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「スマホを落としただけなのに」原作小説の読む順番!最新刊は連続殺人鬼の誕生

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現代ならではの個人情報漏えい系サイコサスペンスホラーを描いた志駕晃の小説『スマホを落としただけなのに』。

映画化も決まり、話題になっている小説で実は続編も出版されています。

たkる
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2023年8月に新刊が出ました。

今日はそんな『スマホを落としただけなのに』シリーズの各巻のあらすじと読む順番を紹介していきたいと思います。

最新情報

2023/8/4 「連続殺人鬼の誕生」発売

『スマホを落としただけなのに』シリーズとは

『スマホを落としただけなのに』シリーズは、2023年8月現在4巻が出版されています。

内容がタイトルに忠実なのは第1巻のみで、第2巻は話的には1巻とちょっとだけつながってはいるけれど、基本的には別ストーリーです。

スマホも落としません。

第1巻の内容は、主人公の彼氏がスマホを落としたことをきっかけに陰湿なハッカーに個人情報がバレ、ストーカー被害を受けるという内容。

個人情報がネット上で拾われてしまう現代社会の怖さを表現している点で高い評価を受けています。

文体はシンプルでスピード感があるスタイルで、やや駆け足気味で味気ないという意見と、一気読みしてしまったという意見の賛否両論があるみたいですが、テーマとして個人情報保護の観点からも現代人必読の書かなと思います。

たkる
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ITリテラシーの高まる作品です。

『スマホを落としただけなのに』シリーズの読む順番

では続いては、そんな『スマホを落としただけなのに』シリーズの読む順番について紹介していきます。

現在出版されているのは以下の3巻となります。

基本的には各巻のストーリーは独立していますが、PCやスマホといった情報機器をテーマにしている点は一致しています。

それぞれの巻の簡単なあらすじを以下に紹介していきます。

第1巻『スマホを落としただけなのに』

スマホを落としたことで人間関係を監視されるストーカー被害を受けるという本。


スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

スマホの拾い手がハッカーで、返された携帯にいろいろ仕込まれているという「スマホを落とした場合に発生する最悪の事態」を教えてくれる小説です。

この小説の怖いところは、落とした本人だけでなく、SNSを通して落とした人の知り合いにまで被害が及ぶという点。

実際本書でも、スマホを落としたのは彼氏の富田ですが、被害を受けるのはその彼女の亜美となります。

本書を読むと、スマホを落とした場合に、どうしたらよいのかを考えさせられます。

 

第2巻『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』

第2巻では、1巻で逮捕された「丹沢山中連続殺人事件」の男が一時的に警察側とタッグを組み、新たに発生した事件の謎を追っていきます。


スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

スマホを落とすことはないですが、仮想通貨流出事件なども発生し、時事に聡いテーマ設定となっているのが特徴です。

第3巻『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』

続いては2020/01/09に発売の最新第3巻『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』です。

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こちらではOL・粟野有希が見知らぬスマホを拾ってしまい、無事持ち主に届けるもそれから不可解なことが起き始め・・・

というストーリー。

日本全体を揺るがす大事件なども発生世界観が広がっていく第3巻です。

4.スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生

続いては第4巻「スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生」です。

2023/8/4にいきなり文庫で発売!

映画も大ヒット! 累計100万部突破の人気シリーズ最新刊

ある朝目覚めると、首を吊った母親を発見した佐藤翔太。身寄りのない小学生の翔太は養護施設に送られ、そこでヨシハルという少年に出会う。そして、彼が翔太と距離を縮めて殺人を促したことで、翔太はとある殺人に加担することになり……。スマホを駆使した詐欺や暴行、殺人を繰り返してきた「怪物」の正体とは。黒髪の女性ばかりを凄惨な方法で殺害した連続殺人鬼が生まれるまでの物語。

『スマホを落としただけなのに』シリーズ番外編情報

続いては番外編情報です。

同じ著者のシリーズ外作品としては、以下のような作品があります。

  • 『ちょっと一杯のはずだったのに』
  • 『あなたもスマホに殺される』
  • 『スマホを拾っただけなのに』

それぞれ見ていきましょう!

『ちょっと一杯のはずだったのに』

ちなみに「スマホを落としただけなのに」シリーズとは別ですが、同じ著者の作品にまぎらわしいタイトルのものとして『ちょっと一杯のはずだったのに』があります。


ちょっと一杯のはずだったのに (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)

この作品は、夜飲みに行き泥酔して、朝目が覚めたら自分の彼女が殺されていて容疑がかかっているというストーリー。

主人公は被害者と交際しておりつい先日プロポーズを断られており、かつ凶器のネクタイは彼女からのプレゼントのもの、DNA鑑定でもネクタイから主人公のDNAが検出されている、という絶体絶命の状況です。

ちょっと一杯というよりは、いっぱい飲みすぎて覚えてないという状況ではありますが、ここからどう挽回するのか、被害者の残したメッセージの意味とは?というところが見どころとなります。

スマホ失くし同様、酩酊にも気を付けたいものですね。

スマホシリーズ最新作『あなたもスマホに殺される』

さらに2019年2月23日にはスマホシリーズの最新作『あなたもスマホに殺される』が発売予定とのこと。

物語的にはつながりはないようですが、ストーリーは「自殺相談室」というSNSを通じてトラブルに巻き込まれていくというミステリー小説で、テイストとしてはスマホシリーズと同じ感じがします。

SNSミステリーが好きな人は必見です。

紛らわしい映画『スマホを拾っただけなのに』

ちなみにこの『スマホを落としただけなのに』シリーズと全然関係ないけど、タイトルだけめっちゃ似ているのが、こちら。


スマホ拾っただけなのに

『スマホを拾っただけなのに』という映画です。

こちらについては全く無関係なので、シリーズだと思って読むと肩透かしを食らうかも!

ジャンルはホラーで同じです。

パッケージも似てるので注意!

↓『スマホを落としただけなのに』の映画


スマホを落としただけなのに

【続編決定】『スマホを落としただけなのに』シリーズの映画情報

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ここまで『スマホを落としただけなのに』の原作シリーズの読む順番とあらすじをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

ちなみに小説以外でも、映画化がなされております。

第1巻が2018年に映画化され、第2巻は2020年2月21日ロードショーとのこと。

主なキャストは以下の通り。

  • 稲葉麻美 – 北川景子【主演】
  • 加賀谷学 – 千葉雄大
  • 浦野善治 – 成田凌
  • 富田誠 – 田中圭
  • 毒島徹 – 原田泰造
  • 小柳守 – バカリズム

映像派の人はぜひどうぞ!

 

ではまた。良い読書ライフを!

別のシリーズの続編もこの機に探してみませんか?
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「気になるあのシリーズ、知らぬ間に新刊が出ていた・・・!」
「え、この本、単発かと思ったら続編あったの!?」

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