ちょっと雨も止んだので、本屋へGO!
そしたら岡崎かつひろさんの新刊「なぜあの人はお金にも時間にも余裕があるのか?」が出ていたので、何となく購入しました。
今日はこの本のレビューをしていきます。
目次
岡崎かつひろ「なぜあの人はお金にも時間にも余裕があるのか?」の内容
まずは「なぜあの人はお金にも時間にも余裕があるのか?」の内容をざっくり紹介します。
本書の内容は、起業によりお金と時間も両方を得たという著者が、サラリーマンではなかなか得られない経済的、時間的自由人になるために重要な考え方をまとめていくという本です。
メッセージはシンプルで、お金と時間を両方得るためには、両方を得るための考え方と行動をせよ!というもの。
具体的にいうと、メンタルブロックを外して副業を開始し、仕組みに投資してストック収入を得ようという内容です。
『金持ち父さん貧乏父さん』で語られる4つのクアドラントにも言及していて、サラリーマンとしての働き方(Eクワドラント)を抜け出し、実業家としてのBクアドラントへ移行する働き方改革を解いていきます。
パラパラみた感じは著者の別著作である「今すぐやめなさいシリーズ」と似たテイストで、そこまで目新しい感じではないけれども、ちょっと基本を復習したい人にはオススメ。
レビュー「なぜあの人はお金にも時間にも余裕があるのか?」
では続いては本書を読んで学んだ内容をいくつか紹介していきます。
副業のルール!就業規則は就業時間外を規定できない
まず一つ目は副業についての原則について。
大副業時代と言われる現代ですが、会社によって副業規定はまちまちかと思います。
中には副業禁止の会社もあります。
ただ、本書での著者の見解では、原則として会社は就業時間外の社員の副業を禁止できないという。
実際、「雇用契約について定めている民法や労働基準法、労働契約法には、個人が複数の雇用契約を結ぶことを禁止するような記述はない」そうです。
なので、企業は副業禁止を理由に社員を解雇すると逆に賠償を求められる可能性もあるといいます。
ただし、副業が本業と競合している時は別で、本業で仕入れた情報を副業に活かしたりすると、アウトになる可能性が高いとのこと。
別分野で力を発揮しよう!
サラリーマンと個人事業主の税金の違いの話
本書では、サラリーマンと個人事業主の場合の税金の払い方の違いについて、実際の数値を用いて概算を出してくれているのが面白いです。
本書によると、同じ収入500万円の二人(一人はサラリーマン、もう一人は個人事業主)がいた場合、その税金は50万円ほど違うと説明されています。
結果としては個人事業主の方が税金が安くて、その理由としては、経費を先に落とせるため。
つまり会社員は500万円×30%を税金として払った後に、その引いた350万円から経費を払いますが、個人事業主の場合は、経費を先に引いた後、その差し引いた額に30%の税金がかかる。
要は順番の違いの話ですが、これにより払うべき税金額はけっこう変わってきて、個人事業主が有利!
https://nico-read.jp/post-1256/
会社員のメリットとオンラインサロンの話が新しい
あと面白かったのは会社員のメリットについても言及されていた点。
これまでの著作では、会社員を辞めていこう!というメッセージが強かったのですが、本書では会社員でいるメリットについても書かれています。
あとホリエモンとかキングコング西野さんによる成功例を取り入れて、SNSとオンラインサロンなどのコミュニティで発信せよというメッセージが増えています。
で、会社員のメリットについてですが、そのメリットというのが以下の3つだといいます。
・信用がある
・リスクなしで経験が積める
・最低限の生活を保障した上でダブルワークできる
要は守備表示のままチャレンジができるのが魅力とのことで、時代が副業解禁になったことで、えいや!で脱サラして起業するよりも、会社員のまま副業していくメリットが増したのかもしれないな、と思いました。
これまではグアー!と一気にやる人が起業して成功するイメージでしたが、これからはサラリーマンをしつつ、副業をコツコツやる人とかも成功できそう!
終わりに
ここまで簡単に「なぜあの人はお金にも時間にも余裕があるのか?」について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
お金と時間を同時に得る方法について、比較的論理的に説明された本です。
両方欲しいわ!という人は是非読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。