誰もが子供のころ一度はプレイしたことがあるであろうボードゲーム「オセロ」。白と黒のチップで挟めば裏返せるという単純なゲームですが、やってみるとなかなか奥が深い。
ルールを覚えるには5秒、マスターするには一生かかるとも言われており、強くなろうと思ったら本格的な戦術を学ぶ必要があります。
今日はオセロで強くなるためのオススメの戦術本を紹介します。
オセロは日本初のゲーム
戦術本の紹介に入る前に、オセロというゲームについて簡単に紹介します。オセロはカタカナネームでいかにも外国産です、という顔をしていますが、実は日本発祥のゲームなのです。
制作者は、長谷川五郎というゲーム学者で、1973年に初めてオセロが販売されたそうです。この長谷川氏、自身もオセロプレイヤーとして強豪で、本格的な戦術書を出版しているので、後述します。
ではオセロの本の紹介をしていきます。
ルールと定石を固める本『マンガで覚える オセロの基本』
まず紹介したいのは、こちらの1冊『マンガで覚えるオセロの基本』です。
この本では、第一打の打ち方(F5から)から始まり、序盤の定石(ウマの形など)、中盤の定石(角の近辺に置かない)、終盤の定石(連続でおける場所を選ぶ)などオセロの型や基本を教えてくれます。
オセロにおいて隅のコマはやはり重要ですが、隅をとるにはその斜め上(斜め下)の4つの「X」のコマに安易に置くのを避ける必要があります、他にも単独の「C」コマ置きは危険など、あれ、もしかしたらやってるかもというような内容がたくさんあってドキッとします。
基本的には相手が打てる場所を減らして行く方向で進めていくと有利になりやすいとのこと。なので相手に多く取らせたり、囲まれたりするのがよいそうです。
Uverworldでも「基本のオセロの勝ち方は序盤は相手に多くとらせること」といっていますが、相手の打てる位置を減らす意味があったんですね。
ちなみに隅をとって、底を起点にじわじわ行くのはヤスリ攻めというそうです。
本書を読むと、おそらく何も学んでいない初心者相手ならほぼ負けなしになることと思います。
Amazon:マンガで覚える図解オセロの基本 (マンガで覚える図解基本シリーズ)
楽天:マンガで覚える図解オセロの基本 [ 滝沢雅樹 ]
本格的な戦術書『オセロの勝ち方』
こちらはオセロの創始者長谷川五郎氏による本格的なオセロの戦術書です。
序盤の形として、ウマ定石とかトラ定石とかいう言葉があるという話を友人がしていて、そんなわけねんだろと思ってましたが、本書を読むと実際、動物に例えた名称みたいです。
他にもウィング攻めとか、やすり攻めとか、オセロの用語はなんかオシャレ。長谷川氏のセンスなんだろうか。
オセロにおいての一般的な名称がファンキーなのがいちばんの驚きでした。
結構大書ですが本書を読み切ればたぶん相当強くなるでしょう。
日本でも本書を読み切った人そんなにいないと思うので上級者の仲間入りです。
Amazon:オセロの勝ち方
楽天:オセロの勝ち方新装改訂版 [ 長谷川五郎 ]
歴代のオセロの名勝負を学ぶ『オセロゲームの歴史』
同じくオセロ創始者の長谷川五郎氏による著作『オセロのゲーム歴史』では、1973年の第一回全日本オセロ選手権大会から始まる歴代のオセロ史を彩ってきた名選手たちの実際の勝負の様子を紹介しつつ、オセロの歴史を説明してくれます。
ちなみに長谷川五郎氏は自身も名誉十段として活躍するプレイヤーなので解説も的確です。
本書は『オセロ百人物語』の改訂版になります。
オセロの歴史や様々なオセロゲームについて知りたい人にオススメ。
番外編:猫オセロもあるよ
これはオセロ本ではないですが、ふつうにいいなと思った商品を見つけたので併せて紹介させてください!
オセロというと普通囲碁のほうな円形のコマが使われますが、白と黒で表裏なら何でもいいわけです。
そこに目を付けたアイデア商品がこちらの猫オセロです。
まあ、見ての通りオセロの駒がネコです。
ネコ好きの方にオススメ!
まとめ
オセロは難しいですが、囲碁や将棋などに比べると条件が少ないので極めやすいゲームでもあります。オセロを極めておけば、休み時間のヒーローになれるかもしれませんね。
何か一つボードゲームを極めて見ようという人にオススメのゲームです。
ぜひ1冊読んでオセロマスターを目指していきましょう!
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