々の心の動きとか内面をうまく描き出して一気読みできる臨場感が魅力です。
あとこれは本編関係ないですが、文庫版の表紙がめっちゃカッコいいのでそこも着目しています。
少しだけ積読補充。
しばらく遠ざかっていた時代物の方に手を伸ばしてみることに(* ॑꒳ ॑* )
1冊、江戸を振り切って奈良時代まで行ってしまったけど…
あさのさんの弥勒シリーズはいつも表紙が美しいねぇ。これはシリーズ6~7弾なのだけど5作めの冬天の昴まではたぶん読んだ…と思う(-.-;)(記憶が!) pic.twitter.com/az4p77BA0b— tomomo (@tmmcoco) July 1, 2019
ただ完成度は高くて、名刺がわりの10冊に入れる人多数!
#名刺代わりの小説10選
弥勒シリーズ/あさのあつこ
文学少女シリーズ/野村美月
新世界より/貴志祐介
さよならドビュッシー/中村七里
信長 暁の魔王/天野純希
DINNER/平山夢明
ほんとうの花を見せにきた/桜庭一樹
暗黒女子/秋吉理香子
首折り男のための協奏曲/伊坂幸太郎
高瀬舟/森鴎外— セナー (@Nercery_) March 27, 2020
#名刺代わりの小説10選
鉱物シリーズ/五條瑛
十二国記/小野不由美
オーシャンクロニクルシリーズ/上田早夕里
勾玉シリーズ/荻原規子
デルフィニア戦記/茅田砂胡
弥勒シリーズ/あさのあつこ
査察機長/内田幹樹
上流階級/高殿円
梨園の娘/東芙美子
赤いろうそくと人魚/小川未明— SACHI (@0zptcHzXQDf28VG) May 30, 2020
あさのあつこ『弥勒シリーズ』の読む順番全巻まとめ(単行本と文庫あり)
続きまして、あさのあつこ『弥勒シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
タイトルのみリンク↓(クリックで該当部分へ飛びます)
ショップ付きリンク↓
1.弥勒の月 (光文社時代小説文庫)(2006年2月 光文社 / 2008年8月 光文社文庫)
2.夜叉桜 (光文社時代小説文庫)(2007年9月 光文社 / 2009年11月 光文社文庫)
3.木練柿(こねりがき) 「弥勒」シリーズ (光文社文庫)(2009年10月 光文社 / 2012年1月 光文社文庫)
4.東雲(しののめ)の途(みち) 「弥勒」シリーズ (光文社文庫)(2012年2月 光文社 / 2014年8月 光文社文庫)
5.冬天の昴 「弥勒」シリーズ (光文社文庫)(2014年3月 光文社 / 2016年11月 光文社文庫)
6.地に巣くう 「弥勒」シリーズ (光文社文庫)(2015年11月 光文社 / 2018年2月 光文社文庫)
7.花を呑む 「弥勒」シリーズ (光文社文庫)(2017年1月 光文社/2019年2月 光文社文庫)
8.雲の果(はたて) 弥勒シリーズ(2018年5月 光文社)
9.鬼を待つ 弥勒シリーズ(2019/5/30)
10.花下(かか)に舞う 「弥勒」シリーズ 2021/03/24
11.11.乱鴉の空(2022/8/24)
ではそれぞれのあらすじを簡単に見ていきましょう。
1.弥勒の月
まずはシリーズ第1巻の『弥勒の月』です。
小間物問屋・遠野屋(とおのや)の若おかみ・おりんの水死体が発見された。同心・木暮信次郎(こぐれしんじろう)は、妻の検分に立ち会った遠野屋主人・清之助(せいのすけ)の眼差しに違和感を覚える。ただの飛び込み、と思われた事件だったが、清之助に関心を覚えた信次郎は岡っ引・伊佐治(いさじ)とともに、事件を追い始める……。“闇”と“乾き”しか知らぬ男たちが、救済の先に見たものとは? 哀感溢れる時代小説!
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2.夜叉桜
続いてはシリーズ第2巻の『夜叉桜』です。
江戸の町で女が次々と殺された。北定町廻(きたじょうまちまわ)り同心の木暮信次郎(こぐれしんじろう)は、被害者が挿していた簪(かんざし)が小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で売られていたことを知る。因縁ある二人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの哀しすぎる過去が浮かび上がった。生きることの辛さ、人間の怖ろしさと同時に、人の深い愛を『バッテリー』の著者が満を持して描いたシリーズ第2作。
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3.木練柿(こねりがき)
続いてはシリーズ第3巻の『木練柿(こねりがき)』です。
胸を匕首(あいくち)で刺された骸(むくろ)が発見された。北定町廻(きたじょうまちまわ)り同心の木暮信次郎が袖から見つけた一枚の紙、そこには小間物問屋遠野屋の女中頭の名が。そして、事件は意外な展開に……(「楓葉の客」)。表題作をはじめ闇を纏う同心・信次郎と刀を捨てた商人・清之介が織りなす魂を揺する物語。時代小説に新しい風を吹きこんだ『弥勒の月』『夜叉桜』に続くシリーズ第3巻、待望の文庫化。
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4.東雲の途(しののめのみち)
続いてはシリーズ第4巻の『東雲の途(しののめのみち)』です。
橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは……。著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第4弾。
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5.冬天の昴
続いてはシリーズ第5巻の『冬天の昴』です。
北町奉行所定町廻り同心、木暮信次郎の同僚で本勤並になったばかりの赤田哉次郎が女郎と心中した。その死に不審を抱いた信次郎は、独自に調べを始めた矢先、消息を絶つ。信次郎に仕える岡っ引の伊佐治は、思案に暮れた末、遠野屋清之介を訪ねる。次第に浮かび上がってきた事件の裏に潜む闇の「正体」とは――。あさのあつこの代表時代小説シリーズ、待望の第五弾!
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6.地に巣くう
続いてはシリーズ第6巻の『地に巣くう』です。
北町奉行所定町廻り同心、木暮信次郎が腹を刺された。信次郎から手札を預かる岡っ引の伊佐治、信次郎と旧知の小間物問屋・遠野屋清之介に衝撃が走る。襲った男は遺体で大川に上がる。背後で糸を引く黒幕は何者なのか。深まる謎のなかで見えてきたのは、信次郎の父親・右衛門の衝撃の「過去」だった――。あさのあつこの代表時代小説シリーズ、衝撃の第六弾!
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7.花を呑む
続いてはシリーズ第7巻の『花を呑む』です。
「きやぁぁっ」老舗の油問屋で悲鳴が上がる。大店で知られる東海屋の主が変死した。内儀は、夫の口から牡丹の花弁が零れているのを見て失神し、女中と手代は幽霊を見たと証言した。北町奉行所の切れ者同心、木暮信次郎は探索を始めるが、事件はまたも“仇敵”遠野屋清之介に繋がっていく……。肌を焦がす緊張感が全編に溢れる、人気シリーズ待望の第七弾。
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8.雲の果(くものはたて)
続いてはシリーズ第8巻の『雲の果(くものはたて)』です。
小間物問屋〈遠野屋〉の元番頭が亡くなった。その死を悼む主の清之介は、火事で焼けた仕舞屋で見つかった若い女が殺されていたと報される。亡くなった女の元にあった帯と同じ作りの鶯色の帯が番頭の遺品から見つかり、事件は大きく展開する。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と“仇敵”清之介が掴んだ衝撃の真相とは――。緊張感溢れるシリーズ第八弾。
単行本↓
文庫↓
これは余談ですが、「美味しいコーヒーの淹れ方シリーズ」にも同じタイトルがあります。
9.鬼を待つ
続いてはシリーズ第9巻の『鬼を待つ』です。
飲み屋で男二人が喧嘩をした。一人は大怪我、殴った男は遁走の果てに首を吊った。町方にすれば“些末な”事件のはずだった。しかし、怪我を負った男が惨殺されたことから事態は大きく展開し、小間物問屋〈遠野屋〉の主・清之介の周囲で闇が蠢く。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と岡っ引の伊佐治が辿り着いた衝撃の真相とは――。一気読みのシリーズ第九弾。
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10.花下(かか)に舞う(2021/3発売)
続いてはシリーズ第10巻の『花下に舞う』です。
口入屋の隠居と若女房が殺された。北定町廻り同心、木暮信次郎は、二人の驚愕の死に顔から、今は亡き母が洩らした「死の間際、何を見たのであろうか」という意味不明の呟きを思い出す。謎めいた事件と才知にたけた女性であったと知る母の過去。岡っ引の伊佐治、商いの途に生きようと覚悟する遠野屋清之介。得体の知れない危うさに呑み込まれていく男たち。江戸に蔓延る闇を暴く、待望の「弥勒」シリーズ最新作!
単行本(2021/3)↓
文庫(2022/9/13予定)↓
11.乱鴉の空(2022/8/24)
続いては2022年8月24日に発売予定の新刊11巻目「乱鴉の空」です。
あらすじは以下の通り。
ニヒルな同心木暮信次郎。元刺客の商人遠野屋清之介。
累計100万部を突破した「弥勒」シリーズ最新刊は、捕り方に追われ、ある朝忽然と消えた信次郎の謎を追う。いったいどこへ? いったい何が?
江戸に蔓延る果てない闇を追い、男と男の感情が静かに熱くうねり合う。引用元:Amazon
弥勒シリーズのドラマ化は?2022現在まだなし
ちなみにこのシリーズめっちゃ人気作なのですがメディア化実績はなしです。
弥勒シリーズのドラマ化、アニメ化、映画化、漫画化はなされていない
・・・ストーリー的にもミステリー+動きもあってドラマ映えすると思うんだけど謎ですね。
あさのあつこさん作品は(人気の割には)確かにあまりドラマ化しない傾向がありますが、それでも1000万部を突破したバッテリーシリーズはドラマ化と映画化がなされていますので、弥勒シリーズもチャンスはあると思います。
まあ今後に期待というところですね。
あさのあつこさん作品のドラマ化はバッテリーだけ↓
弥勒シリーズのおすすめは?みんなで決める人気ランキング投票
自分もわりとこのシリーズ好きなので人気投票作りました!
(全部面白いけど)特にこの巻が好き!というのがあればぜひ投票をお願いします!
1人一票までです。ぜひ友達にも共有いただけると嬉しいです!(人気出てドラマ化とかしてほしい)
あさのあつこさんの時代小説だとタイプ違いけど、「おいち不思議がたりシリーズ」などもおすすめ!
終わりに!弥勒シリーズは表紙だけでも一読の価値あり
ここまで簡単にではありますが、あさのあつこさんの弥勒シリーズについて紹介してきました。
実は自分はまだ未読なんですが、表紙カッコよすぎでは?ということで密かに着目していた作品シリーズではあります。
単行本も渋い表紙ですが、文庫版のほうが個人的には好き。
ぜひ読んでみてください。ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。