吉田恭教さんの小説『変若水・向井俊介シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
吉田恭教『変若水・向井俊介シリーズ』とは
まずは吉田恭教『変若水・向井俊介シリーズ』の概要を紹介していきます。
『変若水・向井俊介シリーズ』は、『変若水』から始まる一連の小説シリーズです。
「島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作」を受賞した作品でもあります。
ストーリーとしては、やる気のない厚生労働省勤務の職員・向井俊介を主人公としたミステリー小説で、業務でかかわった事件をきっかけに、その背後にある壮大な事件をも担当することになる!という流れです。
吉田恭教『変若水・向井俊介シリーズ』の読む順番まとめ
続いて吉田恭教『変若水・向井俊介シリーズ』の読む順番をまとめていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
1.変若水
2.ネメシスの契約
3.堕天使の秤(はかり)
それぞれ簡単にあらすじを紹介していきます。
1.変若水
まずはシリーズ第1巻の『変若水』です。
この作品では、厚生労働省職員の向井が、幼馴染の女医が変死したことをきっかけに、昔ながらの風習が残る山奥の村を調査します。
村で絶大な権力を誇る岩倉一族、一族以外誰も見てはならない怪しげな祭などクローズドな魅力が多彩な作品。
2.ネメシスの契約
続いてはシリーズ第2巻の『ネメシスの契約』です。
こちらでも同じく主人公・向井が事件にかかわっていきます。
医療ミス疑惑調査の最中に疑問を感じた向井が、その背後に隠れた事件を発見し…
というストーリー。
ピラニアより危険な魚カンデイルについても知ることができます。
3.堕天使の秤(はかり)
続いてはシリーズ第3巻の『堕天使の秤(はかり)』です。
交通事故を起こした偽装ナンバーのSUV車の搭乗者を調べると、睡眠薬で眠らされた2人が乗せられていたことが分かり、拉致事件も視野にいれて調査がスタートします。
一方主人公の向井は年金搾取の事件を調査しているが、この2つの事件がリンクし始めて…
というストーリー。
終わりに
ここまで吉田恭教『変若水・向井俊介シリーズ』の読む順番をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
同じ著者の別シリーズである『槙野・東條シリーズ』と比べると、より硬派な作品なのかなと思います。
読みごたえを求める人にオススメです。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。