小湊 悠貴さんのハートフル飯テロ小説「ゆきうさぎのお品書き」の読む順番をまとめていきます。
とある事情により食を失っていた大学生・碧(あおい)がたまたま入った小料理屋「ゆきうさぎ」の料理で食欲を取り戻し、そのままアルバイトとして働くというストーリー。
では、そんな『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』のまずはあらすじを簡単に見ていきましょう!
P.S.2020年6月に新刊「ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き」が発売予定!!
目次
小湊悠貴『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』とは
『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』とは、小湊悠貴さんによる小説シリーズです。
ストーリーとしては、心に傷を負い極端に食が細くなっていた主人公の大学生・碧(あおい)が、小料理屋「ゆきうさぎ」店主・雪村さんの料理をきっかけにして再び食を取り戻し、ゆきうさぎでのアルバイトを開始。そこで起こる様々な客やトラブルを乗り越えつつ成長していくという物語です。
タイトルやカバーを見ると一見飯テロ小説のような感じもしますが、実は本シリーズ(特に1巻とか)では、料理の描写は意外とあっさりしていて、料理を通しての登場人物の成長などに重きを置いた作品かなと思います。なので深夜に読んでも急に何か食べたくてたまらなくなったりはそんなにしないで寝られます(笑)
構成は主に短編数が連なっていく感じでさらっと読めるのも魅力です。
小湊悠貴『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』の読む順番!完結しました!
では、続いて小湊悠貴『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』の読む順番について紹介していきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
では、それぞれの巻のあらすじを簡単に紹介していきます。※短編集なので代表的な一つを取り上げています。
1.6時20分の肉じゃが
シリーズ第1巻の『ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが』はシリーズ導入編。
とある事情により色が細くなっていた大学生の碧が、たまたまやってきた小料理屋「ゆきうさぎ」を食べて健康を回復し、同店でアルバイトを始めていくというストーリーとなっています。
ハートフルでおいしそうというシリーズ全体の雰囲気がわかる第1巻です!
2.8月花火と氷いちご
シリーズ第2巻『ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご』では、店主の雪村大樹が豚の角煮を研究。この料理は先代から唯一レシピを教えてもらっていない料理だというが、その理由とは…?
というストーリーです。
3.熱々おでんと雪見酒
シリーズ第3巻の『ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒』では、ゆきうさぎ店主・大樹の弟の奥さんが登場。彼女はわざわざ店を訪ねてきたその理由を話そうとはしないが…
というストーリーです。キャラが増えてきて世界観に深みが出てきます。
4.親子のための鯛茶漬け
シリーズ第4巻の『ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け』では、碧の友人の大学生・玲沙がゆきうさぎを訪れます。母の再婚相手とうまくいかないという悩みを持つ玲沙に対し、店主の大樹が出した料理とは…?
というストーリー。
5.祝い膳には天ぷらを
シリーズ第5巻の『ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを』では、ゆきうさぎの人手不足により新たなパートを雇います。応募してきたのは夫と別居中だという訳あり主婦で…
というストーリー。そのほか親子丼、グラタン、ビーフシチューなどアツアツ系料理が満載の巻です。
6.あじさい揚げと金平糖
シリーズ第6巻の『ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖』では、疎遠となっていた大樹の母方の叔父が登場。彼は遺産相続の権利を主張しだし…
というストーリー。ゆきうさぎ売却の危機が迫る第6巻です。
7.母と娘のちらし寿司
シリーズ第7巻の『ゆきうさぎのお品書き 母と娘のちらし寿司』では、体調不良によって教員試験を受けられなかった碧と、それを励まそうと画策する大樹の物語が語られます。
恋愛に就活にと変化が目まぐるしい第7巻。
8.白雪姫の焼きりんご
続いては第8巻です。
体調不良によって教員試験を受けられなかった碧は就活を始め、私立の女子高から内定をもらう!
そしてゆきうさぎのアルバイトに戻り卒業までの平和な日々を送っていると、大樹の祖母・葉月が訪ねてくることになり…
9.風花舞う日にみぞれ鍋
続いては2020年1月17日発売予定の第9巻「ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋」です。
時期は年末年始、「ゆきうさぎ」の常連たちに変化が起こる…!
帰国した娘夫婦と温泉旅行を楽しむ彰三、息子からの思いがけない贈り物に舌鼓を打つ八尾谷夫妻、愛娘に彼氏らしき男の存在を感じ、ため息をつく花嶋などなど…。
さらに都築は想いを寄せていた碧に自分の気持ちを伝え・・・!
10.あらたな季節の店開き
続いては第10巻の「ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き」です。
碧の卒業に伴い「ゆきうさぎ」の最終出勤日に・・・。そこに常連客が続々と訪れ・・・というストーリー。
「そして3年後。碧と大樹は満開の桜の下で、お花見弁当をひろげていた」という一気に時間軸も未来へと移動します。
・・・「大団円の第10巻」と書かれていたので多分完結です!!
➔完結でした!
漫画化コミックス版!『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』の読む順番
ふんわりジャンプにて連載し、ヤングジャンプコミックスよりコミカライズされています。
タイトルは『ゆきうさぎのお品書き』でこちらは連番で続いていきます。
第1巻↓
漫画はマーガレットコミックスの電子書籍版が売り出された模様!
第2巻↓
第3巻↓
第4巻↓
第5巻↓
第6巻↓
終わりに!食欲がないときは、食テロ小説『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』をぜひ読もう!
ここまで小湊悠貴さんの『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
ハートフルで心も体も暖まり、食欲も促進される小説なので、ちょっと食欲ないかも…というときにオススメです。
機会があればぜひ読んでみてください!
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。