2019年にドラマが放送された誉田哲也さんの小説『姫川玲子シリーズ』の読む順番と各巻のあらすじ、ドラマ化情報などについてまとめていきます。
死体から犯人の行動の特性を見抜く能力を持つ女性刑事・姫川玲子と個性豊かなチームメンバーが事件を解決していくストーリーです。
2019年にドラマ化もされて、さらに人気爆発中の作品ですね。
\最新情報/
2023/10 最新刊『マリスアングル』発売予定!!
2021年2月22日番外編の最新刊「オムニバス 警部補 姫川玲子」発売!
・・・ガンテツさん出ます!
2020年11月「ノーマンズランド」が文庫化
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では始めていきます。
目次
姫川玲子シリーズとは?全体のあらすじについて
『姫川玲子シリーズ』は、第1作『ストロベリーナイト』より始まる誉田哲也による警察小説シリーズです。
女性警部補の主人公・姫川玲子が、個性あふれる刑事たちとぶつかり協力しながら捜査を進めて事件を解決していくというストーリー。
主人公は、プロファイリングの達人で、死体から犯人の行動の特性を見抜く能力があり、他の刑事たちにはできないような行動力を発揮していきます。
そして主人公の玲子の周りには、イヌが苦手な巡査部長の菊田、ベテランの石倉などシリーズを追うごとにキャラが立ってくる仲間がいるのも魅力です。
『ストロベリーナイト』のタイトルでドラマ化・映画化もなされている作品となっています。※2019/4から新たに『ストロベリーナイト・サーガ』としてリメイクドラマ化もなされています。
では、続いてこの姫川玲子シリーズの読む順番を見ていきましょう。
姫川玲子シリーズ原作の読む順番
姫川玲子シリーズの読む順番について紹介していきます。
『姫川玲子シリーズ』としては、本編8巻と番外編(スピンオフ)3巻で計11巻が刊行中。
順番は以下の通りです。※テキストリンクはあらすじ部分に飛びます
ではそれぞれのあらすじを紹介していきます。
1. ストロベリーナイト
シリーズ第1巻の『ストロベリーナイト』では、ビニールシートに包まれた死体が発見された事件を調査していきます。
主人公の姫川玲子は、プロファイリングの天才で、この事件が単独殺人では終わらないことを見抜き…
というストーリーです。調査の途中で出てくる謎のワード「ストロベリーナイト」の意味とは…?
2.ソウルケイジ
シリーズ第2巻の『ソウルケイジ』では、多摩川土手に放置された車両から発見された血塗られた左手首が発見されたところから物語がスタートします。
ほどなくして、近くの工務店が血まみれになっておりこの店の店主が左手首の主であることが分かるも、遺体は見つからず…
主人公らが死体なき殺人事件の調査を勧めます。
3.シンメトリー
シリーズ第3巻の『シンメトリー』は、7つの物語を収録したシリーズ初の短編集。
表題作では、飲酒運転の車の踏切侵入により発声した列車事故をテーマに、元駅員が復讐を企てます。
当時ちょうど「JR福知山線脱線事故」が発生したころであったこともあり、非常に考えさせられるテーマでした。
4. インビジブルレイン
シリーズ第4巻の『インビジブルレイン』では、暴力団同士の抗争によるとみられる殺人事件を調査します。
しかし上層部からは「犯人として捜査線上に柳井という名前が浮かんできても決して追及してはならない」という指令が…!
警察組織の圧力と正義の間で揺れ動く主人公らの選択とは…?
5.感染遊戯
シリーズ第5巻の『観戦遊戯』は、4つの事件が収録された短編集(短編3つと中編1つ)。
ただ、最後の話で実はすべてがつながっており、どう収集をつけるのかが見どころ。
ガンテツさんがメインの巻です。
6.ブルーマーダー
シリーズ第6巻の『ブルーマーダー』では、池袋で発生した暴力団組長の殺人事件を調査します。
さらに第2第3の殺人事件も発生…!
この調査を進める中で、とある裏社会の大物に行きつくが…
というストーリーです。
7.インデックス
シリーズ第7巻の『インデックス』は、全8編の短編集です。
ただ、前作から微妙にリンクしているものもあったりもするので、『ブルーマーダー』を読んでから読むのがオススメ。
8. ノーマンズランド
シリーズ第8巻の『ノーマンズランド』では、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件を調査します。
すでに別の所轄が有力容疑者を逮捕したとのことだが、不自然な点もあって…
というストーリー。
文庫↓
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単行本↓
番外編:硝子の太陽-ルージュ
姫川玲子×〈ジウ〉サーガという誉田哲也2大シリーズのコラボ作品。
わりとテイストが違うので「混ぜるな危険!」であるという説もあり、物議を醸しています。
Rouge(R)が姫川玲子サイド、Noir(N)がジウサーガサイドです。
◆参考記事
視点が違うのでどっちから読んでもよいですが、最初に書かれたのはNサイドです。
文庫で改題されているので、
- 『硝子の太陽R-ルージュ』と『ルージュ: 硝子の太陽 (光文社文庫)』、
- 『硝子の太陽N – ノワール』と『ノワール-硝子の太陽 (中公文庫)』
の2作品は同一作となります。
2巻まで刊行中!
番外編3「オムニバス 警部補 姫川玲子」
さらに2021年2月22日に最新短編集が登場です。
番外編3「オムニバス 警部補 姫川玲子」では、姫川班の刑事に加え、玲子と因縁のある東京地検の武見も登場し、いくつかのサイドストーリーが語られます。
登場人物がこっそり描かれていますね!
・Reiko Himekawa
・Kazuo Kikuta
・Toshimi Hino
・Shinya Nakamatsu
・Koichi Obata
・Hiromitsu toka
・Mamoru Kusaka
&
・Kensaku Katsumata
9.マリスアングル(2023/10予定)
2023年10月に新刊が出ます。タイトルは「マリスアングル」。
詳細は出たら追記していきます。
こちらはジャーロで連載していました。
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リーフレットによると、著者の別シリーズの主人公・魚住久江をチームに加えたそう!
姫川玲子シリーズのドラマ版『ストロベリーナイト』の観る順番(竹内結子主演Ver)
姫川玲子シリーズは、『ストロベリーナイト』のタイトルでドラマ化もなされています。
キャストは、姫川 玲子役に竹内結子さん、菊田 和男役に西島秀俊さんらを起用。
現在映像化された原作としては、『ストロベリーナイト』、『ソウルケイジ』、『シンメトリー』、『感染遊戯』、『インビジブル』となっており、そのうち『インビジブル』は映画化がなされました!
またドラマオリジナルな話として単行本未収録作の『ストロベリーミッドナイト』、『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン』の中の「アンダーカヴァー」などもあるのでシリーズファンはチェックしていきましょう。
ドラマ版の観る順番は以下の通り。
- 1.「ストロベリーナイト」(『ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』を原作にした連続ドラマ)
- 2.映画版『ストロベリーナイト』(『インビジブルレイン』を原作)
- 3.「ストロベリーミッドナイト」(1話10分でコミカルな内容)
- 4.「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」(映画版の後日談を描いた内容)
新ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』情報(二階堂ふみ主演)
そして今までの竹内結子さん主演のドラマとは別に、2019年4月より新たに新ドラマ化したのが『ストロベリーナイト・サーガ』です。
ストーリーとしては、原作第1巻の『ストロベリーナイト』をもとにオリジナルエピソードなどを加えた作品とのことで、これまでのドラマとは別のリメイク作品となります。
キャストも変更されていて、主なキャストは以下の通り。
- 姫川玲子役(主演)・・・二階堂ふみ
- 菊田和男役・・・亀梨和也
- 葉山則之・・・葉山奨之
- 石倉保・・・宍戸 開
- 湯田康平・・・中林大樹
- 大塚真二・・・重岡大毅
- 井岡博満・・・今野浩喜
個人的には葉山さんが葉山役なのは面白いなと思いました。
ちなみに『ストロベリーナイト・サーガ』の見逃し配信はFOD PREMIUMだそうです。
姫川玲子グッズを紹介したサイトも!エルメスとか
ちなみに姫川玲子シリーズは、主人公である姫川玲子の所持するアイテムがバブリーでブランド物が多彩であるという点も魅力の一つ。
それを専門にまとめたサイトもあって、中でも以下のサイトが最も詳しいです。
姫川玲子ファッションを目指したい人はぜひどうぞ!
終わりに
ここまで姫川玲子シリーズの読む順番とあらすじをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
姫川玲子シリーズはドラマ化、漫画化などもされている人気作で、今後もさらに新刊が出ていきます。
まだ読んでいないという人は今のうちに追いついておきましょう!
あと姫川玲子シリーズ以外の誉田 哲也さんの作品についても以下でまとめたのでよければ読んでみてください!
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。