本記事では、汐見 夏衛の作品の中で初心者がまず読むべき作品をいくつか紹介します。これから始めようと思っていた人は参考にしてください。
とりあえずこれ↓
目次
汐見 夏衛さんってどんな作家?作風やテイストを紹介
まずは概要です。
読んだ人の感想は以下の通り。
- 若い人向けに書いてる作家だと思いますが、その中で戦争の作品を書いている。
- 普段は愛知県で教師として働いている方で、作品に学生に伝えたいメッセージが込められています。
・・・教師なんですね!
汐見 夏衛作品の読む順番!初心者におすすめな小説まとめ
初心者にオススメな作品を読む順番として紹介します。
有識者コメント
「あの花が咲く丘で、また君と会えたら」を読むのがとにかくお勧めです。ほかの作品よりもまずこれを読んでほしい。戦争と恋のテーマが泣けます。
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』『だから私は、明日のきみを描く』『まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい』の三作品は、同じ学校が舞台になっていて読む順番を間違えるとネタバレを食らうので、調べてから読んでください!
A-1.「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
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とにかく読みやすくスラスラ読めます。
内容は戦時中に現代の女の子がタイムスリップし恋をする。戦争の悲惨さや無常さも学べて現代っ子にぜひ読んでほしい。
A-2.「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
「あの花が咲く丘で、また君と会えたら」の続編ですが、これは 現代でのお話です。
一作目が続編を感じさせる終わり方なので読んでしまいます。内容はちょっと前作よりはライトノベルっぽさがありますが、読みやすいので初心者にはお勧めです。
3. 『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』です。主人公がマスク依存性になってしまった女の子で、現実に起こりうる問題と近いものがあります。作者からのメッセージがあとがきも含めてとても伝わってくる作品です。
4.『海に願いを風に祈りをそして君に誓いを』
『海に願いを風に祈りをそして君に誓いを』です。お互いを大事にしあっている、2人の姿がとっても素敵です!
汐見 夏衛さんのシリーズ本の読む順番
シリーズがわかりにくいので別途まとめました。
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくシリーズ
まずは「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」です。
順番
- 1.夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
- 2.だから私は、明日のきみを描く
- 3.まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい(2021/4/28)
この順番です。
1.
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高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。茜とは正反対に、自分の気持ちをはっきり言う青磁のことが苦手だったが、茜を救ってくれたのは、そんな彼だった。「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」実は茜には、優等生を演じる理由があった。そして彼もまた、ある秘密を抱えていて…。青磁の秘密と、タイトルの意味を知るとき、温かな涙があふれる―。文庫オリジナルストーリーも収録!
2.
――なんてきれいに空を跳ぶんだろう。高1の透子は、陸上部の彼方を見た瞬間、恋に落ちてしまう。けれど彼は、親友・遥の片思いの相手だった・・・。人付き合いが苦手な遠子にとって、遥は誰よりも大事な友達。誰にも告げぬままひっそりと彼への恋心を封印する。しかし偶然、彼方と席が隣になり仲良くなったのをきっかけに、遥との友情にヒビが入ってしまう。我慢するほど溢れていく彼方への想いは止まらなくて・・・。『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』第二弾、待望の文庫化!
3.まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい (スターツ出版文庫)
一見悩みもなく、毎日を楽しんでいるように見える遥。けれど実は、恋も、友情も、親との関係も、なにもかもうまくいかない。息苦しくもがいていたとき、不思議な男の子・天音に出会う。なぜか声が出ない天音と、放課後たわいない話をすることがいつしか遥の救いになっていた。遥は天音を思ってある行動を起こすけれど、彼を深く傷つけてしまい・・・。嫌われてもかまわない、君に笑っていてほしい。ふたりが見つけた光に勇気がもらえる――。文庫オリジナルストーリーも収録!
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シリーズ
続いては「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シリーズです。
こちらは以下の通り。
1.「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
2.「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
1.あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
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親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
2.あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。
中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。
汐見 夏衛と似た作家!併せて読みたい作品はこれだ!
テイストのにた作家と作品を紹介します。
冬野夜空「一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。」
冬野夜空さんの「一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。」です。
この本も同じくとても読みやすいですし感動できます。
この手の小説を読んでる人は初心者の方が多いと思うのでこのような似たような系統を複数読んでいくと小説の面白さがわかってくるのでお勧めです。
水野ユーリ『あの夏を生きた君へ』
水野ユーリさんの『あの夏を生きた君へ』です。これも学生の人が読んだら刺さるようなメッセージが伝わってきます。
終わりに
簡単ですが、そんな感じが汐見 夏衛さんの読む順番でした。
シリーズがわかりにくいので注意しながら進んでいきましょう。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。