2019年3月より映画公開予定の『モータルエンジン』
その原作であるフィリップ・リーヴの小説『移動都市』シリーズの読む順番をまとめていきます。
最新情報
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目次
移動都市・モータルエンジンとは?フィリップ・リーヴ原作の小説+映画
まずは、『移動都市』シリーズについて簡単に紹介していきます。
『移動都市・モータルエンジンシリーズ』とは、フィリップ・リーヴの小説『移動都市』を基にしたシリーズ4部作となります。
和名が移動都市で、原訳がMotalEngine(モータルエンジン)です。
ストーリーとしては、60分戦争と呼ばれる最終戦争により文明が滅びた近未来画舞台のSFアクション小説で、この世界では都市は自動で移動します。
そして都市が別の都市を捕食し、喰われた都市はガット(腸)と呼ばれる都市の最下層で分解されてしまい、その都市の住民は奴隷となるという世界観。
ちなみに捕食された都市の住民のほかにも、その都市に住んでいてもあまりにも不真面目な住民などもガットでの労働につかされるという結構厳しい世界でもあります。
移動都市に住む少年トムと地上の少女ヘスターの出会いと冒険を描くシリーズです。
移動都市モータルエンジンシリーズの読む順番と新刊情報まとめ!
では、続いて『移動都市(モータルエンジン)シリーズ』の読む順番について紹介していきます。
現在刊行されているのは以下の4冊です。
1.移動都市 (創元SF文庫) (Mortal Engines)
2.掠奪都市の黄金 (創元SF文庫) (Predator’s Gold)
3.氷上都市の秘宝 移動都市クロニクル (創元SF文庫) (Infernal Devices)
4-1.廃墟都市の復活 上 移動都市クロニクル (創元SF文庫)
4-2.廃墟都市の復活 下 移動都市クロニクル (創元SF文庫)
(A Darkling Plain )
それぞれのあらすじを簡単に紹介していきます。
1.移動都市 (Mortal Engines)
シリーズ第1作の『移動都市』では、移動都市ロンドンに住むトムとそこに現れた謎の少女ヘスターの出会いを描くシリーズ導入編です。1巻通してプロローグのような位置づけかな。
2.掠奪都市の黄金 (Predator’s Gold)
シリーズ第2作の『掠奪都市の黄金』では、ロンドンを出た後のトムとヘスターの冒険を描きます。
今回の舞台は氷上都市アンカレジ。超一級掠奪都市アルハンゲリスクなど新たな都市も次々と登場し、世界観の広がる第2巻です。
3.氷上都市の秘宝 (Infernal Devices)
シリーズ第3作の『氷上都市の秘宝 』では、第2巻の16年後の物語となります。
ヘスターの娘レンが主人公に!ひょんなことから水上都市ブライトンにとらわれたレンと両親たちの冒険を描きます。
4.廃墟都市の復活(A Darkling Plain )
シリーズ第4作の『廃墟都市の復活』は、シリーズ完結編。
舞台は再びロンドンへと移り、廃墟ロンドンを訪れたトムらには怒涛の展開が待ち受けます。
終わりに。フィリップ・リーブの新刊「アーサー王ここに眠る」もぜひ読もう!
ここまで移動都市シリーズの読む順番とあらすじを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
一種のディストピアを描いた小説ですが、設定もプロットもアツいので映画化に合わせてぜひ読んで見てください。
ちなみに著者の久々の新刊が創元推理文庫より2021年に邦訳されています。
こちらもぜひ読んでみてください。
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では、また、良い読書ライフを。
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。