アフィリエイト PRあり

本代金くらいは、自らの書評で稼げてこそ真の読書家なんじゃないだろうか?

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読書量は年収に比例する、と言いますが、もともと本が好きな人にとってはふーん、くらいな感じですね。

稼げる稼げないというより読書が面白くてしてるんやしそこまで関係ないなーとそう思ってました。

ただ、これ知り合いとかに「いつもそんなに本読んでるのに稼げてないやん?」と言われるとイラッとしました。その場は「べ、べ、べつに稼ぐために本読んでるわけやないし(震え声)」と何とか取り繕うも地味にダメージを受けました。

でもこれ、イラッとするのは図星だからかもしれないな、と最近になって思いました。
で、どうしたものかと思って閃いたのが、だったら読書から稼げばいいんだということ!

「少なくとも本を買う代金くらいは読んだ本から自力で稼げてこそ、真の読書家ではないだろうか?」

そう思った自分が、本を読むことで稼いでいくサイクルを回してみようと思って、書評アフィリエイトを始めてから1年くらいの経験、本読みの自分がなんとか読書から月の本代を稼ごうと試行錯誤した内容をまとめました。

そもそも読書から稼ぐってなんやねん?

まず考えたのはどうやって読書から稼げばいいのかということ。

色々調べてみて、思い当たったのがアフィリエイト。書評ですね。
好きな本をブログとかでシェアして、そこから購入が起これば購入金額の一部が利益として入るビジネスモデルです。

本読んで感想書くだけなので、これなら心理的ハードルも低くて良いじゃん、と思って始めました。
しかも、調べていくうちにAmazonアソシエイトでは1日、楽天アフィリエイトでは1か月のキャッシュ保持期間があり、その間に購入が起これば、自分が紹介した商品以外が売れても報酬がもらえるということがわかる。

アフィリエイト最強かよ!と思って意気揚々とブログ作成を開始。

楽天サイト↓

1か月目:とにかく記事を書きまくり100記事を作成するも収益ナシ

まずは1か月目。

元々瞬発力タイプの自分はとりあえずアメブロで無料ブログを立ち上げると、まずは書いてみようかくらいのテンションで、読書を中心に、便利グッズや麻雀ネタ、ちょっと思ったことなど、1か月で100記事以上の記事を作製。

1記事1000~2000文字以上は書いていたし、なかなかやるやん自分、と思う記事もいくつかありました。

で、感想としては、全然だめでした。

基本が全然わかっていなかったこともあり、SEO対策はむちゃくちゃ。PINGを飛ばしていたかどうかも危ういような状況でしたが、ネットでみた「アメブロは集客が弱い」みたいな記事を読んで、アメブロだからなんじゃね?とか思ったりしていました。

どのくらいPV数があるのかとかもほとんど把握できていない状態でした。
収益は1か月目はゼロ。

まあ、初めはこんなもんかなと思いつつ、記事を書き続ける。

ちなみに商材としては、本をターゲットで考えていたのでAmazonと楽天のアフィリエイトに申し込んでいました。楽天のほうはすぐ通ったのですが、Amazonのほうはなかなか通らない。

何回出してもペナルティはないということで、30回くらい申請を出しました(笑)。

色々調べて、Amazonで購入したことのあるアカウントで、かつフリーメールじゃないアドレスを登録したものがよい、と書いてあり、それを修正して出したところ申請が通りましたが、結局のところ、理由はよくわからなかったです。ただ単にサイトの運営日数が規定に達しただけなのかもしれません。

2か月目:初収入「大いなる100円」が上がる

まだネタはつきないのでとにかく書きまくる。

ちょうど8月で夏休みもあったので、引きこもってとにかく本を読み、書評を書きまくる。

で、楽天アフィリエイトの収益を見ると全く上がっていない。うむ、難しいな。

と、思っていたら、ポツンと収益が上がっている。

全然自分が紹介した商品ではないみたいですが1万円くらいの買い物で100円くらいの報酬が入っていました。

書いた時間を考えたら時給は1円とかそんなレベルではありますが、「初めてのお使いを成功させてもらったお駄賃」のような感動がありました。

たった100円で嬉しくなった自分は、気を取り直して記事を書き続ける。

なお、このくらいの時期で楽天アフィリエイトでTwitter投稿ができることを知り、積極的にTwitterに投稿していました。

ちなみに本家楽天アフィリエイトのTwitter投稿機能は便利ですが、時数がかなり制限されるうえ(タイトル込みで75文字くらいしか入れられない)、画像がやけに粗くて微妙なので、短縮URLを自分で張り付けるほうがオススメです。

おそらく初売り上げについても、Twitter経由で上がったのかなと今になると思います。
(ブログのほうはまったく上位検索されていなかったので)

3か月目~5か月目くらい:少し焦り始めて工夫を始める

秋が来て、私はのんびり考えた。
あれ、おかしいな、全然伸びてないぞ。これこのまま続けていて大丈夫なんだろうか。

よしきた、ここらでちょっと工夫して見るか!と思ったのが3ヶ月目のこと。

以下の対策を実施しました。

書評サイトに登録する。

個人的にはなかなか渋い文章書いてるはずなんだけどなー(自画自賛)、なぜかブログには人が来ていないようだ。なぜか、そうか!SEOが弱いからか!と思い立つ。

「だったら、書評サイトや!既存の販売ルートに乗せればええんや!」と思い立ち、書評サイト、本棚サイトに登録。具体的にはブクログと本が好き!に登録しました。

ブクログや本が好き!といった書評サイトはAmazonアソシエイトIDを入れる項目があって、これを入れておくと、書評サイト経由で購入が起こった場合にもアフィリエイト報酬が入る仕組みとなっています。

この書評サイトのレビューなら必然的に本好きな人が集まる市場に向けて発信できるからSEO要らないやんと思い、書評サイトに登録し書評サイトでも書評を書き始めたのですが、ここで、脱線し「本が好き!」の段位制度にハマる。

本が好き!は段位制度は書評を書くか、書いた書評にいいねが付くとポイントがたまり、ポイントがたまると昇段審査を受けられ審査が通れば昇段していくという制度。この昇段制度の面白いところは、段位があがると献本に申し込めるようになること。

1級なら3冊、2級は2冊までというように、同時に申し込める献本の数が段位に応じて増えていくのです。

で、本が好き!の献本は毎週何冊かあって、これが欲しくて自分はとにかく本が好き!に書評を書きまくりました。
結局書評を書いたポイントで到達できる最高段位の1級まで進むのに2か月弱がかかりましたが、この間はアフィリエイトのことはほぼ忘れて、とにかく本が好き!の段位をあげることだけを考えていました(笑)

で、この本が好き!の段位が上がり切った状態になって、はてそういえばアフィリエイトのほうは、と思い直して、あれ、伸びてなくね?と焦り始めた次第です(笑)

 

メルカリで本を売る

もう一つ行った対策(というか脱線)としては、メルカリを開始しました。

書評を書くにあたり古本屋とか普通の本屋でとにかく本をいろいろ買ったりしていたのですが、そうなってくると家が本で埋め尽くされてきます。このままでは回らないな、いかにせん・・・と考えていたところに友人がメルカリを始めたという話をしていて「これだ!」と思い、即登録しました。

で、「聖域なき断捨離や!」といいながら家にあった本を500冊くらいを一晩で登録しました。

そしたら次の日から問い合わせが30件くらい来て、その週の土日はほぼメルカリの対応で終わるという事態が発生。
毎日10回くらい発送していました。

2週間くらいしてある程度落ち着いてくると、なんだかんだで数万円の売り上げが上がっていました。

売り上げとしても利益としてもアフィリエイトよりもメルカリがメインみたい感じになりましたが、個人的な所感としては、利益率考えると本の転売とかで暮らしていくのは苦しいなーというところでした。ただ、この本は売れそうだなーみたいなのがなんとなくわかるようになりました。

ちなみにブックオフとかで108円の商品を買ってきて、送料込みの最低金額の300円で出品するスタイルなら実質0円で読書を楽しむことは可能かもしれないです。送料は175円とかで送れ、メルカリには売れた金額の10%なので、原価+メルカリ手数料+送料でちょうど300円くらいになる。

読書代金を稼ぐという当初の目的を考えるとブックオフオンリーならメルカリで達成できそうですが、すでに当初の目的を忘れていた自分は、さらにアフィリエイトを続けました。

一冊じゃパワー不足、ならば三本の矢だ!

7月くらいにスタートしてから早数か月が経過し、クリスマスの季節になると、アフィリエイトのほうでもぽつぽつ検索上位に上がる記事が出てきて一応月500~1000円くらいの利益が出るようになりました。

とりあえず、全然売れない状態からは半分抜け出したような感じですが、そうなってくると今度は額が気になってきます。

自分はAmazonと楽天をメインで行っていたのですが、その場合の売り上げに対するアフィリエイト報酬の利益率はAmazon3%、楽天1%といったところ。売り上げがそこそこ数万円くらい上がっても、利益は数百円。

せつない。

ちなみにこの時期、グーグルコンソールなるものの存在を知り、どの検索ワードから自分のブログに人が流入しているかが分かるようになる。数か月してそれってアホちゃうか!と真面目なアフィリエイターの方に怒られそうですが、基本あほな自分はとにかく先に動いて、あとから理解が追い付いてくるタイプだったので、とにかく数か月してグーグルコンソールに登録しました。

で書いた記事の様子を見てみると、どうも上位に挙がっている記事はメインの書評でなくて、麻雀とか便利グッズとか、そういうその他分野が多いことが判明。

それはそれで嬉しいのですが、一つ疑問が浮かぶ。

「やはり書評で上位に行くことはできないのか?」

ここで考えて、文字数が足りないのでは?という説に行きつく。自分は1記事、1000文字程度を目安に書いていたのですが、上位検索されている記事は4000文字くらいのモノが多い。やはり文字数なのか?と短絡的に考える。

とはいえ、自分的にはどんなに頑張っても1冊の本では書評は1000~2000文字くらいが限界。それ以上はくどくなってしまう。

「やはり書評で上位に行くことはできないのか?」

再び疑問が頭をよぎる。

ここでひらめく。圧倒的ひらめき!

いや、待てよ。1冊で無理なら、数冊まとめて書評すればいいんじゃね?

として始まったのが本サイトニコイチ読書です。「コウモリ、本」とかで検索する人にターゲットにして関連本を比較紹介していけばええんや!と。

これに伴い、関連本を併読する力とか、関連本の集め方とか、あるテーマに基づいて本を読むということについて学ぶことができました。あれですね、これ本来大学生とかでレポート書くときとかに求められる力ですね。大学の成績はほぼオールC だった理由がここにきてわかりました(笑)

図書館でタイトルで検索かけて取り寄せたり、グーグルブックスの本文検索機能を使ったりという技を最近覚えました。

Googleブックスでは本文を一部立ち読みできる機能があり、これを検索できます。
なので、例えばすごいマイナーなテーマ「黒板が出てくる作品が知りたい」とかのときもGoogleブックスを使えば、無限に探し出すことができます。Googleブックスバリ便利!

とまあ、こんな感じで新規サイトを構築したわけですが、そのときにはかねてより興味のあったワードプレスなるもので独自ドメインなるものを導入しました。ここでも結構詰まって、画像付きの一覧画面が出せなかったり、目次をうまくつけられなかったりしたのですが、まあ、テーマをちゃんと選べばスキルがなくてもなんとかなるものだということを学びました(笑)。

で、ついでに麻雀サイトとかほかにもいろいろサイトを作ってみていくつか平行で運営した結果、始めのブログを始めた2017年6月から数えて約1年たった2018年5月末で、全部合わせて数千円くらいの収益があがるようになりました。

まとめ。無理やりですが何とか本代稼げてます

なんだかんだで月の本代を稼げているかという本題に戻ると、結論としては、本代を何とか稼げています。

収益的にはアフィリエイト月数千円、メルカリ月数千円とかそんなレベルですが、献本をもらったり、古本屋で買ったり、図書館で借りたりしつつ、読み終わった本はメルカリで売却、本当に欲しい本のみを新刊で購入する、というセコイ読書術により、なんとか月の本代収支をプラスに持って行けています。

将来的には、新刊本をかごで買えるような大人買いな読書サイクルを回せるようにしたいものですが、小さめのサイクルなら1年くらいアフィリエイトしたり、メルカリしたり、本が好き!で献本をもらったりすれば、十分回せるようになる範囲だと思います。

わりとアホな自分でもこのくらいはできたので、アホじゃない読書家の方はまあもっと稼げるのかなと思います。なので、ユーもアフィリエイトはじめちゃいなYO、というのが一番言いたいこと。

書評アフィリエイトなら楽天アフィリエイトとアマゾンアソシエイトが不可欠です。ただ、これ本家だけでなく、a8やもしもなどを通して登録することもでき、そちらのほうが審査が緩いので外部サービス経由の方がオススメ。

特にオススメなのが「もしもアフィリエイト」。個人のためのアフィリエイトとしており、本来現金で手に入らない楽天アフィリの報酬を現金で手に入れられたり、アマゾンと楽天を同時に挿入できる簡単リンク機能とかがあり、Amazonアソシエイトの審査通らない問題も解決できます。

もしもアフィリエイト↓

その他副産物的な感じですが、アフィリエイトというビジネス的な要素を読書に取り入れることで読書の幅は広がり、本の探し方とか、目利きとかもレベルアップできました。

なので読書家としてのレベルアップという点も加味すると全体収支はプラスな感じです。

ちなみに自分はわりと幅広く読むタイプだったのでニコイチしにくかったのですが、SFばかり読むとかフランス近代文学なら誰にも負けぬ!というような人はこのスタイルは適切だと思います。

読書家としてワンランク上に行きたいなと考える人にもニコイチ読書、およびアフィリエイトはオススメです。

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