『深山の桜』から始まる神家正成さんの小説「植木シリーズ」の読む順番をまとめていきます。
よろしくお願いいたします。
神家正成「植木シリーズ」は『深山の桜』から始まる
まずは、神家正成「植木シリーズ」の概要について紹介していきます。
神家正成さんの「植木シリーズ」は『深山の桜』から始まる一連の小説シリーズです。
ストーリーとしては東アフリカのスーダンで国際連合平和維持活動(PKO)に従事する自衛隊の物語。
施設内で盗難が相次いで発生し、定年間近の自衛官・亀尾准陸尉と杉村陸士長が捜査に乗り出しますが、難航します。そこに日本から派遣されてきたオネエの切れ者・植木一等陸尉も加わり、本格的な捜査を開始すると…
という流れ。
序盤で自衛官について詳しくなり、中盤から一気にミステリーに引き込まれるという人粒で二度おいしい作品です。
作者の神家正成さんは前職が自衛隊で、その内情についてかなり詳細に記されているのが特徴!逆に詳しすぎて前半でダウンしてしまう人もいるのが難点。
ミリタリー好きな人にはオススメ。
神家正成「植木シリーズ」の読む順番
では、続いて神家正成「植木シリーズ」の読む順番をまとめていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
1.深山の桜
2.七四(ナナヨン)
3.桜と日章
それぞれのあらすじを紹介してきます。
1.深山の桜
まずはシリーズ第1巻の『深山の桜』です。
この作品はスーダンでPKOに従事する自衛隊を描きます。駐屯地で発生する奇妙な窃盗事件を、亀尾准陸尉と杉村陸士長、そして主人公の植木一等陸尉らが捜査します。
2.七四(ナナヨン)
続いてはシリーズ第2巻の『七四(ナナヨン)』です。
この作品では、完全密室の七四式戦車(ナナヨン)内で、死体が見つかったという事件をテーマに中央警務隊の甲斐三等らが調査を進めていきます。第1巻の主人公の植木も上司として登場。
3.桜と日章
続いてはシリーズ第3巻の『桜と日章 』です。
元自衛官と思われる男によって、千葉県警の警備部長が誘拐され「公安警察のマル自(自衛隊監視班)捜査官の全リストを警察庁のウェブサイトで公開しろ」という要求が届くという事件が発生。
自衛隊から出向中の柏警察所・副署長の植木は事件から締め出されるが、補佐の女性警察官とともに独自で調査を行い…
というストーリーです。
終わりに
ここまで神家正成さんの「植木シリーズ」について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
自衛隊描写がかなり詳しいので、ミリタリー好きな人にはオススメの作品です。
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。