本記事は年300冊くらい読む乱読派の管理人が、使ってよかった本の読み放題サービスを比較紹介していく内容です。
読書家にとっての最大の悩みの一つは、本の代金が高くつきすぎる・・・!ということ。
そうなってくると魅力的なのが本の読み放題サービス・・・!
もちろん出版社などもそんな読書家の事情はわかってくれていて、各社さまざまなサブスクリプションサービスを展開しています。
こういうの↓
今日は、そんな読み放題サービスの中で、個人的におすすめだと思うものを紹介していきます。
まずはざっくり比較表を載せておきます!
サービス名 | 値段 | 蔵書 | 特徴 |
---|---|---|---|
KindleUnlimited | 980円/月 | 和書12万冊、洋書120万冊 | 全体的に多い! |
BOOK★WALKER | 780円/月 | 和書のみ10,000冊以上 | ラノベに強い! |
dマガジン | 440円/月 | 雑誌全400誌、1,700冊 | 雑誌系最強! |
目次
本の読み放題、読書サブスクリプションサービスの利点
まずは本題に入る前に本の読み放題サービスを契約する利点について紹介していきます。
利点は3つあるかなと思っていてこんな感じ。
- 読書代金が安くなる
- 読まねば感で読書スピードが上がる
- 電子書籍デビューできて積ん読がたまらない
それぞれ解説していきます。
読書代金が安くなる
まず一つ目は読書代金が安くなる点があります。
本のサブスクリプションサービスの月額料金の相場は500〜1000円くらいなので、ぶっちゃけ1冊読めば元が取れます。
なので、本を月に数冊は読むよ!という人は大体お得です。
読まねば感で読書スピードが上がる
2つ目の利点は読書スピードが上がることです。
焼肉の食べ放題などを想像してもらうとわかるかもですが、いくら食べても値段が変わらない!となるとたくさん食べよう!となりますよね。
そんな感じが読書においても起こります。
なので、読まねばと思うんだけどつい積ん読してしまう・・!
という人は読み放題サービスに契約することで読書にコミットすることができます。
電子書籍デビューできて積ん読がたまらない
3つ目は電子書籍デビューができるという点。
いや、自分紙の本派なんで・・・!と思う人もいるかもですが、紙の本派でも電子書籍デビューしておく利点は十分にあります。
例えば、水辺での読書は防水性端末を使えば電子書籍では可能ですが、紙の本では宇宙飛行士みたいな重装備が必要!
あとは買った本のうち、これは手元に残しておかなくてもいいかなー!という本は一定数出てくると思いますが、そんな時にいちいち売りに行ったりする必要がないのが電子書籍の利点です。
特に自分の場合、本を捨てたりするのが苦手なのでこの点はすごく重宝してます。
本の読み放題サービスのおすすめまとめ!小説サブスクリプションはこれだ!
という3つの利点で本の読み放題サービスへのモチベーションが高まってきた(であろう)ところで、本題に入って、本の読み放題サービスのおすすめを紹介していきます。
強者はいくつかのサービスを並列で契約するのが個人的にはおすすめかなと思っているのですが、それぞれの特徴を見た上でまずは一つ契約していきましょう!
ではそれぞれ見ていきます。
圧倒的蔵書数!KindleUnlimited
まずは圧倒的な蔵書数を誇るKindle Unmilitedです。Amazonの読み放題サービスで最も有名ですね。
料金は980円と比較的高めですが、Kindleの強みとしては蔵書数もさることながら、Amazonにしかない電子書籍限定本や日本語の10倍以上ある洋書などが読めるという点も大きいです。
あとはPCでも携帯でも読めますが、Kindle専用端末もかなりハイクオリティ・・!
自分もKindlePaperWhiteを購入してみたんですが、防水性能が高いので、お風呂場ではこいつの独壇場です。
(ほかの読み放題は基本専用端末が出てないのでスマホとかタブレットで読むことになる)
そんな感じの総合力においてバランスが最も良いサービスです。
ただ、悪い点で言うと
- 蔵書は多いもののイマイチ痒い所に手が届かないようなラインナップ
- 数も多いことからKindleUnlimited内でのオススメ本を探すのが大変
- ノウハウがないとけっこうダメ本を掴んでしまう
などがあります。
なので、既に本をわりと読む人で、読む本の一部を無料化できたらいいなーという人にはおすすめ。
まとめるとこんな感じ!
- 値段:980円/月
- 蔵書数:和書12万冊、洋書120万冊
- ジャンル:オールジャンル!(漫画、小説、ビジネス書など)
- その他制約:一度に借りられるのは10冊まで
蔵書数最強の読み放題サービス!
✔︎10冊まで借りれる
✔︎専用端末で水辺も可能
✔︎月額980円
KindleUnlimitedを決めた人用に本の選び方とかおすすめについてもまとめました!
ラノベ系に強い!KADOKAWA Book Walker
という乱読型の読書家が一つ選ぶならKindleUnlimitedというのが結論ではあるんですが、読書のタイプが偏っている場合はその限りではありません。
例えば、ラノベ系をよく読む人であれば、KADOKAWAの提供するBookWalkerの読み放題サービスなどもかなりおすすめです。
こちらでは、BookWalkerに無料登録した時点で無料の漫画などは読み放題になって、さらに月額780円の有料読み放題サービスに入ると、ほぼ全てのカドカワライトノベルが読み放題になるんです。
蔵書は1万冊ですが、そのうち半数以上がライトノベル作品であるというかなり偏った配置!アニメ化・ドラマ化の話題作も何巻も読めますし、B級なラノベに関しては全巻無料で読破とかができます。
読み放題になっている主な作品のまとめ↓
新刊本もかなりハイペースで読めるようになるので、ラノベ系がメインだわ!という人はこれがおすすめ。
まとめるとこんな感じ↓
- 値段:780円/月
- 蔵書数:10,000冊以上
- ジャンル:カドカワ文学全般!ラノベ系に強い
- その他:読み放題の手持ち数に上限なし
ラノベ系最強
✔︎小説系に強くラノベが特に豊富
✔︎シリーズ全巻読み放題あり
✔︎月額760円
雑誌系最強!dマガジン
続いては雑誌系に強いdマガジンです。
月額440円で400誌以上が読み放題となっています。
活字が好き!という人の中には、最新情報をくまなく読みきるために単行本では遅すぎる!と考える人もいると思います。
そうなってくるとより情報の早い雑誌で得ねば!と。
そんな人は雑誌が最も豊富なdマガジンがおすすめ。(これまで紹介したほかの読み放題は割と雑誌が弱いため)
雑誌系も楽天マガジンとか他にも色々あるんですが、比べてみたところ、雑誌だと段違いにdマガジンが圧倒的に強かったです。
- 値段:440円/月
- 蔵書数:全400誌、1,700冊以上
- ジャンル:総合週刊誌、ファッション、ライフスタイル、グルメ、料理、スポーツ、車、エンタメなど
- その他:ドコモ会員以外でもOK!
雑誌系最強
✔︎全400誌、1,700冊以上
✔︎月額440円
TanZakという集英社系のノベライズ特化アプリも登場
あと2022年になって見つけたのですが、集英社(ジャンプとかのとこ)から出ている「TanZak」というアプリもいい感じです。
これは「鬼滅の刃」、「ONE PIECE」などのコミックスのノベライズ化を集めたアプリで、番外編が無料で読めます。
無料だと1日3話くらい(40分で1コイン回復)なので、もっと読みたい人は、読み放題プランに入る必要あり!
かなりビッグネームが来ているのでおすすめ。
漫画のノベライズ系最強
✔︎ノベライズ特化
小説読み放題サービス比較レビュー!BOOKWALKERとKindleUnlimited、選ばれたのは角川でした。
ちなみに2019年の12月から2020年の3月ごろまで角川BOOK★WALKERとアマゾンのKindleUnlimitedを両方使っていたので、その使ったみた所感をレビューします。
レビュー項目↓
で、使って見た結果として、2020年4月からは角川BOOK★WALKERだけになります。
端末
まずは読める端末についてですが、Kindle端末はAmazonで購入した専用なので角川などで購入したものは基本読めないです。
(悪いことすると読めるようになるみたいですが、いい子はだめ、絶対!)
なので、BOOK★WALKERの本は主にスマホで、kindle本はスマホ+Kindle端末(PaperWhite)で読んでました。
端末の幅という意味だと(多分角川は電子書籍リーダーを出していないため)、Kindleに軍配ありです。
とはいえ、読み放題という観点で言うと、自分は移動中とか寝る前とかに使っていたのでスマホで読めればそれで十分。あんまり大きなメリットではなかったです。
でもお風呂で読みたい場合は、手持ちのスマホが防水性じゃないのでKindle端末を重宝しています。
本の探しやすさ
続いては本を読み始めるまでにかかるリードタイムです。
これは角川ブックウォーカーに軍配が上がります。
理由は、Amazonの読み放題対象本の探しにくさが異常に高いため。
別に読めるなら金に糸目はつけず、読み放題でもそうでなくても読んでやる!という人にとっては大きな違いではないですが、庶民派の自分はちょっと違いました。
この本は、読み放題なら読みたいけど、わざわざ買うのは今のタイミングではないな・・?みたいな区分けをするときもあり、そんなときAmazonのサイトはかなりわかりにくい。
一方の角川は主にアプリ上でポチポチやっていたんですが、これが「読み放題」と言うカテゴリーがちゃんとあってわかりやすいんです。
なので読みたい本を見つけ出す時間は角川の方が短くて済みメリットあり!
本のダウンロード
あと、本をダウンロードするステップに関しても角川の方がいい感じで、これは冊数制限がないため。
KindleUnlimitedは
同時に10冊まで借りられます。
という形式なので、11冊目以降を借りたい場合は一冊返さないといけないんです。
わざわざ返す方の画面に行って、返す本を選んで戻ってきてやっとダウンロードできる、みたいな感じ。
しかも端末が複数あると、この端末からではその本を返却することはできない、みたいに言われることもあり、イラッとなるときも多かったんです。
このもやっと感は角川BOOK★WALKERだとなくて、何冊でも借り放題。マイ本棚みたいなのもいくつかに分けられるので、分類しておいて後で読み返すのも楽々です。
読みやすさ
続いては本の読みやすさです。
本の読みやすさと言う点でいうと、Kindleは主にKindlePaperWhiteで読んでいたというのもあるんですが、角川の方が光的に読みやすい感じはありました。
また、ページを戻ったり付箋を入れたりする場合にも、線の引きやすさとかの直感性は角川の方が良かったです。
(Kindleは微妙に日本人に馴染みがない動きとかがあったりするため)
その他
その他のポイントとして、角川で地味に気に入っているのが、「今日何人の方がこの本をチェックしました」と出る点。
あとは角川の「丸読み10分」というサービスがめっちゃ強くて、これは何かというと、読み放題の対象じゃない本についても1日10分までは読んでいいよ!という形式。
読み放題関係ないんですが、これが強すぎて角川アプリに入り浸りしてました。
まとめ
まあそんな感じの理由で、どっちか残すなら角川かなーと思ってそっちを残しました。
Kindleに関しては、今後もLimited枠としてお風呂場で読みたい本とかを購入して読むためのポジションで活躍してもらう予定です。
P.S.2020/9〜またKindleUnlimitedも使い始めた!
本の読み放題で次のステップを目指そう!
という感じが本のサブスクリプションサービスのおすすめでした。
大体1ヶ月無料キャンペーンとかをやっていることも多いので、ぜひ契約してみてその真価を試してみてください。
最後に比較表を載せておきます!
サービス名 | 値段 | 蔵書 | 特徴 |
KindleUnlimited | 980円/月 | 和書12万冊、洋書120万冊 | 全体的に多い! |
電子書籍ストアBOOK☆WALKER (おすすめ↑) |
780円/月 | 10,000冊以上 | ラノベに強い! |
dマガジン | 440円/月 | 全400誌、1,700冊 | 雑誌系最強! |
という感じ。ぜひ一度トライして見てください。ではまた。良い読書ライフを!
蔵書数最強の読み放題サービス!
✔︎10冊まで借りれる
✔︎専用端末で水辺も可能
✔︎月額980円
ラノベ系最強
✔︎小説系に強くラノベが特に豊富
✔︎シリーズ全巻読み放題あり
✔︎月額760円
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。