目黒の本屋をうろうろしていたときに、ふと目に入ったのがこちらの1冊『瞬読』でした。
いわゆる速読系の本なのですが、どうにもこういう本は定期的に読みたくなってしまいますね。
しかも本書は「従来の速読法とは違い、右脳を活かしたまったく新しい速読法!」と書かれていて、「どうせマスターできない結果に終わるだろうなー」と思いつつもワンチャンと思って購入。
で、読んでみたので内容をまとめていきます。
目次
『瞬読』とは何か!本書のテーマと構成について
まずは瞬読とは何かという話から始めていこうかなと思います。
本書の構成としては、最初に瞬読(速読)のメリットについてかなり長いこと説明が入り、そのあとで従来の速読法との違いが説明され、そのあとになって、瞬読のやり方と実際のトレーニング内容が出てくる、という流れです。
なので本書を頭から読んでいるとなかなか本題に入らないという感覚がありました。
かといって読み飛ばそうとすると、ちょこちょこ愉快な話があってストップしてしまう。
例えば、年収の高い人ほど読書をするという話の中では、元マイクロソフト社長の成毛さんの例が面白かったです。
「忙しい中如何にしても時間を作るか」という質問に対し、もし通勤時間毎日2時間として、これを全てタクシーでいけば、毎日5000円、年間100万円くらいになる。しかし、この得られた読書時間で年200万くらいは稼げるようになるからみんなやったほうがいい。という。
とかそういう方向に思考が引っ張られてしまう。
で、「しまった、そんなことを考えている場合ではない、速く実際のやり方のところまでたどり着かねば!」
と思い直しては、また止められ、、を繰り返して本題に入るまでに20分くらい読んでました(笑)
(2024/10/12 15:21:01時点 Amazon調べ-詳細)
瞬読のメリット!最大1分間2万字まで行けるらしい!
で、ついに瞬読とは何か、というページに入り内容を読んだところ、瞬読とは右脳を使った速読法であるとのこと。
つまるところ、流し読み・拾い読みの応用技であることが分かりました。
従来の速読法は、主に眼球の動きを極限まで速めて、ページを画像記憶するという形式ですが、瞬読では一瞬でなんとかとらえたページの文字を、アタマの中で瞬間的に再構成して意味を取っていこうというスタイルです。
例えば、「り あ ご」と拾えたらゴリラに変換するとかそういった能力を鍛えていくことで、不完全な情報から全体として意味を取れる状態にしようというもの。
ただ、従来の速読法では1分間2100文字とかが限界だったところを、瞬読なら1分で2万字とかも可能だそうです!
瞬読トレーニングのやり方
本書では、瞬読のためのトレーニングシートが後半に完備されているので、そこでトレーニングをすることができます。
トレーニングは特に難しくはないですが、普段あまり動かさないタイプの脳の動きをするので初めはちょっと疲れました。
シートの内容は、文字の順序が入れ替わった文章とか単語がばーといっぱいあるので、それを頭の中で映像にしていくという単純なもの。
脳の自動変換機能に任せて、ざっくりページ内情報を拾っていくというやり方であるため、瞬読は意味を拾いやすい漢字が多い文章ほど瞬読しやすく、逆にひらがなばかりの文章は読みにくいようです。
続編「瞬読ドリル」が登場!より実践的な内容!
ちなみにこの瞬読ですが、続編が出たそうです。
それがこちらの「瞬読ドリル」!
第1巻では割と理論的なところが多かったですが、第2巻である「瞬読ドリル」では、1日目~7日目に分かれたトレーニングメインの書となっています。
ざっくりした構成はこんな感じ。
- 1~2日目・・・基礎の変換力(縦書き・横書き)を鍛える
- 3~4日目・・・高度な変換力(円形、ランダム)を鍛える
- 5~6日目・・・イメージ力を鍛える
- 7日目・・・総合演習
第1巻では物足りない!という人はぜひどうぞ。
瞬読の評判と口コミまとめ!Zoomもあり!
という感じが瞬読なんですが、「実際どうなの??」と思う人も多いかと。
というわけで、瞬読に関する評判や口コミを集めてみました!
結論としては、ちょっと怪しいけど可能性がありそう!という感じです。
まとめるとこんな感じ。
- 瞬読をすると読むのが早くはなる
- しかし1冊3分まではなかなか到達できない
- 瞬読体験セミナーに参加すると効果が高い
瞬読をやってみる価値はあるかなと個人的には思っています!
本気の人はこれもありかと!
終わりに!瞬読のセミナーもあるらしい。
本書によるとだいたい一時間半のトレーニングで効果が出るとのことで、自分はまだ10分もやっていないので早くなった実感はないのですが、けっこう他にも応用が利きそうな技術だなとは思いました。
本書でも述べられていますが、動体視力が上がったり、空間把握能力が上昇したりもするそうです。
興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、独学でやるのがキツイ!という人は瞬読セミナーとかもあるみたいなので、それに参加するのもありです。
これ↓
>>瞬読オンライン無料セミナー
そんな感じです。ではまた。よい読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。