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文芸雑誌で連載中のシリーズ本作家と作品の一覧まとめ!定期購読はFujisan!

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シリーズ本の最新情報として単行本より早いのが雑誌です。

実はいくつかのシリーズ本は文芸誌で連載しており、連載がある程度貯まったらそれを単行本として出す方式になっています。

ジャンプとかの雑誌派かコミックス派かみたいな感じ!

とはいえなかなか文芸誌に馴染みがないor どこにあるのかもわからない問題もあると思うので、連載作家を解説します。

いい感じやんけ!と思ったら本屋の雑誌>文芸で購入するか、あるいはFujisanで定期購読をすると毎月届くしちょっとお得なのでおすすめです。

では見ていきます。

小説新潮の定期購読はFujisanがちょいお得。(10%オフ+送料無料)

チェックすべき文芸誌の選び方。小説の有無で分ける

まずはチェックすべき文芸誌の一覧を紹介します。

連載がないタイプの雑誌などもあるのでここは割と重要・・!

シリーズ小説の連載がある文芸誌

  • 小説NON
  • 小説新潮
  • 小説幻冬
  • 小説すばる

等。

シリーズ小説の連載がない文芸誌

  • 文藝春秋
  • 本の雑誌
  • NHK 100分de名著

ちなみに定期購読は大体Fujisanで行けます。

シリーズ本作家の小説連載がある文芸誌と作品まとめ

というわけで実際に連載がある雑誌とその連載作品を見ていきます。

チェックしたのが2022/12現在なのでその後はちょっと変わっているかもです。

小説幻冬

というわけで見ていきます。

2022/12現在の一覧です。

【新連載小説】
真梨幸子|教祖の作り方

【連載小説】

  • 芦花公園|パライソのどん底
  • 新川帆立|女の国会 第三回
  • 岩井圭也|深海ブッククラブ 第二回 いちばんやさしいけもの
  • 今野敏|遠火 警視庁強行犯係・樋口顕 第七回
  • 相場英雄|サドンデス 第四回
  • 七尾与史|ドS刑事 事実は小説よりも奇なり殺人事件 第五回
  • 中山七里|作家刑事毒島の暴言 第七回
  • 五十嵐貴久|リベンジ 第五回(リカシリーズ

・・リンクになっているところはシリーズ紹介記事に飛びます!

シリーズ小説以外の連載は以下の通り。

【エッセイ】
堀本裕樹海辺の俳人
町田康|旅に出ぬのが言葉の修行 第十六回
中谷美紀|文はやりたし 第七十四回
ハルノ宵子|猫屋台日乗 第三十一回
坂東眞理子|本が私を育ててくれた 第二章
盛山晋太郎|しばけるもんならしばきたい 第二十九回

【対談】
鈴木絢音|言葉の海をさまよう ×辞書を売る人(後編)

【コミック】
わたなべぽん|やっとこっかな 第五話
田房永子|大黒柱妻の日常 コロナ突入編 第九話

【ブックガイド】
西上心太|この新刊がすごい!! 【米澤穂信『栞と嘘の季節』】
内田剛|アルパカ通信 【越智月子『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』】
細谷正充|この新刊がすごい!! 【中島要『吉原と外』】
KIKI|本の山 【服部文祥『お金に頼らず生きたい君へ 廃村「自力」生活記』】

【ブックインタビュー】
瀧井朝世|書くこと読むこと 【阿部暁子『金環日蝕』】

小説新潮

続いては新潮社の「小説新潮」です。

【好評連載小説】

  • ◆赤川次郎/暗殺
  • ◆伊吹有喜/灯あかりの島
  • ◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
  • ◆河崎秋子/ともぐい
  • ◆桐野夏生/ダークネス
  • ◆今野 敏/一夜 隠蔽捜査10(隠蔽捜査シリーズ
  • ◆篠田節子/ドゥルガーの島 最終回
  • ◆新川帆立/三行半みくだりはんのお手伝い 縁切り弁護士・松岡紬
  • ◆中山七里/絡新婦じょろうぐもの綸いと 警視庁サイバー犯罪対策課
  • ◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
  • ◆宮城谷昌光/公孫龍

人気作家は幻冬と新潮掛け持ちな人もいますね。シリーズ本は少なめです。

小説以外だとこんな感じ↓

【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆河合香織/4分の1の遺伝――神が曲げたもの――
◆酒井順子/松本清張の女たち
◆スズキナオ/家族が一番わからない 最終回
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい 最終回
◆友近/友近道中
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生 最終回
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます

小説NON

続いては小説NONです。こちらは祥伝社ですね。

小説すばる

続いては集英社の「小説すばる」です。

◆連載

赤川次郎 死者の試写会へようこそ 後編
宇山佳佑 チェイン・ストーリーズ
ひとつなぎの恋の物語 第2回
王谷 晶 令和元年生まれ ルリカ50歳 第23回
大島真寿美 うまれたての星 第4回
香月夕花 あの光 第10回
北方謙三 チンギス紀 第67回
霧島兵庫 ソコレの最終便 第7回
佐藤賢一 ヒトラー 第二部 第8回
新庄 耕 地面師たちⅡ ファイナル・ベッツ 第7回
中島京子 うらはぐさ風土記 第2回
馳 星周 フェスタ 第6回
村山由佳 二人キリ 第3回
カラーコラム 作家の目

引用元:Fujisan

2022年10月に発売された米澤穂信『栞と噓の季節』なども小説NON発の作品ですね。

あと集英社系としては「昴(すばる)」というのも出ていて、こっちも少し小説連載があります。

◆昴の連載

井上荒野「墓」
岩城けい「Ms エムズ(1)」
椎名誠「遭難船」

SFマガジン

続いては早川書房の「SFマガジン」です。

こちらは唯一のSF系雑誌となっておりテーマ特化となります。

【連載】
戦闘妖精・雪風 第五部〈第4回(承前)内省と探心〉
さやかに星はきらめき〈第6回〉村山早紀
小角の城〈第66回〉夢枕獏
幻視百景〈第40回〉酉島伝法
宮崎夏次系《短篇シリーズ》第11回「あずかるおじさん」

引用元:Fujisan

オール讀物

続いては文藝春秋のオール讀物です。

こちらは時代小説が強い雑誌となります。(全体的に強いという説もある)

  • 色まさりけり 江戸彩り見立て帖 坂井希久子(時代)
  • 名残りの雨 梅ふくへおいでませ 唯川恵(時代)
  • ジェンダー・クライム 天童荒太(警察)
  • タイペイアセット 今野敏
  • 緊立ち 乃南アサ
  • ロスト・イン・ザ・ターフ 馳星周
  • マリエ 千早茜
  • 極楽征夷大将軍 垣根涼介(〜2022/11)
  • 魔女の後悔 大沢在昌

引用元:文芸春秋

あとはたまーに「まんまことシリーズ」や「剣樹抄」などが載ったりもします。

小説推理(双葉社)

双葉社の小説推理です。推理小説中心。

薬丸 岳「孤独なふたり」弁護士と殺人犯に芽生える友情
長浦 京「銀のジャンナ」舞台はアフリカ、冒険小説大作!
辻堂ゆめ「サクラサク、サクラチル」大学受験を前に出会った二人は……
青柳碧人「女か、雀か、虎か」

小説宝石(光文社)

光文社の「小説宝石」です。

あさのあつこ 野火、奔る
岩井三四二 津軽のひげ(最終回)
上田秀人 夢ふたたび
江上 剛 王の家
澤田瞳子 赫夜
小路幸也 失踪人 磯貝探偵事務所ケースC
楡 周平 ショート・セール
藤岡陽子 リラの花咲くけものみち
真山 仁 当確師 正義の御旗

小説現代

調査中。なんか毎月連載が変わっている?

  • 道尾秀介 ハリガネムシ
  • 長浦 京  NOC 緋色の追憶2
  • 恩田 陸 絵のない絵本
  • 畠中 恵 毒の噂

新潮(新潮社)

新潮社からは「新潮」も出ており、そちらにも連載があります。

—連載小説—
◆生活(七)/町屋良平
◆大使とその妻(十五)/水村美苗
◆天使も踏むを畏れるところ(二十八)/松家仁之
◆漂流(三十九)/町田 康
◆チェロ湖(四十)/いしいしんじ

文芸誌で最新情報をゲットしよう!図書館などに入っていることもある

そんな感じが文芸誌のまとめでした。

とりあえずたくさんあるということを理解していただければ幸いです。

また、シリーズ本から逆引きする方法としては、巻末あたりに「この本は●●年〜●●年に○○で連載した内容を加筆修正しました」みたいに書いてあることが多いので参考にしてみてください。

忘れがちな人は定期購読をするか

あるいは図書館などにいくつか入っていることもあるので、そこで読むのもおすすめです。

ではまた。良い読書ライフを!

定期購読はとりあえず雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp

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